子猫が便秘になる4つの原因とその解消法

子猫が便秘になる4つの原因とその解消法

外にいた子猫を保護したなどで、突如として子猫の面倒をみる事になる場合があります。子猫はまだ体力がなく、ちょっとした事が命取りになる可能性もあります。そんな時、子猫のお世話の仕方をある程度把握しておけば、落ち着いて行う事が出来ます。この記事では特に、子猫の便秘について取り上げ、原因や対処法などをお伝えしていきます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

子猫が便秘になる原因

子猫とトイレ

子猫が便秘になってしまう原因には、どんなものがあるのでしょうか?まず考えられる便秘の原因は以下の4つです。

  • 自分で排泄出来ない
  • 人工乳を飲んでいる
  • 水分・運動不足
  • 腸内環境が悪い

自分で排泄出来ない

生後21日頃までの子猫は、自力で排泄する事が出来ません。そのため生まれたての子猫は便秘になりがちです。本来であれば母猫が子猫のお尻を舐め、刺激を与える事で排泄を促しますが、人が面倒をみる場合は母猫に代わって行う必要があります。

人工乳を飲んでいる

母乳ではなく人工乳を飲んで育てている場合、便秘になりやすくなる事があります。

水分・運動不足

子猫が自分で排泄出来るようになる生後22日目辺りから、離乳が始まります。その為、水分が不足してしまい、便秘になる可能性もあります。

また、運動不足により腸の動きがにぶくなり便秘になる事もあります。

腸内環境が悪い

人間もですが、腸内環境が悪化していると便秘の原因となる事があります。

子猫が便秘になった時の解消法

マッサージ
  • お腹をマッサージ
  • 肛門を刺激する
  • 水分を取らせる
  • 適度な運動
  • 乳酸菌を与える

お腹をマッサージ

子猫の便秘解消の為、お腹を優しくマッサージしてあげるのも有効です。子猫がリラックスしている時に、お腹を指でクルクルと円を描くようにマッサージするのです。マッサージする指は、温かくしてください。冷たいと逆効果になってしまう事がありますし、子猫の体温を奪ってしまい、良くありません。愛情を込め、優しく優しく、マッサージしてあげましょう。

肛門を刺激する

清潔なタオルやティッシュなどを使って、便秘の子猫の肛門を擦ってあげましょう。ミルクを飲む前に行うと、ミルクの飲みが良くなる事が多いです。もし普通に刺激をするだけでは出ない場合、5〜10分程度時間をかけて行ってあげましょう。それでも出ない時は、オリーブオイルをティッシュなどに含ませて更に刺激します。

また、刺激するものをキッチンペーパーなど、少しガサガサした感触のものにすると出る事もあります。ミルクの濃さを変えてみるのも良いでしょう。濃くしたり薄くしたりして、様子を見てみましょう。

水分を取らせる

ご飯にぬるま湯などで水分を足したり、離乳食の後でミルクを飲ませたりして、水分補給を行ないましょう。

適度な運動

運動不足が原因の場合が適度に運動させましょう。

乳酸菌を与える

猫用の乳酸菌サプリメントを与える手段もありますが、事前に獣医師に相談してからの方が良いでしょう。

子猫に便秘の疑いがある時の状態

便秘の猫

子猫が便秘になる原因は成猫とは違います。また、排泄するまでの時間は個体差がありますので「何日出ていないと便秘」という明確な基準はありません。

正常な排泄は1日1〜2回ですが、2日に1度の子もいます。もし数日間出ていなかったとしても、食欲があればそこまで問題視しなくても大丈夫です。ですが、「あまりにもお腹がパンパンに張っている時」などは便秘を疑い、病院で診察を受けた方が良いでしょう。

子猫の便秘以外に心配な症状

子猫

生後22日頃からは、自力で排泄出来るようになってくるので、寝床にトイレを置いてあげると良いでしょう。置いておくだけでトイレを覚えてくれる場合もありますが、もしトイレ以外で排泄をする場合は、トイレの中で排泄を促す、排泄物のニオイをつけるなどしてあげると覚えてくれます。

トイレトレーニングが終わっているのに粗相が多い、トイレで排泄する際に声をあげたり力んだり、苦しそうにしている場合は異常があるかもしれません。早急に受診するようにしてください。

子猫の便秘に関するまとめ

トイレに入る子猫

    子猫の便秘について、ご理解頂けたでしょうか?子猫がうんちをしない時は心配ですよね。ご紹介した便秘解消方法を試してもダメな場合や、子猫に元気がなかったり、食欲がない、嘔吐をしているなどの症状があった際にはなるべく早く動物病院へ受診するようにしましょう。

    便秘になってしまったり、子猫のお世話は大変ですが、いつまでも続くものではありません。期間限定だと思い、少しだけ頑張ってお世話してあげてくださいね!

投稿者

30代 女性 歩佳

生後2ヵ月程で保護した愛猫は、とにかく排便トラブルが多い子でした。元野良だった事も関係しているのか、腸内環境が悪く、消化器官も未熟だった為、下痢と便秘を繰り返していました。当時は、動物病院で処方された整腸剤とサプリメントを服用していましたが、生まれつき胃腸の弱い子も居る為、ウィルス性感染症の疑いがない場合は、人間用のビオフェルミンSを服用させても構わないとお話しされた事もありました。記事にもありましたが、長期的に服用させる必要がある場合は、猫用の乳酸菌サプリメントもオススメだそうです。

記事にあった通り、排便の回数については個体差もある為、回数より便の質や、食事量に注意するように言われていました。また、ウェットフードやスープタイプのおやつを取り入れる事で、水分摂取を心がけたり、食事の回数を小分けにする事を徹底し、生後4ヵ月を過ぎる頃には1日1回の排便リズムが整っていたように思います。

ただ、今でも後悔しているのが子猫時代にシステムトイレの専用シートを利用していた事です。システムトイレの専用シートは、ニオイも少なく、交換も週に1度程度でいいのでとても便利なのですが、水分を吸収してしまうので、血便や粘液便に気付きにくいというデメリットがあります。実際に、便と一緒に排出された血液混じりの粘液が、専用シートの上に落ちてしまっていて、お腹の不調に気付くのが遅れてしまいました。それ以降は、システムトイレのシートトレイにペットシーツを敷いて利用しています。こうしておけば、万が一便秘によって出血があった場合も、すぐに気付く事ができるのでオススメです!
投稿者

女性 tonakai

子猫は生後間もなくの時は自分で排せつできないので、母猫によるケアがとても大切ですよね。もし子猫を保護したら、ごはんだけではなく排せつ方法も勉強しておかないと便秘にさせてしまいますね。我が家の猫は生後3か月から4か月で保護したので、自分で排せつができていました。幸いにも便秘はなかったのですが、軟便が続くことがありました。
猫によって1日のうんちの回数が違うのでチェックしておくことが大切ですね。子猫の頃はごはんやミルクの飲み方もきちんと記録を付けておくと安心だと思いました。子猫の便秘はお腹の様子でよくわかるので、心配なら写真を取っておくとより分かりやすくなるかもしれませんね。調べてみると子猫が便秘になったという経験がある人は多いようなので、知識として便秘対策を知っておくと良さそうです。
投稿者

20代 女性 mitsuki

愛猫の子猫時代、それはそれは便秘に悩まされました。成猫になった今でも、やはり少し便秘気味です。まず初めての便秘は、我が家にお迎えしてすぐの時です。人見知りもせず、初日からのびのび生活していましたが、やはり環境の変化がストレスになったのか最長3日間、便が出なかったのでとても心配しました。ワクチン接種や健康診断等で、通院が多い時期だったので獣医さんに相談すると、排便のペースは個体差があるからお腹がカチカチになっていないか、食事は摂れているかを意識してねと言われました。それ以降も、月齢ステージに合わせたフードの切り替え時や季節の変わり目等に便秘気味になり、なんてデリケートなんだと驚きました…(笑)その都度、お腹がカチカチに張っていないか、元気があるか等を注意して観察していました。

また、水分摂取量を増やす為に自動給水器を取り入れました。やはりカルキ臭等を除去できるフィルターが付いているものを選ぶと、お水が美味しいのか水分摂取量が増え、便の質が良くなったように思います。後は、食物繊維が豊富なおやつを取り入れる事でしょうか。人間同様、やはり水分量や食べ物で便の質は変わります。感染症等の病気が隠れていないかをしっかり検査してもらい、異常がない場合は普段の水分量や食べ物を見直してみるのもいいかもしれませんね!
投稿者

40代 女性 おはな

うちの猫ちゃんは、子猫のときに便秘症でした。お腹をマッサージして、肛門をこよりで刺激したりしてうんちがでるまで、家族も頑張りました。書道の半紙で作るこよりは、ちょうどよい柔らかさでよくうんちが出ました。何本か作っておきました。家族が代わりにやってくれたりもしました。母乳のときは、母猫ちゃんがおしりを舐めてくれて、うんちは出ていましたが、離乳後の子猫ちゃん達は便秘症でした、ふやかしたカリカリにペット用のミルクを混ぜていました。すこしずつ、出るようになり成猫になると、便秘をしなくなりました。

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