猫と年末年始に帰省する時の注意
年末年始など、家を空けなければならない時に猫をどうしようか悩みますよね。
預けた方が良いのか、それとも一緒に連れていく方が良いのか考えないといけませんが、どちらにしても猫にはストレスになってしまいます。
猫がなるべくストレスにならないような、預けた方や移動手段を紹介します。
1 知人に預ける時の注意
年末年始の帰省中の間、知人に猫をお願いする時は、猫が使っている食器やトイレ、匂いのある物も一緒に預けた方がいいです。知らない場所に行く事は猫にストレスを与えてしまいます。
猫は、知らない場所にストレスを感じやすいので、できればご飯とトイレのお世話だけ、家に来てもらう方が良いかも知れません。
家の鍵を預けるので、トラブルにならない相手を選ばないといけませんが。
2 ペットホテルに預ける時の注意
頼む人がいない時は、ペットホテルに預ける方法もあります。ホテルによって値段は異なりますが、1泊3000~5000円くらいが相場です。ペットホテルに預けるのは痛い出費になってしまうのです。
しかしペットホテルは、しっかり管理してくれるので脱走する心配もありません。猫にとっては狭い空間で寝泊まりするので、動きまわれず、窮屈な環境になってしまいますが。
3 猫を車で帰省する時の注意
猫と一緒に帰省を考えている人もいると思います。飼い主さんと一緒だと、猫も嬉しいはずですが、車の移動もストレスになります。
猫は車酔いすることもあります。車酔いする猫には、移動中、ご飯を与えないようにしてください。しかし水は与えるようにしてください。
猫が脱水症状にならないために、水分補給は必ずしてあげるようにしましょう。与えるときは、スポイトなどで猫の口に含ませてあげてください。
そして猫が車内を動き回ると危険なので、キャリーバッグに入れて移動させるようにします。その中で、長時間の移動で心配なのは猫のトイレです。
猫は落ち着かない場所での排泄はできませんので、我慢してもらいましょう。どうしても猫が我慢できなくなれば、キャリーバッグにシートを敷いておくとよいでしょう。そのとき何枚かシートを持参しておきましょう。
大切なのは、できるだけ移動中に休憩を挟んで、猫を休ませてあげてください。
4 猫を電車で帰省する時の注意
猫と帰省する時に、できれば車の方が猫には良いですが、電車で移動を考えている人もいるでしょう。
猫を電車に乗せる時は、手回品として運賃が必要です。猫を運ぶ大きさや重量も決まっているので事前に確認しておく方がいいでしょう。
猫には電車の揺れや人間の声、様々な騒音がかなりのストレスを与えると思います。猫が怖がり、酷く鳴いてしまう時は、車両を移動するなどの配慮も必要になってしまいます。
猫が怖がり、脱走してしまわないようにしなければいけません。必ずリードかハーネスを付けておくようにしましょう。車両内では猫を外に出す事も禁止されているので注意しましょう。
猫と帰省したら注意すること
帰省して、家に着いたらまず、猫にトイレをさせてあげてください。移動中、猫がトイレを我慢している可能性があります。
猫のトイレを用意してあげるようにしてください。猫はかなり緊張してしまっているので、水分補給も忘れないでください。
移動に疲れて、ストレスも抱えていることもあるので、ゆっくり休ませてあげるようにしましょう。猫の様子を見て大丈夫そうなら、ご褒美におやつをあげるといいでしょう。
帰省から帰るときの注意
帰省が終わり、帰りの移動も考えて、ラッシュを避けてスムーズに家路につけるようにしましょう。少しでも猫に負担が掛からないように、行き帰りの移動時間を考えてあげるようにしてください。
まとめ
年末年始の帰省に猫を預けるか、連れていくかの注意を紹介しました。
預ける時も連れていく時も、猫には我慢をさせないといけません。飼い主さんによっては、猫を預けるのに抵抗がある人もいます。反対に猫を連れ回すのは可哀想と思う人もいます。
猫にとって、また飼い主さんにとって、どの選択肢が良いのかを考えるようにしましょう。