嫌われてるの?猫が飼い主を避ける7つの気持ち

嫌われてるの?猫が飼い主を避ける7つの気持ち

多くの飼い主さんは、猫に避けられた事があるのではないでしょうか?避けられてしまうのは、猫にとってある気持ちが隠されているようです。猫が避けてしまう気持ちや理由をまとめています。

飼い主を避けたがる猫の気持ち

嫌そうな表情をした灰色の猫

もしかして嫌われてるの?と感じてしまう猫の行動があります。猫が嫌な気持ちになっているときは、避けるような行動をとるようです。飼い主さんを避けてしまう、猫の気持ちを見ていきましょう。

1 「邪魔するにゃ!」

白いソファでくつろぐ猫

猫には、誰にも邪魔されたくないスペースがあります。一人でくつろぎたいときに、飼い主さんに近寄られたり、触られたりすると嫌な気持ちになります。「一人になりたいのに邪魔しないで」と移動をします。猫は、おひとり様気分でいたいときもあるようです。

2 「くさいにゃ!」

猫の鼻アップ

猫は匂いにとても敏感です。女性なら、服に香水を付けていれば猫は「くさい!」と離れてしまいます。男性なら、タバコの匂いに「くさい!」と近寄らなくなってしまうようです。猫の嫌いな匂いがする場所へは行こうとしないのでしょう。

3 「見つめられると嫌にゃ!」

睨む猫

猫の気分は、読めないことが多いでしょう。猫がこっちを見つめてくるときもあれば、飼い主が猫を見ると逃げてしまうこともあります。逃げていくのは目が合うと都合が悪いのでしょうか?咄嗟に、嫌な予感を抱き、避けられてしまうこともあるようです。

4 「行きたくないにゃ!」

姿勢を低くして怖がっている猫

飼い主さんが、猫のキャリーケースを手にすると、腰を低くして逃げる体勢をとります。「え?病院!?」「行きたくない!」と飼い主さんの傍から離れてしまいます。キャリーケース=嫌な場所となってしまっているのでしょう。

5 「強制されるのは嫌いにゃ!」

爪を切られて嫌そうな猫

猫は「無理に何かをされる」と言うことに、悪意を感じてしまうようです。「飼い主さんが自分に近づくと、ろくなことがない」と記憶されているのかも知れません。

抱っこされると爪を切られる、抱っこされたら部屋に入れられる、抱っこされたら触られまくる、などから、抱っこされると強制されてしまうと思っているのでしょう。

6 「都合が良すぎるにゃ!」

手を挙げて怒る灰色の猫

猫は飼い主さんに、腹を立てているのでしょう。自分の都合で構ってくる飼い主さんに「都合がいい」と思っているようです。構ってほしいときに無視された、自分以外のものに愛情を見せた、怒鳴られた、驚かせた、などのことがそう思わせたようです。

7 「しんどいにゃー」

丸まって眠っている猫

猫が飼い主を避けるのは、飼い主さんに気を使っているのです。猫の体調が悪い、痛みがあると言う場合は、誰にも悟られたくないようです。

心配かけないように隠れて休息しようとします。なので飼い主さんが寄ってくると、「しんどいから、そっとしといて」と弱々しい声で鳴くのでしょう。

猫が避けるのは『嫌い』だから?

キャットタワーの上で不機嫌そうな猫

怖いから避ける

猫の気持ちには、『嫌い』と思うことよりも『怖い』が先にくるようです。嫌なことを避けたい、ケンカを避けたいと言う気持ちが強くあるので、あからさまに避けようとするのでしょう。

簡単に言うと、猫の習性からきている行動なのです。もしも飼い主さんが「猫に嫌われている…」と思っているなら、嫌いではなく怖がっているからと言うことなのです。

安全ではないから

猫も人間を選びます。好き嫌いで単純に分けるというよりは、「その人がする行為が安全かどうか」で分けられるようです。その人が嫌いだから避けるのではなく、自分を守るための行動なのでしょう。

飼い猫の場合、人間と共存している訳ですから一人になるのは無理ですよね。猫は苦手な人とも、上手く付き合っていかなければいけないのです。

猫はその人を安全と思ったときに、自分のペースで距離を近づけてくる生き物なのです。

不安になるから

猫が飼い主を避けるのは、飼い主さんの行動が一貫していないからなのです。猫とのコミュニケーションの度合いが、猫を不安にさせているのでしょう。

猫は自分のおかれている環境に慣れようとします。飼い主さんの行動が、たくさん構いすぎる日、構わない日があると、猫の気持ちが不安定になってしまうのです。

人間同士のコミュニケーションでさえ、難しいとされているのです。猫と人間なら、なお更難しくなると言えるのではないでしょうか。

まとめ

飼い主の足元にすり寄って甘える猫

猫が飼い主を避ける気持ちについて紹介しました。猫が飼い主を避けるのは、怖い、危険、不安からくるようですね。猫の場合、表情から気持ちを読み取るのは難しいです。

猫が好意を示すときは、自ら近寄ってくるのが安心を示している行動になります。猫に避けられて「嫌われた…」と思わずに、猫の本来ある習性から、このような行動をすると理解してあげましょう。

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