迷い猫を見つけたら?連絡する場所、飼い主を探す方法

迷い猫を見つけたら?連絡する場所、飼い主を探す方法

街中などで迷い猫を見つけたら「何とかしてあげたい…でも、どうしたらいいの?」と悩んでしまうことがあると思います。もちろん、「飼い猫」か「野良猫」か…を見極めることで保護主さんがしてあげられることも変わりますね。今回は、迷い猫を見つけたら保護主さんができることについてご紹介します。是非ご参考にしてみてくださいね。

迷い猫を見つけたら「飼い猫」か「野良猫」かを見極める

姿勢を低くしてこちらを見つめる猫

迷い猫を見つけたら、「どうしたらいいの?」と悩んでしまうことも少なくありません。ここでは、まず迷い猫を見つけたら「飼い猫」か、「野良猫」かを見極める方法についてご紹介していきます。ぜひご覧くださいね。

迷い猫を見つけたら首輪(迷子札)や鑑札を確認する

迷い猫を見つけたら、まず首輪や迷子札・鑑札を確認してみましょう。首輪や迷子札・鑑札がある場合は、迷い猫の飼い主さんを探す手掛かりになります。

万が一、迷い猫に迷子札や鑑札が付いていなくても、首輪をしている場合は、飼い猫である可能性が高いので、迷い猫を見つけたら猫の特徴を記載した情報をネットやチラシなどで、「できるかぎり情報を拡散」して飼い主さんを探してあげましょう。

迷い猫を見つけたら人懐っこいかどうかを確認する

  • 「ニャー」と鳴いて近づいてくる
  • 人間が近づいても逃げない
  • 触らせてくれる
  • すり寄って人懐っこい

以上に当てはまる場合は、見つけた迷い猫が「飼い猫である可能性」が高いと言えます。元々が室内飼いの飼い猫であれば、毎日飼い主さんからごはんをもらっていたため、人に懐きやすくお腹が空くと人を頼って、甘えてきてくれる猫が多いと言えます。

万が一、すぐに保護してあげることができるほど人懐っこい猫であれば、「飼い猫である可能性は高くなる」ので、迷い猫を見つけたらできる限り、飼い主さんを探してあげましょう。

元々、飼い猫であった迷い猫とは違い「完全な野良猫」の場合は、「人間に頼る」という考え方はしていません。野良猫は子猫の頃に、母猫に威嚇をされて親離れをさせることもあり、野良猫は基本的に一人(自分)で生きていくことが求められます。

迷い猫を見つけたら猫の状態を確認してみる

迷い猫が「飼い猫」か「野良猫」かを見極めるのが難しい場合、猫の状態を確認してみることで違いが分かることもあります。

  • 毛艶や毛並みの状態を確認する
  • 首輪が付いているかどうか
  • 猫にニオイがなければ飼い猫、ある場合は野良猫
  • 肉球が硬い場合は野良猫、柔らかいのが飼い猫
  • 目ヤニが多く付いている場合は野良猫である可能性がある
  • 古傷が多い場合は野良猫の可能性が高い

など、迷い猫を見つけたら「まずは状態をチェック」をしてみましょう。飼い猫であると比較的に人懐っこく、状態も綺麗である場合が多いです。一方、野良猫の場合は毛艶や毛並みがパサついて汚れていることが多く、表情も険しいと言われています。

可能であれば、迷い猫のニオイの有無も含めて猫の状態を確認してみることも、迷い猫が「飼い猫」か「野良猫」かを見極める方法になります。

迷い猫を見つけたら連絡する場所

猫を抱きかかえる夫婦

続いて、子猫を拾ったときや飼い猫を保護したらどこかに連絡した方がいいの?と思うこともありますね。ここで、保護主さんが猫を保護していることを連絡する場所についても見ていきましょう。

迷い猫を保護したら連絡する場所

  • 警察
  • 保健所(動物愛護センター)

迷子猫の場合は保健所(動物愛護センター)や警察で引き取ってもらうことは可能ですが、警察や保健所に保護した猫を連れて行くと、殺処分の対象になる可能性もあります。このため、保護主さんはできるだけ自宅で迷い猫を保護して、警察や保健所に飼い主を探すための協力を仰ぐ形が好ましいです。

もし、飼い主さんが迷い猫の届出をしていれば、連絡を取ってもらうことも可能です。自宅での保護は大変なことも多いかも知れませんが、できるだけ飼い主さんと猫が無事に再会できるようにしてあげることが一番ですね。

動物病院で飼い主が見つかる可能性もある

たまたま迷い猫を動物病院へ連れて行った際に、獣医師が迷い猫の飼い主さんを知っていた、ということもあるようです。

これは、「ワクチン接種の記録や傷跡・手術の有無」などを獣医師が確認してくれることで、飼い主さん探しに繋がるほか、迷い猫の体内に埋め込まれたマイクロチップがあれば、専用の機械で読み取ることで飼い主さんを特定することができます。このため、迷い猫を見つけたら近所の動物病院に行くことで、飼い主さん探しに役立つこともあると言うことですね。

迷い猫を見つけたら飼い主さんを探してあげよう

パソコンで調べ物をする子猫

警察や保健所などに必要な連絡を終えたら、「飼い主さんを探してあげる」ことも必要ですね。
ここで、迷い猫を見つけたら飼い主さんを探してあげる手段についても見ていきましょう!

迷い猫を見つけたらチラシを配る

  • 猫の写真
  • 保護した場所や日時
  • 猫の特徴を分かりやすく記載
  • 保護主の連絡先

など、迷い猫を見つけたら迷い猫を保護していることが分かる「チラシを配る」ことで、飼い主さんを探してあげることができます。室内飼いの猫たちは迷い猫になってすぐの場合、家の近くを迷子になっていることも多いため、飼い主さんが近くに住んでいる可能性もあります。

なるべく近所の人に知ってもらうことで、飼い主さんを探す手掛かりにもなるので、近所の動物病院やスーパーなど、地域の人目に付きやすい場所にチラシを掲載することが重要になります。

迷い猫を見つけたらSNSで迷い猫の情報を拡散する

迷い猫を見つけたら、素早く情報を拡散することができるSNS(twitterやfacebookなど)を活用するのがおすすめです。

  • 猫の写真
  • 保護した場所や日時
  • 猫の性別や特徴を分かりやすく記載
  • 首輪の有無

このときに必要な迷い猫保護情報が以上です。
迷い猫を見つけたらできる限り「検索で見つけてもらえそうな情報」を正しく記入しておくことで飼い主さんに繋がります。このため、迷い猫の特徴をしっかりと把握しておくことも大切です。

迷い猫を見つけたらサイトで情報を検索してみる

などのサイトでは、迷い猫と飼い主さんが再会できるように「投稿と検索」ができる機能があります。
迷い猫になってしまった大切な飼い猫を探している飼い主さんが、サイトに投稿している可能性もあるので、迷い猫を見つけたら検索機能で、情報を検索してみるのも良いかも知れません。

  • 猫を拾った場所
  • 猫の色や性別などの特徴
  • 年齢

など、迷い猫の情報を入力して飼い主さんを探してあげましょう。

まとめ

窓辺に座って外を見る猫

迷い猫を見つけたら?私たちにできることとは「迷い猫の保護と飼い主さんを探すこと」ですが…。
もちろん、簡単なことではありません。万が一、飼い主さんを見つけられなかった場合は、今後のことも考えなくてはいけないと言えます。

しかし、保護主さんが迷い猫の保護と飼い主さんを探してあげることで、一つの命を助けることができ、飼い主さんの元に無事に返してあげることも可能になります。

このためには、迷い猫を見つけたらできるかぎり情報を拡散することが重要です。
また、サイトの検索を活用することで、飼い主さんの投稿を見つけることができるかも知れません。
迷い猫の保護と飼い主さんを探すことは大変なことも多くありますが、保護主さんが無事に飼い主さんを見つけてあげられたら、きっと何より嬉しいことですね。

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