環境省とAmazonが提携!保護猫たちを救う「つなぐ絆、つなぐ命」プロジェクト

環境省と大手通販会社のアマゾンが提携!保護猫たちの譲渡プロジェクトとは?

現在日本全国で飼養されている猫の頭数は、環境省の統計によれば953万頭にも及ぶと言われています。その一方で、未だに保健所や動物愛護センターに預けられる猫の数は、1年間に6万頭以上にものぼります。

しかしながら、近年では保健所や愛護団体の譲渡活動の甲斐あって、2万7千頭もの猫が元の飼い主さんや新しい飼い主さんに返還・譲渡されてきました。

現実的には良い傾向ではあるものの、それでも自治体等のみでの返還・譲渡には限界があり、年間3万5千頭以上の猫が殺処分されているそうです。

『つなぐ絆、つなぐ命』プロジェクト促進のキッカケ

環境省はこれまで、人と動物が共生する社会の実現に向け、最も身近な犬や猫の殺処分減少のための様々な活動を通して譲渡を進めてきました。

その甲斐あって犬猫の殺処分数は大幅に減少したものの、依然として全国では約3万頭以上を超える犬猫が殺処分されていると言います。

そこで環境省と大手通販会社のアマゾンジャパンが提携し発表したのが、『つなぐ絆、つなぐ命』というプロジェクトです。

依然大量の殺処分がおこなわれているという現実を変えるべく、環境省は動物保護施設で生活する猫たちを支援することを決定。

「ほしい物リスト」を通じて支援するというプログラムを行う「アマゾンジャパン合同会社」とパートナーシップを組み、譲渡活動の促進を始めることとなりました。

2024年までには施設掲載数を500へ

『つなぐ絆、つなぐ命』プロジェクトの主な活動の概要は、飼いたいと思った人が保護猫たちを安心して一般家庭に迎え入れられるようになることや、一般家庭以外でも活躍できる場所を広げていくことを目指すものです。

第一号のアマゾンジャパンとの提携では、両者の間で終生に渡って猫たちが安心して暮らせる社会作りを促進します。

そのためアマゾンジャパン側では、地方自治体の動物愛護センターや同センターによる協力施設も含め、第三者機関の審査により承認を得た約140の動物保護施設に、以前と同様「ほしい物リスト」にて支援の輪を広げています。

2024年までには、それらの掲載数を500へと拡大することを目標としていることもあって、益々の活躍を期待したいところです。

尚、元の名称については「保護犬・保護猫支援プログラム」へと変更しリニューアルしています。

▼保護犬・保護猫支援プログラムの詳細はこちら▼

https://www.amazon.co.jp/b?node=6876911051&ref=jp_animalshelter_shorturl