楽天インサイトによる「ペットに関する調査」の概要
コロナ禍でペットを飼い始めた人も多い今、ペットを飼育している人はどれくらいの割合でいるのでしょうか。
また犬や猫をどのように迎え入れているのか、年間どのくらい費用がかかるのかなど、これから犬や猫を飼いたいと考えている方はとても気になるところかと思います。
そんな様々な猫や犬のことが気になる飼い主さんのために、楽天インサイト株式会社が「ペットに関する調査」を実施。
結果が発表されましたので、ぜひ参考にされてみてください。
調査は2022年1月5日(水)と6日(木)の2日間で、楽天インサイトに登録しているモニターの中から全国の20~69歳の男女1,000名を対象に行われました。
「ペットに関する調査」の結果
飼っているペットトップ3
調査の結果、現在ペットを飼っている方は全体の約30%ということが判明。
その中でも犬は12.6%、猫が11.9%、淡水魚が4.3%とトップ3という結果になりましたが、昨今の猫ブームのせいか、猫を飼う人と犬を飼う人の比率が以前にくらべ高くなってきたようです。
また「現在ペットを飼っていない」と回答した人の4割に、今後飼育したいという意向があるようです。まだまだペットブームは続きそうな気配です。
ペットに関する寄付やボランティア
ペットに関する寄付やボランティアで実施したことがあるものについて聞いたところ、「団体への寄付」をしたことがあると回答した人が11.7%で最も多くなりました。
一方で、「ボランティア」「クラウドファンディング」「医療発展のための寄付」を実施したことがある人は1割以下です。
そして「団体への寄付」「ボランティア」「クラウドファンディング」「医療発展のための寄付」という全ての項目で2~3割の方が、「今までにやったことはないがぜひ実施してみたい」と回答。
ペットのための寄付やボランティアが、今後ますます広まっていくことが期待できそうですね。
猫を迎え入れる経路
犬は「ペットショップ・専門店」から迎え入れたという回答が57.9%と圧倒的に多かったのに対して、猫は「拾った・野良を飼いならした」が28.6%、「家族・知人より譲り受けた」が27.7%、「民間の保護団体・NPO団体」が16.8%と経路が多岐にわたることがわかりました。
「民間の保護団体・NPO団体」は去年の12.7%より上昇しており、保護猫を家族として迎え入れる方が増えているようです。
猫は犬よりも保護や殺処分の件数が多いので、これからもより多くの保護猫が新しい家族と出会えるようになっていくことを願いましょう。
猫にかかる1年間の費用
犬にかかる1年間の費用の平均は109,398円、それに対し猫にかかる1年間の費用の平均は87,941円という結果になりました。
猫の方が犬よりも年間平均費用は安いようです。費用の内訳からは、犬と猫では医療費で1万円以上の差があることがわかりました。
これから犬や猫を飼い始めようと考えている方は、ペットと一緒に暮らすための予算としてぜひ参考にしてください。
その他
他にも「ペットに関する調査」では直近1年で購入した商品ジャンルや、ペット保険についての調査を行っています。
結果が気になる方は楽天インサイトのサイトからご確認ください。