猫も大切な家族の一員
猫がいるから、日帰り旅行や連泊を諦めたり、ペットホテルに預けるなどしている方も多いと思いますが、猫も家族の一員として、旅に出てみてはいかがでしょうか。きっと楽しい旅になると思います。猫との旅の注意点をいくつか挙げてみたいと思います。
旅行のプランを立てる
楽しい旅にするためには、最初にプランを立てましょう。犬猫を中心としたプランのたて方が必要になります。
車に乗りなれた猫でも、最初は緊張します、病院に行くかも、などと思って怒る子もいます。当日の体調もありますので、車で出発して、休憩を10分、20分、30分と休憩を入れるようにしてください。最初からゆったりとしたペースで時間の見積など計算に入れておくといいと思います。
- コンビニ
- 道の駅
- サービスエリア
など、止まれるところには出来るだけ寄るようにプランを立てておくのが良いと思います。
準備
- いつも使用しているベット、毛布など匂いのついているもの、猫が安心します。
- いつも使用しているトイレ、猫が安心します。
- いつもと同じ食事
- 水の器
- ノミ取りブラシ
- タオル数枚
- ビニール袋大小、大きい袋はまとめよう、小さい袋は吐いた時やおしっこなどに使用します。
- ゲージやリュックサックなど
準備が整ってから最後に猫を車に入れます。いつもと同じ匂いが多いほど猫は安心します。猫が車に入って、一通り見回りして、くつろぎ始めてから出発してください、より安心すると思います。
いざ出発
猫は窓を開けるとガラスの淵に肉球や爪をかけます。自動で占めてしまうと引っかかったまま、手を挟んでしまうので注意してください。
- 窓の開け閉めは少しずつ。
- 窓は左前と右後ろのを少し開けて空気の流れを作りましょう。
- ドアの開け閉めはゆっくりと、脱走を企てる子もいます。
休憩はこまめに
マメに休憩を入れると吐かずにドライブできる子もいますが、やはり初日の車に乗って1時間以内に1回吐くと思います、そのあとはすぐに慣れてしまうと思います。
- 服の中、飼い主さんの服の中で、とても安心して周りを見ることができます。
- リュックサックの中、隠れることもできるのでリュックを前に背負って入れてあげてください。
- 稲科の植物の近く、猫はイネ科の植物を好んで食べるので、匂いを嗅いだり、噛んでみたりします、リラックス効果がありますのでオススメです。
- リード、安全のためにリードをしっかり付けて持っておきます。
自然とのふれあい
自然豊かなところで、人も猫も気分転換しましょう。
車の中でもお外でも、笑顔で名前を呼んでください、猫も安心します。
寄り添い
怖がっている場合は、寄り添っていると安心します。
お散歩セット
カゴの中に、毎回同じお散歩セットを入れて持ち歩くと、カゴの上に避難したり自分の場所と安心できるようです。
- 飲み水
- 水の容器
- テッシュ
- タオル
- ビニール袋
糞は持ち帰り、おしっこは水で流しておきましょう。放置して帰るとペットOKの場所でも入れなくなってしまいます。サービスエリアのドックランなどに、ウンチのダストボックスが設置されています。
安全運転
止まっているときは良いのですが、運転再開するときはダッシュボードに乗せてはいけません。優しく声をかけ、後ろに行ってもらいましょう、安全運転義務違反になります。
- 急発進、急ブレーキ、急ハンドルはしない、いくら猫が身体能力高くても車酔いや車嫌いになってしまいます。
- ゆっくり路側帯へ、いつもと違う鳴き方や、そわそわが見られたら、何かしらの合図です。対応できるように路側帯に止まることを習慣づけてください。
- 出来るだけ道を譲りましょう。パッシングや、クラクションも車嫌いにつながります。
猫は思いもよらぬ行動を取ることがあります、ワイパーで遊んだり、突然足元に入ったり、そんなときは焦らずゆっくりと路肩に寄って止まりましょう。安全が第一です。
記念写真
- 観光地のチケット売り場で確認、ペット禁止のところがあります、しっかりと確認してから入場しましょう。
- 観光客の邪魔にならないように記念撮影や、見学を楽しんでください。
- 汚さない、糞や抜け毛げなどティッシュにくるみ汚れを落としビニール袋に入れて持ち帰りましょう。
- リードは短めに、人が多いところなど周りに気を配ってください。
まとめ
ペット連れの旅は、人間のお子さん以上に気を使います。でれでも、家族の一員として旅行すれば、心の残る旅行になると思います。思いがけないハプニングや、寝ぼけて落ちるいつもと変わった子達も楽しめます。ペットとともに旅をすることで私自身が変わったことは、
- 車の運転が優しくなります。
- 不安や怒りをすぐに察するペットに、不安にならないよう笑顔で楽しく話しかけることが出来るようになります。
- 道を譲ることが増えます、ゆったりとした気持ちで運転できます。
楽しく、笑顔で優しく声をかけながら旅に出かけてみてはいかがでしょうか。ペットの可愛い隠された一面も発見できると思います。お家につくまでが旅行です、ゆっくりと楽しく笑顔で最後まで安全運転を心がけてください。