1. ブラシで毛のもつれを取り除く
シャンプー前の準備で欠かしてはならないのは、ブラッシングを行い毛の流れを整えておくことです。人間もシャンプー前には髪の毛を整えますよね!シャンプーで洗う間や乾かしている時に毛がもつれて手に絡まると、効率良く洗ったり乾かせません。長く時間がかかればかかるほど猫には負担になり、嫌がったり暴れてしまいます。短い時間で乾かすために、事前のブラッシングを忘れないようにしてくださいね。
2. 飼い主は両手を使えるように
二人掛かりで乾かす、もしくは立てることのできるドライヤーや設置できるスタンドにドライヤーを入れて両手を使えるようにしておきましょう。
濡れている猫の毛を自然乾燥して放置することはよくありません。毛玉が出来てしったり、風邪を引いてしまうなどシャンプーをする効果がなくなります。毛玉ができると皮膚炎を引き起こす事もあるのでドライヤーを使用してすぐに猫を乾かしてあげましょう。そのためには片手にドライヤーを持って作業するのは大変です。
3. タオルドライをきっちりと!
濡れている猫を乾かすためのドライヤー時間を短くするためには、タオルドライをする必要があります。高級感のある毛足の長いタオルは案外水気を吸わないので、使い古したタオルやマイクロファイバーで出来ているタオルを使用してくださいね。
タオルの敷いてあるところへ濡れた猫を置き、その上から猫全体を包み込む事ができる大きさのタオルで水気を取ります。痛く無いようにササッと拭くことと嫌がるお尻やお腹の水気をしっかりと、とっておく事が大切です。細かい部分はキッチンペーパーで拭き取ってあげましょう。
4. ドライヤーの温度を調節!
ドライヤーは同じところにずっと当てていると、火傷をすることもあります。猫への距離と温度設定に気を付けないといけません。短時間で乾かすには高温で遠い距離から手早く、時間がかかっても大丈夫な場合は低温で近くで使用すると良いでしょう。
5. 愛猫の苦手な場所は最後に!
お尻が嫌な猫、お腹が嫌な猫など猫によって苦手な場所が違います。触れられるのを嫌がる箇所は最後にドライヤーで乾かすのがポイントです。そして苦手と分かっている箇所は、タオルドライを入念に行っておきましょう。
6. 仕上げはブラッシング!
綺麗に乾かした猫をそのまま放置してはいけません。最後にブラッシングで毛の流れを整えておきましょう。スリッカーブラシをおすすめする方も多いですが、普段使用しない時はいつも使っている猫の嫌がらないブラシが良いでしょう。無駄な抜け毛も除く事ができますので、猫の健康にも良い効果があります。
ドライヤーを出来ない猫には?
冬場ならファンヒーターの前、こたつの中など乾かせる場所があります。ただし脱水症状を起こす危険もありますので注意してくださいね。布団乾燥機も音が小さく使い勝手がよいそうです。
ドライヤー付きのペットハウスもあり低温で設定されているのでシャンプーの回数の多い猫には安心かもしれません。なお乾かす必要のないドライシャンプーもあります。
まとめ
今日のねこちゃんより:キビちゃん / ♀ / エキゾチックロングヘア / 1.5kg
お風呂上がりの猫を早く乾かすコツ6つについてお伝え致しました。たいていの猫ちゃんはシャンプーやドライヤーを嫌がりますが、やはり個性があり好きな猫達もいるようです。
時には猫の嫌がる事をしなければならない飼い主の立場、辛いですが頑張らないといけませんね!