猫と飛行機は乗ることができるの?
猫と飛行機は乗ることができるのでしょうか。犬ならばお出掛けも得意なので飛行機にも乗せるイメージがありますが、そもそも猫を飛行機に乗せれるの?と疑問に思うこともありますよね。
結論として「航空会社によって」猫は飛行機に乗ることができます。
- ANA
- JAL
- SKYMARK
- Air France
- Delta
などの代表的な航空会社が、猫を飛行機に乗せることができます。
しかし、格安航空券で有名な
- Peach
- Jetster
などといった航空会社では、猫や犬などの動物全般の預かりをしていないので気を付けましょう。
猫を飛行機に乗せる料金は?
猫を飛行機に乗せる料金はいくらくらいになるのでしょうか。猫を飛行機に乗せるときには航空会社の取り扱いの法律では「物」として扱われてしまいます。それにより貨物扱いとして預かりをしてもらうことになりますが、猫を飛行機に乗せる料金はいくらくらいになるのでしょうか。
結論として猫はキャリーバッグやケージに入れて預けることになります。猫の重さや航空会社によって多少の変動はありますがおよそ「4,000~6,000円」程度になっています。
当日に少しでも緊張をすることがないように、事前にキャリーバッグやケージ準備をして慣らしておくことが大切です。
猫を飛行機に乗せるリスクは?
猫を飛行機に乗せるリスクはどのようなことが考えられるのでしょうか。
人間であっても飛行機は出張などがない限り滅多に乗ることがないので緊張をしてしまいますよね。これは猫も同様で飛行機に乗せることには様々なリスクがあります。そこでここでは、猫を飛行機に乗せるリスクについてご紹介させていただきます。
低体温症
猫が乗る貨物室と客室は同じ飛行機でも気温が全く異なります。猫は寒さに弱い動物ですので、長時間寒い環境に居続けることによって「低体温症」になってしまうことがあります。
低酸素症
ペルシャなどの「短頭猫種」の鼻の低い猫は「低酸素症」になりやすいです。事前に航空会社より、お断りをされる場合もあるのですが鼻の低い猫を飼っている場合には飛行機を利用することはおすすめできません。
熱中症
貨物室は夏場は特に暑くなりやすく、空気調整はされていますが客室のようにエアコンが効いていません。貨物室は外気からの気温の影響を受けやすいことによって酔って嘔吐をしてしまったり「熱中症」になってしまうこともあります。
太っている猫が特に熱中症になりやすいのですが、どの猫も熱中症になってしまう可能性があるので注意が必要です。
外傷
一番可能性として高いのが「外傷」です。飛行機は騒音や気圧の変化が激しく、乗ったことのない猫はパニックになってしまいます。暴れてしまって怪我をしてしまったり、ケージから逃げ出して脱走をしてしまう可能性もあります。
飛行機は猫にとってストレスを与える環境でしかありません。どうしても、飛行機を猫と利用しなくてはいけない場合には動物病院に相談をして鎮静剤などを処方してもらうようにしましょう。
まとめ
猫と一緒に飛行機に乗ることは航空会社によって可能です。猫の飛行機に乗せる料金としては「4,000~6,000円」程度が相場になっています。
しかし、猫が飛行機に乗ることは
- 低体温症
- 低酸素症
- 熱中症
- 外傷
これらのように、猫にとってはデメリットだらけなので飛行機に乗せることはあまりおすすめできません。飛行機に乗ったせいで猫が怪我をしてしまったり、亡くなってしまったりなど取り返しのつかないことになってしまわないようにするためにもできれば違う手段や方法を考えてみてください。