猫に条件の良いトイレの場所
猫のトイレは、置き場所を間違えると大変なことになりかねません。猫がデリケートな動物であることを忘れてはいけません。猫に快適で、条件の良いトイレの場所をあげてみましょう。
1 静かな場所
猫に良いトイレの場所は、静かな場所です。人があまり通らない場所に設置してあげると良いです。
玄関の近くや人通りの多い場所は、物音に反応して怖がったり、最中にトイレから飛び出てしまったりする危険性があります。猫は静かで落ち着く場所を良い条件とします。
2 風通しの良い場所
猫に良いトイレの場所は、風通しの良い場所です。猫の排泄物の匂いがこもらない場所に設置してください。窓のそばや、湿気の少ない場所が好ましいと思います。
どうしても置き場所が見当たらない人は、近くに空気清浄機を設置して匂いを取り除けるようにしましょう。
トイレを掃除しても猫がトイレをしないときは、匂いが残っているからかも知れません。猫が快適なトイレができるように匂いに注意してあげましょう。
3 飼い主の目の届く場所
猫のトイレは、人目の少ない場所が良いのですが、猫のトイレ状況が確認できる場所が良いのです。
特に多頭飼いの家では、猫がトイレをしたときに、どの猫かわからなくなります。排泄物に異常があるときに、見分けるためにも目の届く場所に設置しておいた方が良いでしょう。
4 暗めの場所
猫は明るい場所よりも暗い場所の方が落ち着きます。トイレも明るい場所よりかは、少し暗めの場所が良いようです。
電気を付けなくても、猫の様子が見える部屋があれば最高です。かと言って、押し入れやクローゼットの中に設置するのはやめましょう。
暗めの部屋が難しい場合は、屋根付きのトイレにしたり、ケージに布などを被せたりして、暗めにしてあげると良いと思います。
5 汚れたり濡れたりしても良い場所
猫が綺麗好きとはいえ、トイレの失敗もたまにはあります。おしっこをこぼしたり、うんちを床に落としてしまったりすることもあります。掃除がしやすい場所に、トイレを設置するようにしましょう。
洗面台の下や、洗面所付近に猫のトイレを置いている人も多いようです。猫のトイレの場所は、床が汚れても、すぐに掃除できる場所がおすすめです。
6 トイレを何か所か設置する
猫のトイレは、猫の数+2が望ましいと言われています。多頭飼いの家では、トイレの数に気をつけないといけません。猫に条件の良いトイレは、数と設置場所ということです。
例えば、戸建ての家だと1階と2階に分けておいてあげると良いでしょう。部屋の広さや、部屋数で置き場所も増やしてあげると猫も喜んでくれると思います。
7 寒くない場所
猫に良いトイレの場所は、寒くない場所です。寒い時期になると、猫がトイレを我慢してしまうこともあるそうです。トイレの場所が寒い場所だと、猫もトイレが億劫になってしまいます。
トイレを我慢して、膀胱炎などの病気になる可能性や、粗相してしまう可能性も高くなります。部屋を暖かくしてあげるか、トイレの数を増やして、寒くない場所に設置してあげるようにするといいでしょう。
まとめ
猫に条件の良いトイレの場所を紹介しました。猫がトイレ以外での粗相が多い、文句を言うことがある、という場合は、猫はトイレの場所に不服があるのかもしれないのです。
猫はとてもデリケートなので、物音や人目を気にするのです。トイレが汚いだけでなく、落ち着かない環境ではトイレができないと思っておきましょう。
そして猫がトイレを失敗しても怒らずに、掃除のしやすい場所に置いてあげるようにしましょう。猫がトイレを失敗する原因は、落ち着けなかった理由があるはずです。つまり、飼い主さんが良い場所にトイレを設置できていない可能性が高いということです。
猫に快適なトイレをしてもらえるように心がけてあげたいですね。