大型の猫ケージを選ぶポイント
- 丈夫な作りになっているもの
- 高さ、広さのあるもの
- キャスターが付いているもの
丈夫な作りになっているもの
大型ケージは猫が過ごす大切な場所ですから、作りが頑丈で、猫が段の部分に何度も登っても大きく揺れたりせず、簡単には壊れない作りになっている必要があります。大型ケージには2段、3段と猫の登る棚板があるので、飛び上がって乗ったり、爪をかけてぶらさがったりしても外れないような強度も必要です。またケージの網部分を猫が引っ掻いたりかじったりしても、傷がついたり塗装が剥げたりしにくいものである必要があります。
高さ、広さのあるもの
猫ケージは、猫が1日のうち長時間過ごすこともある場所になります。猫トイレや食器、猫ベッドが余裕を持って置けて、さらに猫が体を伸ばしたり、段差をジャンプして上がったりできるような、十分な広さと高さが必要です。体の大きい猫や複数の猫がいる場合には特に、小さなケージではなく大型ケージを選び、快適に猫が過ごせるようにしてあげるべきです。広さの目安としては、トイレを置いたときに、周りを猫が歩ける程度の余裕があることが理想です。高さは、最低でも1m20cm以上で、猫が登って休める棚板も2段は欲しいところです。
キャスターが付いているもの
大型ケージは一度設置してしまうと、なかなか動かすこともなく汚れがたまりやすいため、キャスターが付いていて、動かせるものが良いでしょう。大型ケージは組立式がほとんどですが、キャスターが付いていれば、部屋の模様替えや掃除をしたいときにも、そのまま動かすだけで良いため、組み立て直す必要がありません。普段使うときには、ストッパーやキャスター受けを利用して、猫が中で動いてもケージが動くことがないように設置できます。
大型の猫ケージを使う利点
猫を安全に過ごさせることができる
猫をケージに入れる理由は、留守番させたり、まだ子猫であったり、イタズラが多かったり、来客中に一時的に、など様々なものがあるでしょう。掃除中や窓を開け放って空気の入替えをしたいとき、興奮している猫を落ち着かせるときなどにも、ケージを使用すると飼い主さんが安心できるという利点があります。大型の猫のケージがあれば、成猫になった猫でも、複数の猫がいるところでも、猫をケージに入れることで安全に過ごさせることができます。
大型の方が猫にストレスを感じさせにくい
猫のケージを使用するときに、ケージが大型であれば、猫が大きなストレスを感じずに過ごせると考えられます。たとえ一時的にでも猫がケージにいる間は、じっと動かないでいるより、上下運動ができて、ゆっくり休むことができた方が良いですね。
大型の猫ケージおすすめ商品
猫ケージの素材としては、木製、プラスチック製、スチール製などがあります。猫が登って過ごす棚板や、一番下の床は、樹脂製のものが多く、ふき取りや水洗いなどの掃除がしやすくなっています。大型のものは特に、頑丈で猫が運動しても、ゆがんだりしないようなものであることが大切です。
プラケージ813 ベージュ 3段
プラスチック素材でできた大型の猫ケージです。軽くて錆びず、お手入れも簡単です。猫の出し入れがしやすいように天板と側面に扉がついています。キャスター付きで移動も便利です。
ウッディキャットケージ ナチュラル 3段
スチールと樹脂でできた大型の猫ケージで、インテリアに調和するやさしい木目調です。簡単に組み立てられ、上下の四隅にピンを差し込み、ジョイントパーツを取り付けるだけとなっています。扉はスライド扉なのでスムーズに開閉できます。猫が気にいるハンモックも付いています。
コンビネーションサークル ブラウン
スチール素材で丈夫な大型の猫ケージです。複数のパーツを組み合わせて、2段や3段にしたり、床のスペースを広くとったりすることができます。
大型の猫ケージを自作してみよう
猫ケージは、大型ともなると高価なものが多くなります。猫ケージを自作すると、選んだ材料次第では、激安でできてしまう場合もあります。猫ケージを作るには次のものがあればできます。いくつも組み合わせることで大型のものでも作れます。
用意するもの
- ワイヤーネット
- 結束バンド
- ジョイントセット
- ジョイントマット
作り方
- ワイヤーネットを結束バンドやジョイントセットで止め、四角を作ります。
- 箱を組み合わせて、段を作ります。
- 下の段と上の段の間の床はL字にジョイントマットを敷き、猫が上下に行き来できるようにします。
- 一番下にもジョイントマットを敷き、トイレや食器をできるだけ離して置きます。
- ジョイントマットはワイヤーネットに接着剤でつけた方が、外れることがないでしょう。
猫が大きく強度が心配な場合には、ワイヤーネットを二重にすると良いでしょう。猫が指を挟んだりしないように、網目にズレがないように気をつけてください。素材は100円均一でも揃えられますし、ホームセンターでも購入できます。100円均一で揃えた場合には、より激安で猫の大型ケージができるでしょう。
サイズが大きな猫を飼っている場合、ワイヤーネットだけで作るのであれば、自作の猫ケージは2段までにした方が安全かも知れません。3段にする場合には、柱に木を使って補強してみたり、スチールのメッシュパネルを使ったりするなどして、強度を増すようにした方が良いでしょう。
まとめ
ケージに猫を入れるということは、一時的にでも動きが制限されますから、小さいものよりも大型のケージの方が、猫のストレスや動きの制限を減らせると言えるでしょう。普段からケージに猫ベッドやトイレを置いて、扉を開けておいて自由に行き来できるようにしておくと、ケージは猫にとって安心できる場所にもなります。そのためにも、大型ケージは丈夫で信頼できるものを選びましょう。
大型の猫ケージを自作して節約することも良いですが、そのときには猫が乗っても壊れないように慎重に念入りに作る必要があります。大型になるため、より柱や側面、ジョイント部分は、猫の力がかかってズレたり外れたりしないように配慮して作成してください。大型ケージは猫が暮らす大切な場所にもなるものですから、妥協しないで良いものを用意してあげてくださいね。
30代 女性 しおり
大きな猫ちゃんなので、登っても揺れたり崩れたりしないように、丈夫に作って下さいました。2匹の猫ちゃんはそれぞれケージをひとつずつ与えています。寝る時間になると入っていきますし、ケージを快適な場所に工夫しておけば、すこし長い時間ケージに入っていても安心できます。プラスチックで、作られたケージを使用していたときもありますが、揺れるのが怖くて使用するのをやめました!プラスチックケージは、うちの猫ちゃんは体重が重たいので危険ですが、普通の猫ちゃんなら安全に使うことができますね。