捨て猫が多い場所
猫を飼いきれなくなって捨ててしまう、あるいは子猫が生まれたけれど、貰い手が見つからなかった……そんな事情で捨てられてしまう猫達。実際に捨て猫に出会うことは多くはないでしょう。しかし、捨てられている猫がいることは、事実です。猫がよく捨てられているのは、どんな場所でしょうか。捨てる側の気持ちを考えてみると、捨てられてしまった猫が見つかります。
公園
公園では、野良猫を多く見かけます。子どもが集まる公園では、子ども達が食べるものを与えるので、猫が居つくということもあるでしょうが、それだけ、その近辺で捨てられた猫が多いということでもあります。
子どもの頃に、公園で捨て猫を拾って連れ帰った経験をお持ちの人も多いことでしょう。子どもが連れて行ってくれる、そんなイメージからか、捨て猫が絶えません。
学校
特に小学校が多く、公園と同じ理由で、子ども達が捨て猫をかわいそうに思って連れて行ってくれるからです。多くの児童が出入りする小学校なら、ひとりくらい下校時に連れ帰ってくれるだろうと思うのでしょう。
子ども達が、かわいそうだからと猫を拾って連れ帰っても、その家庭が猫を飼える環境にあることはほとんどありません。里親を探してもらえる場合もありますが、再び捨てられてしまうこともあるのです。
猫がいる家の前
意外と多いのが、猫を複数飼っている家の前やその付近です。猫がたくさんいるということが知れれば、もう1匹くらい増えても飼ってくれるに違いない、そんなに猫が好きなら捨て猫を保護してくれるに違いない、という考えから猫を置いていくと思われます。
コンビニ
不特定多数の人の出入りが頻繁にあるコンビニの駐車場に、猫が捨てられていることがあります。多くの人の目につくので、誰かしら猫を連れて行ってくれるかも知れないと思うからでしょう。
動物病院
動物病院の前には、猫が捨てられることがよくあります。動物病院は、ペットを飼っている人が来る場所だけに、猫が捨てられているのをみたらかわいそうで保護する人が多いだろうという考えからでしょう。
動物病院の先生やスタッフ達も、動物が好きで働いているわけなので、捨て猫がいたら放っておかないだろうと思うのかも知れません。
保護された捨て猫を飼うには?
捨てられていた猫を保護して飼うことは、野良猫を減らすことにもなりますし、もしかしたら殺処分されていたかも知れない小さな命を救うことにもなります。捨て猫を自身で保護したり、保護された捨て猫を譲ってもらうにはどうしたらいいでしょうか。
捨て猫を見つけた時
外を歩いていて捨て猫を見つけたら、まず本当に捨てられてしまった猫なのか確認して下さい。飼い主や、子猫なら母猫が近くにいないか様子を見ましょう。「迷い猫」の貼り紙がないかなども調べるようにします。
捨てられていた猫だということが判明したら、動物病院で診てもらうことが第一です。比較的元気なら、まず自宅に連れ帰ってからでも構いませんが、体を温めて、猫に合った栄養を与えるようにします。子猫なら子猫用のフードやミルクを与えて下さい。
捨て猫に出会いたい時
保護された捨て猫の里親になりたい場合ですが、自分で探してもなかなかタイミングよく出会えるものではありません。猫を保護している人から譲ってもらうようにしましょう。インターネットの書き込みなどで里親を募集していることがありますので、チェックしてみて下さい。
または、地域の動物愛護センターや保健所、捨て猫を保護しているボランティア団体に問い合わせてみましょう。直接引き取ることもできますが、里親を募集する譲渡会が定期的に開かれている所もあります。
まとめ
捨て猫は、出会いたいと思っても都合よく出会えるものではありません。しかし、捨て猫が多い場所があり、捨てられてしまう猫がいなくならないのも事実です。
保護された捨て猫を譲り受けるには、いくつか方法があります。捨て猫を飼いたいと思ったら、里親を募集している個人や団体に問い合わせてみて下さい。
猫を飼うには、環境も重要ですし、費用もかかります。最後まで、責任を持って大切に飼うことができなければ、再び捨て猫に戻してしまうことにもなりかねません。小さな命を迎え入れる前に、猫の居場所や心の準備をすることも忘れないで下さいね。
40代 女性 匿名
50代以上 女性 匿名
1つは 捨てたくないけど、飼えなくて捨てる人。
もう一つは、イライラしたりして 自分から ポイっと捨てる人。
この2つ だと思います。
どちらも かわいそうです。
女性 匿名
事前に予防接種、病気の有無、調べてあったので安心して迎えることができました。
しかし、捨て猫が減ることを祈るばかりです
50代以上 男性 匿名
50代以上 男性 cookietaka