飼い主から猫へ愛を感じる行動
愛を伝えるのって難しいと思っていませんか?猫も飼い主さんから、愛を伝えられたら嬉しく思うものです。愛を伝えるのは気持ちを伝える事です。猫が愛を感じる時はどんな行動かを見て見ましょう。
1. 撫でる場所がピンポイント
猫を触るのが上手な人は、猫も愛を感じやすいのでしょう。猫も、気持ち良いポイントをわかってくれていると思うと「愛されてるな」と感じるようです。猫が目をつぶって溶けそうな顔をしていたら愛は伝わっているでしょう。
2. 名前を呼ばれた時
自分が呼ばれると振り向いたり、返事をするのは自分の名前を理解しているからです。名前を呼ぶと駆け足で寄ってきたりするのは「待ってました」とスキップしているようにも見えます。名前を呼ばれるのは、猫が何かに期待する気持ちで嬉しく思ってしまうのでしょう。
3. 自分が一番と感じた時
猫の中には、「特別な存在でいたい」「優位でいたい」と誰よりも強く思う性格の猫もいます。とくに、人間が好きな猫に多いのではないでしょうか?何をするにも、自分を優先的に考えて行動してくれると愛を感じるようです。いつでも、自分だけを愛してくれてると少し優越感に浸っているのでしょう。
4. 守ってくれた時
猫は自分がピンチになった時に、助けられた事を忘れません。ケガをした時、具合が悪い時、怖い場所に行った時、お腹が空いた時などに、目の前にいた人に優しくされると愛を感じます。「この人はピンチを救ってくれた」と心に残るのです。もし、その人がピンチになったら次は助けてあげたいと思ってくれていることでしょう。
5. スキンシップが多い時
たくさん遊んでくれる、たくさん構ってくれる、たくさん話かけてくれるなど、スキンシップが多いのは、猫に愛が伝わりやすいのでしょう。
猫は社交的な性格をもっていると言います。人や動物と触れ合うのは、猫も好きな事のようです。
6. 褒められた時
我々でも、けなされるより、褒められると愛されていると感じるものではないでしょうか?
誰しも、褒められて嫌な気持ちにはなりません。猫も褒められると、飼い主さんが優しい表情で頭を撫でてくれる、褒められると楽しい事があると思えばこれは「愛なんだ」と思うのでしょう。
7. 安心する相手だと思った時
毎日安定した生活を望んでいる猫は、不安に思うことを嫌がります。飼い主さんが猫を不安にさせないように気をつけるだけでも愛を感じてもらえます。「この人といると安心する」「いつもそばにいてくれる」「世話をしてくれる」などと安心から愛を痛感するのでしょう。
8. 猫の気持ちに対応した時
猫に愛を伝えていても、一方通行になってしまうのはタイミングのせいかも知れません。猫の気持ちが、愛を求めていない時なら、何をしても迷惑と思われてしまう場合もあります。猫のタイミングに求めた事をすれば愛が伝わりやすいです。お腹を出してきた時に対応する、かまって欲しい時に名前を呼んであげる、寝たい時に膝をあけてあげるなど猫に合わせると愛を感じてくれます。猫のペースに合わせるのは、自分勝手にも思うかもしれませんが、人間に合わせてくれている事もあるので、互いに考慮し合っていると思えば気になりませんよね。
まとめ
猫が愛を感じる飼い主の行動をあげてみました。猫が人と生活するようになり、猫の性格も柔軟になってきたようです。愛を感じたり、愛されたいと思うようになっていったのかも知れませんね。猫の性格も面白いことに、猫といるよりも人間といるのが好きな猫もいます。多頭飼いをしていると、猫の飼い主への感情の違いがわかります。飼い主にいつも愛されたいと思う猫もいれば、たまに愛されたいと思う猫もいるのでしょう。