猫がお腹を見せてゴロンとする時は、お腹を撫でてほしいというサイン?

Q: 猫がお腹を見せてゴロンとする時は、お腹を撫でてほしいというサインって本当?
A:必ずしもそうだとは言い切れませんが、その可能性は十分にあります。

猫からのサイン

猫は飼い主さんに甘えたい時や撫でてほしい時に、近寄ってきてスリスリしたり前足でふみふみしたりしてアピールしてきます。

主張の強い積極的な性格だと、飼い主さんの体の上に乗ってきてアピールすることもあります。逆に控え目で主張が苦手な猫は、黙ってじっと見つめてくるなど気づきにくいサインを送ってきます。小さなサインにも気づいて、猫の求めているタイミングで構ってあげるといいでしょう。

お腹を見せてくるとき

猫は触ってほしい場所や撫でてほしい場所を、飼い主さんの前にさらけ出す体勢を取ることがあります。お腹を見せてゴロンとする時は「お腹を撫でて!」というサインである可能性が高いので、優しく撫でてコミュニケーションを取りましょう。

ただし本来お腹は、猫にとって撫でられるのを嫌がることが多い部位でもあります。猫によって撫でられたい場所とそうでない場所は多少違うものの、一般的に触られて喜ぶのは顔回りや背中、おしり、しっぽの付け根だといわれています。

触られたくない体の場所

お腹だけでなくヒゲや足先を触られることを嫌う猫は多いので、触ってみて猫が唸ったり逃げようとしたりした場合にはそれ以上触るのはやめてあげてください。

愛猫が何を求めているのか、正しく理解して要求に応えるのはなかなか難しいものです。

たとえお腹を見せてきた時でも、撫でてみたら嫌がられたという場合はしつこく触らないほうが猫と良好な関係を築けます。

長く生活を共にしていると、その子なりの甘えたいサインを見つけられるようになってくるはずなので、少しずつ理解を深めていきましょう。