猫と外出する際に必要な準備
まずは飼い主の方が猫と外出する際に、前もって必要な物を揃える準備を行う必要があります。しかし初めての猫との外出の場合、必要な物が何か分からないこともありますね。また、あったら意外と便利な物もありますので、ここで一度、猫と外出する際に必要な準備について見ていきましょう。
外出用のトイレやケージなどの準備
猫と外出する際に必要な準備では猫用トイレやケージ(キャリーバック)などの準備は大切です。特に、車での移動の場合、猫を車内に自由にさせていると椅子の下やアクセルやブレーキがある足元に来てしまいますので猫は、必ずケージ(キャリーバック)の中に入れて道中の安全を確保してください。
また長時間の移動の際は猫がトイレに行きたくなることがありますので車内に猫用トイレを置いてあげるなどの配慮も必要になります。
猫と外出する際に必要な準備は以下に記載しますので、ご参考にしてみてくださいね。
①ケージ(キャリーバックなど)
②猫用トイレ(車内に置く、宿泊先などでも使用できる)
③ハーネスやリード(連れて歩く場合などに使用)
④迷子札(万が一に備えて首輪に付けておきましょう)
⑤タオル(ケージの中に入れたり様々な面で使いますので多めに用意しておきます)
⑥キャットフードと水(外出の日数に合わせて用意します)
⑦フードや水を入れる容器
⑧スポイトやシリンジ(猫が水を飲んでくれない場合の水分補給に使います)
⑨ビニール、ティッシュペーパー、消臭スプレー(粗相をしてしまったりした時の為に用意)
⑩寝床、爪とぎ(宿泊先に持って行くと良い物です)
猫と外出する際に気をつけること
猫と外出する際に気を付けることが以下の5つあります。
- 1:猫と外出の際は迷子札を付けておく
- 2:猫と外出の際は運転は優しく安全運転で
- 3:猫と外出の際は定期的な水分補給は大切
- 4:外出用のキャリーバックは猫の脱走防止をしておこう
- 5:猫と外出の際は車内に猫用トイレが必要
では、猫と外出する際に気を付けることについて詳しくご紹介していきます。
1:猫と外出の際は迷子札を付けておく
猫と外出の際は猫の首輪に迷子札を事前に取り付けて万が一に備えることも大切です。普段は大人しい猫であっても旅行など、いつもと違う環境に慣れず宿泊先などでパニックになって逃げ出してしまうこともあります。このため車内や宿泊先の部屋では戸締りをしっかりと行い、目を離す際はケージに入れて、尚且つ首輪には迷子札を付けるなど猫との外出は様々な注意をしてあげることが必要です。
2:猫と外出の際は運転は優しく安全運転で
猫と外出の際は運転は優しく安全運転を行いキャリーバックの中にいる猫にストレスを与えないようにしてあげる必要があります。猫は縄張りを重視する生き物なので普段と違う環境になることにストレスを感じます。勿論、猫達は車の揺れにも不安を感じるので車での移動の際は、出来る限り激しい揺れを起こさないように急ブレーキやスピードを出さないように気を付けてあげましょう。
3:猫と外出の際は定期的な水分補給は大切
猫と外出の際はスポイトやシリンジなどで定期的な水分補給が必要です。慣れない環境にストレスを感じたり、緊張していると猫は水を飲みたくても我慢することがあります。特に、夏場などは猫が脱水症状になる危険もあるのでスポイトやシリンジなどを利用して定期的に水分補給をさせてあげましょう。
水分補給の目安は2時間~3時間に1回車を止めて、スポイドやシリンジを使い口の端から水を飲ませてあげるなど状況に合わせて休憩や水分調整を行い対処してあげることが重要です。
4:外出用のケージは猫の脱走防止をしておこう
車内で休憩をとる際にケージを開けた瞬間に猫が簡単に逃げ出してしまえる状態は大変危険です。ケージが開いても猫が逃げられないように洗濯ネットに入れておくなど、万が一に備えて脱走防止をしておきましょう。
5:猫と外出の際は車内に猫用トイレが必要
猫と長時間の外出の際は車内に猫用トイレが必要です。車での移動に慣れない猫はケージの中で粗相をしてしまうこともありますが、我慢している子も勿論います。そんな猫達のためにも車内には猫用トイレを置いてトイレ休憩をさせてあげることが大切です。また宿泊先でも持参した猫用トイレがあると便利なので猫との外出の際は猫用トイレを準備しておくことが必要になります。
猫の外出のストレスをなるべく減らす方法
猫と外出する際に猫のストレスをなるべく減らしてあげることも飼い主の方ができる対処ですね。ですが猫は縄張り意識が強い生き物なので1泊2日の旅行などであれば一緒に外出するよりも自宅でお留守番させてあげる方がストレスも少ないということがあります。
この場合、ペットシッターの方やご近所の方に面倒を見てもらうということも視野に入れておきましょう。長期的な外出の際は、勿論一緒に外出することが必要になって来ますので、ここで猫の外出のストレスをなるべく減らす方法をご紹介します。
①旅行などの前に外出向きの猫かケージに入れて確かめる
縄張り意識が強い子の場合、家にいる方が落ち着くということもありますが、ケージに入れても怖がらずに落ち着いている子の場合は猫の中でも比較的に一緒に外出できるような外出向きの性格です。
しかし、いきなり成猫がケージの中に入れられてストレスを感じないという訳ではないので、出来る限り子猫の時からケージに慣らせておくことが全体的なストレスの軽減になります。また車酔いしやすい子もいるので、動物病院で酔い止めの薬の処方や注射などの対処をしておくこと視野に入れて置くと移動中もストレスが緩和できて良いでしょう。
②外出用のケージは猫が落ち着けるようにする
猫がケージの中で丸まっている場合は、ケージの中に広いスペースができないように程良く周りをタオルで埋めてあげるなど、安心できる場所にしてあげることで猫達のストレスを軽減できます。
猫に外出を慣れさせるには
猫に外出を慣れさせるには子猫の頃からケージでの移動や生活に慣れさせておくことが重要です。しかし、成猫を引き取った時など猫が既に大人の場合は、外出に向けて自宅で猫をケージの生活に慣れさせておくなど前もってケージ生活を練習しておきましょう。
また、ケージの中に家の匂いの付いたタオルを入れてあげると猫が安心できるのでケージの中に入れて置いてあげると良いです。自宅で少しずつケージに慣らせてあげることで外出の際のストレスが軽減できるので、ゆっくりケージに慣らしてあげてくださいね。
まとめ
今回は猫と外出する際に必要な準備と気をつける5つのことについてご紹介しました。猫と外出の際は準備する物や気を付けることなどが沢山あります。
これは、野生に近い猫達が縄張り意識が強い生き物であるため出来る限り違う環境でもストレスを感じさせないようにしてあげるのに必要な物と脱走防止など安全面の確保に必要な物があるため準備する物が多いと言えます。ですが勿論、用意しておくと安心できる物です。
また、ケージには前もって慣らせて置くと猫と外出の際も落ち着いてケージの中に居てくれるので飼い主の方が安心して運転ができますので、こちらも大切な練習ということになります。今回、ご紹介した猫と外出する際に必要な準備と気をつける5つのことをご参考にして是非、猫達との楽しい外出にしてくださいね。