色の変化で尿の健康を管理できる「尿中ヘモグロビンチェッカー」

療法食で有名なロイヤルカナンから、フード以外で初の商品となる「尿中ヘモグロビンチェッカー」が発売されます。

「尿中ヘモグロビンチェッカー」は、猫のトイレに顆粒をまいて使用。

尿中にヘモグロビンが含まれていると、顆粒が数秒で青色に変化するため、尿から猫の健康状態を把握できるようになります。

基本的には、尿路結石症などの下部尿路疾患で動物病院に通院治療していた猫で、その治療が終わったあと、猫の尿に健康上の異変がないかなどを把握するために使用します。

治療が終わっても、完全に良くなるというのは難しい場合もあるため、すぐに尿の変化を把握できれば飼い主さんが動物病院に連れて行く対応も早期にできますね。

下部尿路疾患の治療後に使用するもののため「尿中ヘモグロビンチェッカー」は、動物病院のみでの販売となります。

 顆粒をまいても猫が通常通りトイレを使用できる

猫は、いつも使っているトイレ砂などが変わるとトイレをしなくなってしまったり、環境や普段と使っているものが違う場合、ストレスを感じやすい動物です。

ですがロイヤルカナン調べによると、99.4%の猫が「尿中ヘモグロビンチェッカー」をまいたトイレを通常通り使用し、特に問題やストレスもなく使用できているそうです。

そのため、ほとんどの猫にとって本商品を使用することは問題ないとのことです。

下部尿路疾患を患っている猫の飼い主さんにとって、「尿中ヘモグロビンチェッカー」によって尿の変化を管理できることは、日々の猫の健康管理を守るための手助けになりますね。

2022年1月17日から共立製薬株式会社より出荷が開始されます。