猫がフローリングをひっかく理由
猫は爪をとぐことを本能として身につけています。そのため室内で猫を飼っているお宅では、壁やフローリングなどに爪とぎで付いた傷で頭を悩ませている飼い主さんがたくさんいると思います。
猫が爪とぎをするのは、自分にとって最大の武器である爪を常に鋭く保つための手入れのためです。また、猫の肉球にはにおいの分泌線があり、爪とぎによってにおいをこすりつけることで自分の縄張りを主張する目的もあるそうです。そのほかにも、ストレス解消や部屋から出してもらいたいときなど、いろいろな状況で猫は爪とぎをします。
室内で飼われている猫は爪が伸びると自分で爪とぎをしようとするため、飼い主はこまめに愛猫の爪を切ってあげることが大切です。
(歩くときにカツカツと足音がするようになると爪を切るサインです)
猫のフローリングひっかき対策
猫がフローリングをひっかいて傷つける対策としてはまず猫の爪切りをしてあげることでしょう。猫用の爪きりがあるので飼い主が切ってあげることもできますが、嫌がって逃げることが多いので、怖い方は動物病院で獣医さんや看護師さんに切ってもらいましょう。ちなみに私の近所の動物病院では500円でやってくれます。
また、爪とぎ用のタワーやおもちゃなど対策グッズもいろいろと販売されているので、フローリングの傷を防ぐためにそういったものを利用するのもいいですね。
猫は基本的に前足だけ爪をとぐので、床と直角の状態で爪をとぐことが多いです。そのため壁や柱やフローリングが傷だらけになってしまうのですが、床で爪をとぐこともあります。キャットタワーじゃないところでも爪をとぐことがあると思いますので、なるべくアクリル板を貼ったり巻いたりしておくと安心ですね。
猫を飼う時のフローリング床材選び
猫は爪で床を傷つけるだけでなく走り回って階下に足音を響かせたりするため、賃貸の住宅の場合は元のフローリングの上にもう一枚床材を敷くのがベターです。
では、フローリングの上はどのような床材を選ぶのがいいのでしょうか?
ペット用クッションフロア
クッションフロアは防音効果があり、猫が粗相をしてもすぐにふき取ることができるところが利点ではありますが、傷が付きやすく劣化しやすいのと、見た目がニセモノっぽいところが欠点です。
コルクマット
これは滑らず防音ができるほかに冬は暖かく夏は涼しいのが利点ですが、傷が目立つのと見た目があまりよくないのが欠点です。
2色を交互に貼ったりしてするタイプなどもありますが、部屋のイメージががらりと変わることもあるので、選ぶときに注意しましょう。
カーペット
フローリングの上に敷くのに一番しっくり来るのがカーペットです。
色や素材の種類も豊富にあり防音効果もありますが、ダニやほこりが入り込みやすいので掃除が大変です。
ウッドカーペット
汚れや傷などに対処できるのがウッドカーペットです。
厚みもあるので階下に足音が響きにくく、見た目が安っぽくならないところが利点ですが、値段が高いところが欠点です。
まとめ
猫のフローリングひっかき対策としては、やはり総合的に考えるとペット用クッションフロアがウッドカーペットよりは手軽に購入でき、防音効果があり、さらには掃除しやすいことから猫を飼うには適してるのかな?と思います。最近は色の種類も豊富でもとのフローリングと見た目が変わらないものもあります。ちなみに白っぽい色のクッションフロアは時間が経つといい感じに色がなじんでくるのでオススメです。
40代 女性 Cat lover
フローリングの傷は修理すれば直りますが、愛猫が遊んでいる最中に怪我をしてしまっては元も子もないので十分に注意しています。今までは、なるべく畳のある和室やベッドの上で遊んでいたのですが、愛猫が長く過ごす部屋にペット用クッションフロアを敷いてみようと思います。
また、定期的な爪切りと様々な形の爪とぎを用意するようにしています。柱型、置き型、傾斜型、素材も段ボール、布、麻縄、板とその時の気分によって使い分けることができる爪とぎを室内に設置しているので、今のところフローリングで爪とぎをしているのは見たことがありません。
女性 ケロキ
キャットタワーなどから飛び降りるときや、走りだすときなど爪が長いと滑ってしまうときがあります。そういったことを考えると、爪切りの他に、フローリングよりはカーペットなどを敷いた方が猫が安全に運動できると思いました。ただし、素材によってはかじってしまうこともあるので注意が必要です。我が家の猫はパズルマットをかじってしまうので、座布団などを敷いています。
女性 yuki
我が家では、油が飛び散りやすい台所周りだけフローリングを残していて、ほかは絨毯、もしくはクッションマットを敷いています。多頭飼育なので、夜中の運動会は避けられませんので、滑って転んでケガをする可能性を防ぐためです。
そしてたまに床で爪を研いでしまうこともあるのでよく爪を研いでしまう部分はクッションマットにして、ボロボロになったらその都度1枚だけ取り換える、という感じです。
この方法にしてからは床が傷だらけになる心配もありませんし、なにより猫のケガに関する心配もなくなったので一安心です。また、下には両親が住んでいるので、猫の運動会の足音が響かないようにするためにも、防音効果のある分厚いタイプのクッションマットを重宝しています!
20代 女性 ゆず
・段ボールタイプ
これには、長方形型と壁立てタイプの2種類があります。段ボールなので1ヶ月周期での交換が必要です。
・麻巻きポールタイプ
ポール単体で売っている安価なものもありますが、キャットタワーと一体型になっているのが人気です。段ボールタイプとは違って耐久性に優れているというメリットがあります。
・木製タイプ
本物の杉を使ったちょっと贅沢な爪とぎもあります。
オススメはキャットタワーと一体型の爪とぎです。絶対にズレないという安定感がやっぱり高評価ですね。また、猫は突然に爪とぎしたい衝動に駆られるので、家の中を自由に行き来させているお家は一箇所だけではなく複数に爪とぎを準備するなどして事前に対策をしましょう!
40代 女性 ぱくちぃー
でも、猫本人は爪切りは好きじゃないので、暴れ対策に使うのが、タオルかぶせ。
爪を切りたい手又は足片方以外を、顔と一緒にタオルケットでクルッと巻くと、何をされているか把握できないからか、大人しく切らせてくれます。
肝心のつめ研ぎは、段ボール&カーペット派なので、残念ながらうちでは使えないアイテム。
ペット用のクッションフロアは、爪とぎ対策にもなり、猫が高所から飛び降りた時の負担も軽減できそうで良いと思いました。
猫によって爪とぎ場所やアイテムの好みは違う用なので、ベストな商品を見極める、飼い主の目利きが大事そうですね。
どうしても、猫優先!にしてあげられない現状もありますが、できる限り快適な場所にしてあげたいと思います。
女性 pico
カーペットは猫の抜け毛が掃除しやすいように、毛足の短いもの使っています。猫のとーっても細い毛は、カーペットの奥に入り込んでしまうと取るのが大変なので、購入する時は、掃除の手間がかからない素材や仕様を選んだほうがよいかと思います。
我が家ではポール型と置き型の爪とぎを置いています。今のところ爪とぎ以外の場所で引っかいたりしたことは一度もないため、フローリングも傷つかずにきれいな状態を保っています。
女性 ありんこ
そう言った意味でも、ペット用クッションをチェックしてみようか、と思いました。
リビングは普通のカーペットですが、たまに爪が引っ掛かって、じたばたしています。そんな時は爪を切るサインだと思って、定期的に切っていますが、どうしても先っぽの方しか切れないので(私がビビってしまうため)、三ヶ月に1度くらいは動物病院で切ってもらいます。
爪を切るのも嫌がる猫も多いようですが、うちは然程嫌がらないので助かっています。嫌がる猫は3人がかりで切ったりとか、麻酔を打ってから切ったりとか、色々大変みたいですね。
40代 女性 しほ
猫ちゃんの爪は延びる直前に切るようにしているのですが、どうしてもフローリングを掻きたがるので、友人の奨めもあり、コルクマットを敷くことに決めました。買い換え3回目ですが快適で病み付きですよ。猫ちゃんにももちろん、安全ですし人間にもいいです。お掃除がしやすいので、助かっています。猫ちゃんを飼っている皆様にも奨めています。