マスクしていても猫が飼い主と認識できるのはなぜ?

マスクしていても猫が飼い主と認識できるのはなぜ?

新型コロナ対策に欠かせないマスク。一日中している、という方も多いでしょう。でも猫の中でしていたら、飼い主って分からないかも?そんな心配はご無用です。マスクをしていても、しっかり認識できるよう。その理由を、探っていきましょう。

匂いで判断しているから

匂いを嗅ぐ猫

猫は嗅覚が優れている為、たとえマスクをしていても匂いで飼い主さんだと判断することができます。ただ、見慣れないものが顔に付いているので「何、それ?」と言うかのように鼻先を近づけてくるかもしれません。

筆者宅の猫は、マスクをしていると不思議そうな顔をしている気がします。「匂いは飼い主だけど、何かがおかしい…」と思っているのかも。誰なのかは分かっても、マスクがあると戸惑う可能性はあります。

声で分かる

声を聞く猫

聴覚も優れているので、飼い主さんであることを声で認識することもできます。マスクをしている時はいつも以上に声をかけてあげると、「なんだ飼い主か。」と分かって貰いやすいでしょう。

意外にも猫は数年間の間のことを覚えていられるようです。何年も会わなかった飼い主さんの声を耳にすると、反応することが分かっています。それだけ猫にとって印象深いものなのです。

シルエットで認識

飼い主さんを認識する猫

シルエットで認識している、という話があります。マスクをしたくらいでは飼い主さんのアウトラインが変わることはありませんので、分かるのでしょう。

ただ、ひどい寝癖やいつもしないような格好をしていると認識できないことがあるようです。シルエットが変わると分からなくなってしまうようなので、注意しましょう。

足音も判断材料

ナデナデされる猫

足音で飼い主さんだと判断できる場合も。家の中だけでなく外から聞こえてくる音でも判別可です。帰宅するのが分かって、玄関で待ち構えている事があるでしょう。「お腹空いた…」と。足音で認識できるのなら、いよいよマスクは関係がなくなって来ます。

顔で判別してないから

飼い主さんの顔を見る猫

そもそも猫は、飼い主さんを顔で判別していないようです。ですからマスクをしていようがいまいが、あまり関心がないのでしょう。顔ではなく匂いや声、シルエットや足音とご紹介した要素で認識しています。

マスクを見て「にゃんだろう?」と不思議に思うことはあっても、それで分からなくなることはほぼないと思って良いでしょう。ですから猫が気がついてないかも…と不安に思うことはないのです。

余談ですが猫同士、お互いの顔を識別することはできるよう。人が猫の顔を見ても違いがはっきりと分からない場合がありますが、それと同じことのようです。

まとめ

マスクをする人と猫

猫は顔以外の部分で飼い主さんを識別しているので、分かって貰う為にわざわざマスクを外す必要はありません。感染防止の為、必要なシーンではしっかりとしておくようにしてください。

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