【英国】飼い主と登山を楽しむアウトドア猫が話題!愛猫と共にアウトドアを楽しむコツとは?

生後2日で保護された猫との出会い

動物看護士のケイティー・ボーウェンさんのもとで暮らす元保護猫のオリオンは、飼い主と相棒の猟犬ポンゴとともに様々な場所へ行き、ウェールズで最も高いとされるスノードン山にも登る生粋のアウトドア猫。

オリオンは2年ほど前に母猫とはぐれていたところを保護され、ケイティーさんが勤める保護センターに連れてこられました。

保護された当時は、わずか生後2日だったためケイティーさんがオリオンの世話を引き受けることになったそうです。

オリオンはメインクーンのミックスと見られますが、出生情報や猫種については分かりません。

ケイティーさんはオリオンの優しく愛情深い性格が気に入り、また愛犬ポンゴにも相棒が必要と思いオリオンを引き取ることに決めます。

生後9週間でトレーニング開始し、どこへでも行けるように

オリオンが生後9週間の時、ケイティーさんは趣味の田舎の散策に彼を連れて行くことに決め、そこでハーネスを着けて歩くトレーニングをします。

これにより、オリオンはケイティーさんと一緒にどこへでも冒険の旅に出かけられるようになりました。

愛犬のポンゴを毎回冒険に連れて行くのだから、オリオンも一緒に連れて行ったらどうだろう、彼女はそう考えたのです。

オリオンは休日のキャンプ旅行へも一緒に行きます。また今年に入り、8日間の旅行でケイティーさんとポンゴとともに、ウェールズのスノードン山やシュガーローフ山にも登りました。

実のところ、オリオンは森の中を歩くのが大好きですが、強風が吹きつけるスノードンはあまり好みの場所ではありませんでした。

それでもスノードン山頂ではポーズを決めて写真を撮り、いくらか山歩きを楽しんだそうです。

愛猫とアウトドア散歩を楽しむにはリード装着がおすすめ

オリオンはケイティーさんと一緒に様々な場所を冒険しているため、たいていのことには動じません。

ケイティーさんは彼を連れて繁華街へショッピングへ行くこともあります。また、イギリス空軍のアクロバットチーム「レッドアローズ」による飛行ショーを観たこともあるそうです。

また、常にオリオンにリードを付けて歩きますが、いまだに跳ね回ったりすることもあり彼の安全のためにはリードは必須です。

ケイティーさんは、猫でもトレーニング次第で一緒に散歩を楽しむことができると言います。

「それほど高価なものではないので、猫を飼っている人はハーネスを入手して一度試してみるとよいのでは」とのこと。初めての散歩は、どこか静かな場所で猫のペースで歩くとよいでしょう。

「特に老猫などあまり歩きたがらない猫もいますが、歩くのが好きな猫にとっては最高の経験にななるはず」と、愛猫とのアウトドア散歩をおすすめしています。