猫が猫砂を食べてしまう理由
猫がトイレの猫砂をむしゃむしゃと食べ始めると、飼い主さんとしては猫の体が心配になってしまいますが、猫がトイレの猫砂を食べてしまう場合の主な理由は、
- ストレス
- エサが足りていない
等が考えられます。
猫が猫砂を食べてしまう時の対処法
猫が猫砂を食べてしまう理由によって対処法は変わってきます。
ストレス
猫が暇だなと感じたときや、飼い主さんがあまり構ってくれないときにストレスを感じ、”ストレス解消”又は”ひまつぶし”として、猫砂を食べてしまうことがあります。
「もしかして猫はストレスが原因かも?」と感じた時は、猫のストレスの原因を探ることが最適な対策方法だと思います。
新しい家族が増えたこと(新入り猫が来た・子供が生まれたなど)が、猫のストレスを招いてしまっている場合は、改善がなかなか難しいかもしれませんが、猫に早く慣れてもらうことを意識して、
- 猫が落ち着ける場所を用意する
- 新しい家族とはいきなり会わせない
など、時間をかけながら猫に対処していくことが大切です。
「猫を構ってあげられていない」、「猫が退屈している」というのが猫がストレスを感じている原因ならば、猫と遊んであげる時間を増やすことで猫砂を食べる行動の改善が見込めます。
そのほかにも、猫が一人遊びできるようなオモチャを用意してあげるのも良いですね。
エサが足りていない
特に子猫の場合は、猫砂を食べてしまうことが多いように感じます。子猫は成猫と違い、たくさん動きまわり、成長期などの理由から食欲が盛んですし、高カロリーを必要とします。
ですから成猫と同じ感覚でエサをあげてしまうと、エサが足りずに猫砂を食べてしまうことがありますので、エサの袋に書いてある量をしっかり守り与えるようにしましょう。それでも猫に足りていない様子が見られる場合は、オヤツを与えるのもひとつの手だと思います。
そのほか、猫がエサに飽きてしまい猫砂を食べてしまうことや、猫砂が猫の好む匂いで食べることもあるようなので、その場合オヤツを含めて様々な味のエサを与えることを意識しましょう!
ちなみに我が家の末っ子猫も、子猫の時に引き取ったのですが、やはりエサが足りていなかったのが原因だったようで、
- 少し多めのエサを与える
- なるべくいろいろな種類のエサを与える
この2つで猫砂を食べてしまう行動の改善ができました。
猫が猫砂を食べるのは危険?
猫砂は食べることを目的として作られているわけではありません。もちろん猫砂を口に入れることが安全だとも言い切れません。
猫砂を食べてしまう場合、おからでできた猫砂を食べる猫が多いと言われています。おからでできた猫砂ですと、食べて良いというわけではありませんが、猫が口に入れても比較的安全なんだそうです。
それに比べ、固まるタイプで鉱物系の猫砂や、紙製の猫砂は、猫のお腹の中で固まってしまったり、膨らんでしまったりする場合があり、猫が食べてしまっては大変危険だと言われています。
まとめ
猫が猫砂を食べるとき、「食べたらダメ!!」と何度も注意する事も大事です。しつけをする事で、猫が猫砂を食べる行動の改善をする場合もあります。どうしても猫が、猫砂を食べることがやめられない場合は、口にしても比較的安全だと言われている、おからでできた猫砂に変えてみるのも一つの手です。
逆におからの砂を使用していて猫が猫砂を食べてしまう、という場合は”おからだから食べてしまう”のかもしれません。その場合は紙製のものや鉱物系のものに変えてみることで、猫がトイレの猫砂を食べることを防げるかもしれません。