猫は言葉を理解しているの?
猫と過ごしていると、たまに「ごは~ん」と鳴いているように聞こえたり、飼い主さんが話しかけると「う~ん」と返事をしているように聞こえることもあって、ビックリしてしまうこともありますよね。
「猫は言葉を理解できない」ということを聞きますが、実は猫の知能は人間の3才児程度の発達をしています。
ですから言葉として理解ができていないことが、ほとんどではありますが「声色」、「飼い主さんの表情」、「言葉の音」は理解している場合もあるんですよ。ですから短くて簡単な言葉であれば、覚えているので返事をしてくれることもあるのです。
猫が理解しやすいようにゆっくり話しかけてあげてみてくださいね。
猫が嬉しくなる飼い主の言葉!
猫が「ヤッター!」とテンションがあがってくれるような嬉しい言葉って何だと思いますか?
猫は飼い主さんの「言葉の音」や「表情」を理解していることもあるので、嬉しい言葉をかけられると甘えてくれたり、駆け寄ってきてくれることもあるんですよ。
ここでは、猫が嬉しくなる言葉についてご紹介させていただきます。
1.おはよう
猫が飼い主さんに声掛けをされて嬉しい言葉は「日常会話」です。決して理解することができなくても、大好きな飼い主さんに話しかけてもらえるだけで、嬉しい気持ちになってくれます。
朝の挨拶である「おはよう」は、猫にとっても一日の始まりを意味します。毎日朝に、「おはよう♪」と声掛けを続けてあげれば、「飼い主さんが行動を始める時間だ!」と勘付いてくれるようになりますよ。
2.~~ちゃん(名前)
猫にも大切な「名前」がありますよね。コミュニケーションをとりたければ、ハッキリ、ゆっくりと「~~ちゃん」と優しく声掛けをしてあげましょう。初めは理解してくれなくても、毎日続ければ猫ちゃんは嬉しくて振り向いてくれるようになりますよ。
また気をつけるべきことは、「叱るときに名前と一緒に言わないこと」です。「~~ちゃん、だめでしょ!」 と叱ってしまうと、名前を呼ばれるときは叱られるときだと紐付いてしまい、怖がるようになってしまいますので、気をつけてくださいね。
3.ごはん?
「食事」の時間と言えば、飼い主さんと猫ちゃんの会話のチャンス時間でもあります。
- ごはん?
- カリカリ食べる?
などと毎日決まった言葉をかけていれば、猫も餌をもらえることを理解しますから、「ニャーン(う~ん)」と、返事をしてくれているように聞こえてくることもありますよ♪
また猫によっては、食事中に「うま~い」と鳴きながら食べる子もまれにいるので、本当に会話をしているみたいで、つい笑ってしまいますよ。
4.おやつ?
猫にとって大好きな「おやつ」。シンプルで理解しやすい言葉の上に、一番猫のテンションが上がってくれる、至福タイムの「声掛けの言葉」でもありますよね。
そんな言葉を、おやつ前にいつもかけていれば、欲しければ振り向いて駆け寄ってきてくれたり、ニャーンと鳴いて返事をしてくれることもあるでしょう。
5.可愛いね
猫は大好きな飼い主さんに話しかけられるのが大好きです。「可愛いね」、「大好きだよ」などとコミュニケーションをとりながら、たくさん優しく声掛けをしてあげましょう。
たとえその言葉の意味が理解することができなくても、飼い主さんの表情や声色で「嬉しい気持ち」になってくれますよ。
ハッキリ、ゆっくりと声掛けをしてあげると、猫も理解しやすくなるでしょう。
6.遊ぶ?
猫にとって遊ぶことは体を動かして運動不足の解消をしたり、ストレスを発散する効果もあるので大好きです。
猫はもともと、野生に生息していたとき、走り回って狩猟をして暮らしていました。ですから家猫となってからでも遊ぶことが大好きですから、その言葉をかけられると嬉しくなってくれますよ。
1日に15分くらいは、ボールや猫じゃらしなどで、相手をして遊んであげてみてくださいね。そうすれば、信頼関係ももっと深まりますよ。
まとめ
猫は飼い主さんの言葉を理解することができなくても、表情や声色、言葉の音を理解することはできます。
シンプルにゆっくり、優しく声掛けを持続していると返事をしてくれるようになりますよ。