散歩をしない猫にもハーネスとリードを用意しておいた方がいいって本当?

Q: 散歩をしない猫にもハーネスとリードを用意しておいた方がいいって本当?
A:本当です。散歩をしない猫はハーネスやリードを普段使いすることはないと思いますが、災害時に備えて愛猫にもハーネスとリードを用意してあげることをおすすめします。

日本は地震をはじめとする自然災害の多い国です。いつ自分の暮らしている地域に大きな災害が起こるかと心配している方も多いでしょう。

犬や猫などのペットを飼っていると、ペットの防災も心がけておかなくてはなりません。

災害が起こっても自宅で安全に過ごせそうならハーネスやリードは使いませんが、避難所に避難する必要がある場合は猫でもハーネスやリードをつける機会が出てくることがあります。

避難所でのペットの放し飼いは禁止

基本的に避難所ではペットを放し飼いにはできないので、ケージやキャリーバッグに入って過ごしてもらうことになります。

避難所への移動中や避難所での生活する中で、ふとした拍子に脱走してしまわないようにハーネスとリードをつけておくと安心です。

災害時に猫が脱走してしまうと探すのは大変です。安全を確保して一緒に避難するためにハーネスとリードは役立つアイテムなので、なかなか使う機会がないという場合も、万が一に備えて一つは持っておきましょう。

またハーネスやリードを装着することに慣れていないと猫にとってストレスになってしまいます。

日頃から動物病院に連れて行くときに着けてみたり、散歩の際に着けて行ってみたりするなど、ある程度慣らしておくとよいでしょう。

ぜひ愛猫の負担にならないような着け心地の良いハーネスを探してあげてください。

万が一のために

猫にもハーネスとリードを用意しておく必要性のお話をしましたが、特に災害時に役立つということがお分かりいただけたかと思います。

ハーネスを嫌がる猫は少なくありませんが、災害時には安全だけでなくマナーのためにも着けることが大切なので少しずつ練習して慣れていきましょう。