猫を海外に連れて行くためには何が必要?出国時の手続きや予防接種など

猫を海外に連れて行くためには何が必要?出国時の手続きや予防接種など

引っ越し、旅行、出張など、猫を海外に連れて行くとき、どのような手続きが必要になり、どのような予防接種をすればよいのでしょう?また、猫を海外へ連れていくとき費用は必要になるのでしょうか?

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猫を海外へ連れて行くのは「輸出扱い」

スーツケースの中から顔を出す猫

海外旅行、引っ越し、猫を海外へ連れていこうとしている方の中には「そもそも猫って形式上どのような扱いになるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

実は猫を飛行機や船で海外へ連れ出すときは書類上「輸出扱い」となるのです。つまり、海外に連れていくときは輸出の手続きをしないといけないということです。

猫を海外に連れていく前に必要なこと

飛行機の窓から外を見る猫

予防接種を受ける

海外へ短期旅行に出かける場合でも、移住を考えている場合でも、その国によって定められた予防接種を受ける必要があります。どのような予防接種を受ける必要があるのかは国によって違いがありますが、主に以下の予防接種を輸出条件としている国が多いようです。

  • 猫ウイルス性気管炎
  • 猫カリシウイルス
  • 猫汎白血球減少症の3種混合等

また、寄生虫などの駆除について事前に行うように厳しく定められています。入国をする国によって条件は大きく異なりますので、まずは必要ば予防接種の条件などについて日本にある相手国大使館、または動物検疫機関に確認をするようにしましょう。

健康診断

必要な予防接種を受けるのと同時に、動物病院にて健康診断を受ける必要があります。最寄りの動物病院にて健康診断を受け、健康診断書を発行してもらうようにしましょう。こちらは国によって必要項目に入っている場合と、入っていない場合がありますので事前に確認をしましょう。

投薬の有無

何らかの持病があり、投薬を行っている場合はそのお薬が相手国で認められているものかどうかを確認しましょう。

お薬によっては投薬が禁止されているだけではなく、国内への持ち込みが禁止されているものもあります。あらかじめそのお薬が国で認められているものかどうかを確認し、必要な場合は獣医師と相談をしお薬の変更を考えるようにしましょう。

マイクロチップの装着

こちらは輸出時に必要となるというよりは、再び日本に入国するときに必要となるものです。マイクロチップは移住先、または旅行先の国で装着することも可能ですが、短期間の旅行の場合は出国前にマイクロチップを入れておくことをおすすめします。

輸出検疫

全ての手続きや必要書類が揃ったら、輸出検疫を受けます。輸出検疫自体には費用がかかることはありません。検疫は空港によって指定された動物検疫所で検査を受けます。出国する前に手続きや検査を行う必要がありますので、あらかじめしっかりとチェックをしておくようにしましょう。

他に注意すべきこと

スーツケースの中の洋服の上で眠る猫

健康管理を十分に行う

飛行機に乗って海外へ行くということはそれだけ長時間慣れない場所に閉じ込められているということです。そのため健康な猫でも体調を崩しやすいのです。

場合によっては長時間の移動にストレスを感じ病気のきっかけとなってしまうこともあります。海外へ出国するまでの間は十分に健康管理を行うようにしましょう。

また、もともと体が弱い猫や、シニア猫、怪我をしている猫、闘病中の猫などは、しっかりと体調を整えるだけではなく、かかりつけの獣医師に相談をし準備をしっかりとしましょう。

余裕のあるケージを用意する

海外へ輸送する時間、猫はケージの中から出ることはできません。あまりにも狭く、体を動かすことも困難なほどのケージだと立つことも座ることも、寝ることも、体の向きを変えることもできない状態で、十時間近く耐え続けないといけない場合も。

そのような不自由な思いをさせないためにも、余裕のあるケージを選んであげるようにしましょう。

通気のよいものを用意する

輸送をする際、どのような場所に猫を乗せるのかは航空会社によって大きく異なってきますが、できるだけ通気性がよく換気がしやすいものを選んであげましょう。ただし、通気穴が大きすぎるとそこから鼻や手を出した際に誤って怪我をする恐れがありますので十分に気をつけましょう。

まとめ

パスポートと猫を持った男性

猫は基本的に自分の縄張りから出るのが苦手です。そのため旅行、ましてや海外旅行のような長時間移動が必要になるため、猫によってはそれだけ体調不良の原因となってしまうかもしれません。また海外へ出国する際の手続き費用は必要ないとはいっても、事前の検査費用、輸出費用などはかかってきます。

長期旅行や移住の場合は連れて行く必要があるでしょうが短期旅行の場合は、キャットシッターやキャットホテルなどを利用するのを検討してもよいかもしれませんね。