■パナソニックが保護猫・犬の支援活動を開始
コロナ禍で在宅時間が増加したため、ペットを飼い始める人が多くなりペットブームが再来しています。一方で飼育が困難になり飼い主に捨てられてしまう犬や猫が後を絶ちません。
野良犬や野良猫は引き取り手が見つからなければ殺処分されてしまいます。野良犬や野良猫の繁殖によって生まれた子犬や子猫を待ち受けているのも、厳しい環境での生活か殺処分という悲しい未来です。
犬や猫の殺処分を減らすには、保護犬や保護猫を引き取り大切に育ててくれる飼い主さんとの出会いを増やすことが重要です。
譲渡活動の支援をすることで保護犬猫を応援したいという思いから、電機メーカーのパナソニックがペットのWEBメディア「sippo」と提携して保護犬猫応援プロジェクトを開始しました。
「ジアイーノ保護犬猫応援プロジェクト」とは?
パナソニックの保護犬猫応援プロジェクトは、空間除菌脱臭機「ジアイーノ」を保護犬猫が快適な環境で過ごすために使用するという内容です。
「ジアイーノ」は次亜塩素酸の力で空気中の菌やニオイを抑制してくれる効果があります。ペットの独特の匂いが気になる犬や猫の飼い主さんにもおすすめの商品です。
保護犬や保護猫が生活する部屋に「ジアイーノ」を設置すれば、動物の体臭や排泄物の臭いが抑制されるので、保護犬猫たちもお世話をする人も快適な環境で過ごせます。
保護犬や保護猫が快適に過ごせる環境を整えることで、譲渡活動の質を高めようというのが「ジアイーノ保護犬猫応援プロジェクト」の目的です。
初年度として2021年は保護活動に携わる全国10の団体に「ジアイーノ」が寄贈され、保護犬猫の生活環境改善のために使用されています。
プロジェクトの反響
「ジアイーノ」が寄贈された団体からは、パナソニックのような大手企業が保護動物活動に目を向けて支援に取り組んでいることへの感謝や賛同の声が届いています。
2021年9月16日〜10月15日にSNSでプロジェクトについての投稿をすると、1投稿につき12円が保護活動に寄付されるというキャンペーンが行われました。
その結果、見事に目標金額120万円を達成しています。
保護犬猫への支援活動が他の企業にも広まり、いずれは社会全体で犬や猫の幸せを応援していけるようになっていくことが望ましいです。