猫が思わずうっとりしちゃうこととは?
猫がうっとりとなってしまうことには、どんなことがあるのでしょうか?
1 ナデナデ
頰や頭、首などをナデナデされてうっとりするのは、代表的です。飼い主さんに撫でられてうっとりして、ギュ〜っと体を押し付けてくることも、あるでしょう。しっぽの付け根をナデナデされるのが好きな猫もいます。
ただ困るのが、猫がナデナデで十分に満足したときです。突如として態度が豹変し、場合によっては威嚇されることさえあります。猫なりの「もういいよ」サインは出しているのですが、それを見逃すと、大変なことに。
猫をナデナデするのには、そのようなリスクが伴うことを、覚えておいてください。
2 ブラッシング
ブラッシングは猫の好みが分かれるところですが、好きな猫はうっとりとして、体を委ねてくれます。他の猫に舐められているかのような気持ち良さがあるようです。
ブラッシングをすると猫がうっとりするだけでなく、抜け毛取りや血行促進にもなりますので、一石二鳥です。長毛種ではブラッシングは必須ですが、短毛種でも、週に1度か2度はブラッシングしてあげると良いでしょう。
3 美味しい食べ物
猫は美味しい食べ物を食べているとき、うっとりとして目を閉じます。
ギュッと閉じるのではなく、薄目程度になっていたら、美味しいと感じていると思って良いでしょう。逆にまずいと感じたときは、口を開けて舌を出し、「オエッ」となります。
4 飼い主さんを見たとき
大好きな飼い主さんを見たとき、ゆっくりと瞬きをしてうっとりとした表情になります。
この瞬きは、「親愛の情を表している」「敵意がないことを伝えている」意味があると言われています。猫と目が合ったときには、こちらも瞬きをすると、猫に好意を伝えられるでしょう。
5 マタタビ
マタタビを嗅いでうっとりとする猫。効き目がないこともあるようですが、大抵の猫はマタタビが大好きです。中には、腰が立たなくなったり、興奮して攻撃的になったりする猫も。
マタタビを使うときは、オーバードーズにならないようにすることや、目を離さないようにしてください。適度に使って、楽しませてあげましょう!
6 フミフミ
子猫気分を思い出していると言われるフミフミ。飼い主さんのお腹や毛布などの柔らかい場所で、前足を交互にグーバーして、一心不乱にフミフミをします。
このときの猫の表情にご注目ください。目がトロンとして、うっとりとします。母猫の顔でも、思い出しているのでしょうか?
7 マッサージ
猫にマッサージをしてあげると、うっとりとしてくれます。もちろん、猫が気持ち良いようにマッサージをした場合です。マッサージの仕方は様々あるので、愛猫が気に入ってくれるマッサージ法を、探してみましょう。愛猫のうっとり顔、楽しみですね!
8 コロコロ
粘着テープでゴミをくっつけ取る、あのコロコロにうっとりする猫も。嫌がる猫もいるのですが、ハマる子はハマります。
猫の体にコロコロをかけ始めると、うっとりとした表情になり、ゴロゴロ言いだすことでしょう。抜け毛が取れるので、ブラッシング代わりに使えます。
9 猫用音楽
猫用に開発された音楽は、猫をうっとりさせてくれるようです。老猫よりも若い猫の方が、反応しやすいのだとか。
愛猫のリラクゼーションのため、取り入れてみても良いですね。流している猫用音楽を消したら、怒られるかもしれません。猫様の様子を見ながら、使ってあげてくださいね。
10 動くもの
魚や虫、その他動くものを見て、うっとりする猫もいます。熱帯魚の水槽を襲うでもなく、じっと眺めている猫も少なくありません。
我が家でも1匹、観察好きな猫がいて、虫かごの虫をじ〜っと、眺めています。人が猫の動きを見て楽しむように、猫も小さなものが動くのを見て、楽しんでいるようです。
11 耳掃除
歯磨きが嫌いでも、耳掃除は好きな猫は多いです。耳を掃除し始めるとうっとりとして、身を委ねてくれます。猫の耳の中は繊細なため、あくまでもソフトに、掃除してあげましょう。
きっとうっとりとする愛猫の様子が、見られることでしょう。
まとめ
猫がうっとりすることは、意外と多くありました。うっとりのハードルが、低いような気もします。ですがその方が、幸せです。
私たち人間も、ちょっとしたことでうっとりできるよう、心がけたいですね。
その方がきっと、幸せな毎日が送れるでしょうから。