猫が飼い主を無視する理由
猫の名前を呼んでも無視されることは、頻繁に起こりますよね。聞こえていない時や、明らかに聞こえていると言う時に、無視をされてしまう理由について紹介してみましょう。
1 くつろいでいるから
猫は気分によって態度もころころ変わる気分屋さんなのです。一人になりたい時や、一人でゆっくりしたい時は、自分だけの空間を邪魔されたくないと思うのでしょう。リラックスしている時は、名前を呼んでも無視される事が多いでしょう。
2 眠いから
寝ている時は、飼い主さんの声にも反応しない事があります。何となく目を瞑っている時は、聞こえていても「めんどくさい」「眠いから後で」と言うように、しっぽだけで合図されてしまいます。ぐっすりと深い眠りについてしまったら、名前を呼んでも何の反応もしてくれません。
3 拗ねているから
猫が大好きな飼い主さんに、冷たくされたり、構ってもらえないと拗ねてしまいます。それに気づいた時にはもう遅かったりしますよね。「○○おいで」と反省の意を込めても、猫は「知らない!」と無視してしまうのです。猫は嫉妬深いところがあるので気をつけましょう。
4 集中しているから
何かに集中して耳を傾けている時は、呼んでも無視されてしまいます。例えば、人間にはわからない微かに聞こえる音や、緊張するような音が気になると耳を傾け集中してしまいます。また、食事中の時は、必死なあまり見向きもしてくれません。食事中の猫は、ご飯に集中してとくに耳を塞いでしまうようです。
5 忙しいから
集中している時と同じように、忙しい時も無視されるのです。「猫が忙しい時ってあるの?」と思ってしまいませんか?どうやら、猫も色々と忙しい日々を送っているようです。
爪とぎや毛づくろいの最中は、話しかけても無視されてしまいます。「今忙しいにゃ」と言うように自分のペースを乱しません。猫もやるべき事を最優先してしまう性分なのでしょう。
6 気づかないから
名前を呼ばれても、気づいていない時もあります。声に気づいていないと言うよりは、それどころではない状況のようです。気持ちに余裕がない猫は、名前を呼んでも自分が呼ばれている事さえ理解出来ません。病院の診察中に多いようです。「早く帰りたい」と言う気持ちで頭がいっぱいなのでしょう。
7 好きじゃないから
猫も人を選びます。好きじゃない相手に名前を呼ばれても知らんぷりしてしまいます。聞こえているけど「興味無い」「嫌い」と言う気持ちから無視するようです。きっと、猫にしつこくしたり、嫌われるようなことをしてしまったのかも知れませんね。
8 飼い主とわからないから
猫を呼んでも無視されてしまうのは、猫が飼い主さんと理解出来ていないようです。名前を呼んだ時に、反応する時としない時があります。何故なら、目で確認がとれていないからなのです。
猫の視力はあまりよくありません。猫が見えやすい距離にいない、色の識別ができない、動いていないなどの理由から飼い主さんと気づかない事もあります。飼い主さんが、動きながら近くで呼べば猫も「飼い主さんだ」と反応してくれるのでしょう。
9 名前を覚えていないから
もしかすると、猫が自分の名前を認識していないのかも知れません。「まだ家族に迎えてから日が浅い」と言う理由からきているのではないでしょうか?早い猫は3日くらいで覚えるようですが、1ヶ月くらいかかる猫もいますので、猫によっては差があるようです。
また、猫の名前が覚えにくいと言う事も考えられます。長い名前や、イントネーションなどが区別できないのでしょう。
まずは名前を覚えてもらう事から始めましょう。
まとめ
猫の名前を呼んでも無視される理由を紹介してみました。結果を見ると、猫の気分次第でもあり、また猫が気づいていないと言う理由が多いようです。
猫の気分次第では、自分が用事がある時は名前に反応しますが、それ以外は無視されてしまうと言ってもいいかも知れません。猫はマイペースな性格なので、名前を呼んで無視されるのはよくあることなのでしょう。