実は猫は雪が好き
「ね~こはこたつで丸くなる~♪」なんて歌もあり、寒さが苦手なイメージが強い猫ですが、実は雪が好きな猫ちゃんも少なくないようです。
実は猫は雪が好き① 降ってくる雪を捕まえたい
どうやら、チラチラと降る雪の動きが、猫のハンター心に火を付けるようです。お外に出ない完全室内飼いの猫であっても、窓から見える雪をどうにか捕まえてやろうと、2本足で立ち上がり応戦することも…。確かに、人には見えないような埃にさえも反応することがある猫にとって、雪は十分に大きな獲物なのかもしれませんね(笑)
実は猫は雪が好き② 柔らかい雪を掘り返したい
降り積もった雪の上を歩いたり、掘り返したりするのが好きな強者も少なくないようです。柔らかい雪を掘り返そうとするのは、猫本来の習性が関係しているのかもしれませんね。完全室内飼いの猫の場合、何かを掘るといえばトイレの砂くらいのものですが、野生の猫は木の根元に穴を掘って隠れたり、自分のニオイを隠したりと、掘るという機会は少なくなかったようです。また「普段はないものがそこにある」ということから、掘り返して安全確認をしているのかもしれません。
実は猫は雪が好き③ 地域性
雪が多い地域で暮らす猫にとっては、雪も生活の一部であるようです。雪に慣れている猫は「雪の中を泳ぐ」なんて表現をされることもあるようですね。特にロシアなどで暮らす猫は、どれだけ雪が積もろうと、スイスイと移動するようです。
雪の中の猫の画像集
では、実際に雪の中の猫を見てみましょう♪
降ってくる雪を捕まえてやろうと2本足で奮闘する子猫ちゃんの写真です。特に、何に対しても興味津々な子猫の場合は、雪の冷たさも気にせず遊び回る子が多いようですね♪
こちらの猫ちゃんは体の殆どが雪の中に埋まっているようですが、冷たくないのでしょうか…。雪に慣れている猫の場合、雪の中を泳ぐようにして器用に移動する子もいるようですね。
雪が降ろうが積もろうが関係ない!と言わんばかりにハンターモードの猫ちゃん。雪が積もると足場が悪くなるイメージですが、猫には関係ないのでしょうか…。
可愛らしく作られた雪だるまに猛攻撃中の猫ちゃん…。心なしか雪だるまの表情が切なげですね…。
そしてやはり、猫と雪といえば拝んでおきたいのが「足跡」ですね。真っ白な雪の絨毯についた小さな肉球のスタンプは、とんでもなく可愛いですね~。
雪の中はしゃぐ猫の動画集
お次は、雪の中ではしゃぐ猫の動画をご覧ください♪
雪の中で大はしゃぎする猫たち♪
雪の中で大はしゃぎする猫ちゃん達の動画です♪飛んだり走ったり、喧嘩ごっこをしながら遊び回る子も居れば、必死に雪を掘っている子も。寒さなんて微塵も感じさせない遊びっぷりに注目です♪
雪かきをする猫
玄関を開けるとそこには雪の壁が…。2本足で立って、一生懸命雪かきをしている猫ちゃんの動画です♪雪の壁をジャンプして飛び越えようとするものの…?
初めて雪遊びをした子猫たち
初めて雪を見た子猫達の動画です♪窓越しに雪を捕まえようと必死でジャンプする子や、飼い主さんの雪かきを全力で邪魔する子猫まで…とっても可愛いですね~!
玄関は雪の壁!ジャンプするのかと思いきや…
玄関を開けてもそこは雪の壁…出かけて行こうとする愛猫を飼い主さんが呼んでいるようです。するとなんと猫がとんでもないところからご帰宅…?!何とも猫らしく、面白可愛い動画ですね~。飼い主さんにとっては大惨事ですが…(笑)
雪の中を泳ぐ猫
雪の中をまるで泳いでいるかのようにスイスイと移動する猫ちゃんの姿が撮影されています。雪が積もり、地面も見えない程なのにしっかりと安全を確認しながら移動しているようですね~。
雪合戦をする猫?!
なんとこちらの猫ちゃんは、飼い主さんと雪合戦をしているようです。雪が大好きなようで、とっても楽しそうに雪遊びをしています。しかし寒さも感じているのでしょう…動画1分17秒頃、窓から覗く猫ちゃんのお顔は必見です(笑)
筆者が暮らす地域では、雪が積もることは殆どありません。そのため、愛猫が雪を見たことがあるのも過去に2度程。2本足で立ち、窓に張り付いていたのを覚えています。いつか、真っ白な雪のじゅうたんの上で愛猫が遊ぶ姿を拝める日を夢見ています。(笑)
雪で猫を遊ばせる際の注意点
まず、猫は雪の中で遊んで寒くないのか?という点についてですが、いくら楽しそうに遊んでいるとはいえ、全く寒くないというわけではないようです。そのため、人と違って防寒着や手袋、靴などを装着しない猫に雪遊びをさせる時はいくつか注意しなければなりません。雪で猫を遊ばせる際の注意点は主に以下のつです。
雪で猫を遊ばせる際の注意点① しもやけ、凍傷
猫を長時間雪の中で遊ばせると、肉球がしもやけや凍傷を引き起こしてしまう可能性があります。目安として、猫は-15度の環境で過ごすことによってしもやけを起こすとされていますが、日頃暖かい室内で過ごすことの多い猫の場合は、目安よりも早い段階でしもやけを起こす可能性があるので注意が必要です。
猫のしもやけが悪化し、凍傷してしまうと患部が壊死してしまうこともあります。雪遊びは短時間で切り上げ、足の裏を温かいタオルで拭き、保湿クリームを塗るなどのケアを行っておくと安心です。
猫の肉球用クリーム
雪で猫を遊ばせる際の注意点② ハーネスの着用
猫に初めて雪遊びをさせる場合、パニックになり逃げ出してしまったり、雪に埋まってしまう可能性もあります。特に完全室内飼いの猫に雪遊びをさせる場合は、たとえベランダなどであっても必ずハーネスを着用させましょう。首に着用するタイプは、引っ張ると抜けてしまうことや、雪に埋まったしまった場合に引っ張り上げるのが困難になるため、胴部分に着用するタイプを選んでおくと安心ですね。
猫用ハーネス・リードセット
雪で猫を遊ばせる際の注意点③ 雪を食べさせない
雪には、雪を溶かすために利用される「融雪剤(ゆうせつざい)」や、暖房機器などの凍結を防ぐための「不凍液(ふとうえき)」などが含まれている可能性があります。これらは、猫にとって有害な物質であり、特に不凍液は少量であっても激しい中毒症状を引き起こし、命を落としてしまう危険性があります。不凍液は甘い香りがするために、猫が好んで口にしてしまうこともありますので、危険性がないと判断できる自宅の敷地内などで雪遊びをさせてあげましょう。
雪で猫を遊ばせる際の注意点④ 体を温める
猫が全身雪だらけになるほど雪遊びを楽しんだ場合は、温かいシャワーやお風呂に入れ、しっかりと体を温め、乾かしましょう。全身びしょ濡れの猫を放置すると、体調を崩してしまう可能性もあります。また、長毛種の場合は、被毛に雪が絡みついて毛玉になってしまうこともあるので、被毛についた雪をしっかり溶かし、ブラッシングしてください。
まとめ
雪の中で大はしゃぎの猫たち!可愛い画像・動画集についてご紹介しました。残念ながら筆者は、愛猫の雪遊び姿を見たことがないのですが、雪の多い地域では珍しくない光景のようですね。雪に対しての反応は性格によって異なるようですが、犬顔負けの雪遊びをする猫も多いようです。
ただ、雪に慣れていない猫の場合は、雪遊びをする時に注意しなくてはならないことも多いようなので、怪我をしないよう心がけましょう!ちなみに、筆者は愛犬と雪遊びをした後に、被毛に絡まった雪がなかなか溶けず、お風呂場で長時間格闘したことがあります。長毛種の猫ちゃんの場合はご注意くださいね。