猫の避妊手術に必要な費用の相場と助成金について

猫の避妊手術に必要な費用の相場と助成金について

猫の避妊手術にかかる費用は、動物病院によっても異なりますが、だいたいの相場は決まっています。望まない妊娠を防ぐためにも猫の避妊手術を行うことは非常に大切です。ここでは猫の避妊手術や費用について詳しくご紹介します。猫の避妊手術にはどのくらいの費用がかかるのか、猫の避妊手術の費用を抑える助成金(補助金)制度や、助成してくれる事業の存在、なども詳しくお教えしますので参考にしてください。

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫の避妊手術とその費用について

ケージに入っている猫

猫の避妊手術の費用は動物病院にもよりますが2万円から3万円ほどが相場です。2~3万円と金額に差がある理由としては、協定による規定価格が無いためです。この値段を高いと思うか安いと思うかは、飼い主さん次第ではありますが、決して高い出費ではないと感じます。
猫の避妊手術には費用は掛かりますが、生後6か月を過ぎれば手術可能ですので早めに手術を行うほうがよいとされています。

猫の避妊手術の費用が動物病院ごとで違う理由

手術される猫

猫の避妊手術の費用は動物病院によっても違いがあります。
避妊手術前に行われる検査、病院への入院が必要なのか、日帰りでも大丈夫なのか、など猫の健康状態や獣医の判断により、避妊手術の費用はプラスαとなる場合があります。猫の避妊手術の費用は安ければ安いほど良いと考えるのは当然かもしれませんが、信用のおける病院にお願いすることが最も重要です。猫の健康のためを想うよう行動をしましょう。

メス猫の避妊手術はオス猫の去勢手術よりも費用が高い

メス猫の避妊手術は、オス猫の去勢手術と比べると大きな手術となります。全身麻酔をかけ、開腹をして子宮と卵巣の摘出手術が行われます。その分、猫の避妊手術の費用は去勢手術に比べて高いのです。また、病院の処置の内容からも猫の避妊手術の費用だけで済むわけではありません。

かかる費用を電話で確認しよう

猫の避妊手術を行う費用を電話で教えてくれる動物病院も多いので、まずはかかりつけの動物病院などに掛けあってみるのがいいと思います。また、避妊手術が終わってからかかった費用を支払う場合がほとんどですので、かかる分のお金にはしっかりと準備しておきましょう。

猫の避妊手術の費用を抑える「助成金制度」

お手をする猫

お住まいの地域の自治体によっては、猫の避妊手術の費用を負担してくれる「助成金制度」を設けている場合があります。自治体によって猫の避妊手術の費用をいくら負担してくれるのか、どんな猫が対象なのかなども異なるため、事前に確認しておきましょう。

例えば、飼い猫に限る場合や飼い主がいない猫を対象にしている場合、猫を飼っていることを自治体に登録している場合など限定して助成制度が組まれています。猫の避妊手術における助成金の多くは、手術費用の20%ほどを負担してくれます。助成金が多いところでは1万円負担してくれる自治体もあります。

この助成金を利用するに当たり、条件として「1世帯に付き何頭まで」という制限が付けられていることや、市税など納税証明書が必要な自治体もあり、その場合は税金の滞納者などは対象外となっています。

猫の手術後に費用を負担してくれる事業もある

自治体の他にも、猫の避妊手術の費用を助成してくれる団体があります。
「日本動物愛護協会」では、飼い主のいない猫限定で避妊手術や去勢手術の費用を一部負担してくれる事業を行っています。ただし、ここでは年間何頭までと制限があるので、いつでも必ず助成金を出してもらえるという訳ではありませんので注意が必要です。

日本中の飼い主がいない猫が対象で、手術をした後に申請し助成金を受けるシステムです。申請する際は手術証明書や領収書などの細かい書類と、耳カットを行っている写真も必要です。興味のある方は、ホームページから助成事業が行われているかどうかを最初に確認してみましょう。

猫の避妊手術は病気の予防につながる

女性獣医師と猫

冒頭で記述したように、猫の避妊手術の費用は2万円から3万円ほどかかるのが相場なので、そんなにかかるのなら家の中から出さなければいい話だし、発情による問題行動も我慢すればいいと考える飼い主さんもいらっしゃいます。しかし、猫の避妊手術をすることでメス猫がかかりやすい病気を予防することもできるのです。

猫の避妊手術をすると、「子宮内膜炎」「子宮蓄膿(ちくのう)症」「卵胞脳腫」などの病気を予防することができます。また、これもメス猫が罹かかりやすいと言われている乳腺腫瘍を予防する効果もあるのです。

猫の場合、乳腺腫瘍を発症すると高確率で悪性となってしまいます。乳腺腫瘍は、初回の発情がくる前に避妊手術をすることで高確率で防ぐことができますが、1歳を超えてからの手術では予防できる確率はかなり下がってしまいます。

猫の避妊手術をしない理由は費用が高いから?

確かに猫の避妊手術は、命に関わる病気の手術ではないので「費用が高い」と感じるかもしれません。しかし、避妊手術をしなかったことで病気にかかり治療を始めるとなると猫の避妊手術で掛かる費用どころでは済みません。猫を健康で長生きさせてあげるためにも、避妊手術はしておいた方が良いのです。

多くの飼い猫は去勢や避妊の手術をしますが、その費用のせいか行わないこともあるようです。猫に避妊手術を受けさせずに妊娠させてしまい、産まれてきた子猫を捨ててしまうケースが後を絶ちません。野良猫となった猫たちは保護されたあと、引き取り手がない場合は殺処分となります。安楽死を行っているとよく言われていますが、殺されることには変わりがなく、間違いなく無責任な人間のせいで殺されてしまっています。

そんなことが起こらないように飼い主はオス猫には去勢手術、メス猫には避妊手術を受けさせる必要があります。避妊手術には望まない妊娠をさせないこと以外にも、猫の避妊手術を行うことにより、発情期による行動を抑えることもできます。

猫を避妊するなら生まれて初めての発情期が来る前に手術してしまうことが肝腎です。メス猫の場合避妊手術を行うと発情行動は起こりません。

猫に避妊手術を行うことは、乳腺腫瘍の予防にもなります。初回の発情が来る前に行うほうが発生率がかなり低く抑えられます。

まとめ

女の子と猫

猫の避妊手術の費用は2万円から3万円くらいが相場です。猫の避妊手術をする際は費用をいくらか負担してくれる制度を設けているところがあるので、問合せをしてみることも、おすすめします。猫の避妊手術は去勢手術と比べても高いのですが、猫のためにも早めに行ってあげてください。

50代以上 女性 夢

ひろい猫をして3ヶ月たちましたが、発情期がきて避妊手術しょうと思い病院に電話して手術代聞いたらビックしました。周辺の人に聞こえないかと毎日びくびくしてます。3万円が痛いです。
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