1. 十分なスペースを
それぞれの猫が不自由なく活動できる十分なスペースを、確保してあげましょう。そんなこといっても、ウチそこまで広くない…。という飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
でも、大丈夫!猫は平面だけでなく、上下にも活動します。ですからキャットタワーなどを使って、上下にもスペースを広げてあげれば良いのです。そうすれば猫たちの中で自然に、住み分けができていくでしょう。
2. トイレは頭数+1
トイレは猫にとって結構重要です。キレイ好きが多いので、他の猫が用を足した後は使いたがらない場合も。基本的に頭数にプラス1した数を、置いておきましょう。
トイレに満足いっていないと、粗相したり我慢して病気になったりの原因となってしまいます。できり限り清潔に保つようにしてあげてください。トイレ砂の形状や設置場所なども、気をつける必要があります。猫が好む砂にするのはもちろん、静かで落ち着ける場所に、置いてあげましょう。
3. 平等に接する
猫たちには平等に接するようにしましょう。個性豊かでそれぞれ力の強さが異なります。ついつい力の弱い猫をひいきしてしまいがちになってしまうかもしれませんが、それでは力の強い猫がストレスを溜めてしまうでしょう。注意してあげてください。
特に新入り猫が来た場合、どうしてもそちらにかかりきりになってしまうことがあります。そうなると先住猫がストレスを感じてしまいます。新入りが来た場合は先住猫を優先してあげてください。でも愛情は平等に!
4. 落ち着いて食事できるように
食事中は、安心したいのが猫の気持ち。強い猫がそばで見張っていると緊張して食べられません。それぞれが落ち着いて食べられるように配慮してあげてください。
部屋を分けるなどすると、安心できるでしょう。ほっとできないと食べないことがありますので、猫にとって良くありません。多頭飼いだと分かりにくいことがあるかもしれませんが、それぞれがきちんと安心して食べられているか、気を配ってあげましょう。
5. 全猫が遊べるよう
猫は遊び好きが多いです。エネルギーの発散やストレス解消、運動不足予防などになりますので、ぜひたくさん遊んであげてください。
飼い主さんと遊べるのを楽しみにしている猫もいるでしょう。ただ多頭飼いだとどうしても、何頭かは我慢させてしまうかもしれません。それぞれ時間をずらして遊ぶなどして、全部の猫と遊ぶようにしましょう。1人遊びができるおもちゃを用意してあげるのもGoodです。
まとめ
今日のねこちゃんより:ブラン♀ / 3歳 / 雑種(ミックス) / 4.9kg
気の合う猫同士なら多頭飼いは楽しいのですが、中にはソリが合わないことも。飼い主さんが焦らず対応していくことで、仲良しになっていってくれるでしょう。全猫が快適に過ごせるよう、できる限りのことをしていきましょう!