猫を突然死させる怖い病気6つ

猫を突然死させる怖い病気6つ

愛猫には健康で長生きしてもらいたいですよね。しかし、猫が突然死してしまう病気があります。どのような病気が突然死につながってしまうのか、猫のためにできることはあるのか、ご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.感染症

注射器を持ってマスクをした猫

パルボウイルスが原因の猫パルボウイルス感染症(猫汎白血球減少症、猫伝染性腸炎)は、死亡率が高い病気です。特に子猫では突然死となることもあります。

初期症状は元気がない、食欲がない、発熱などです。続いて、嘔吐や下痢をするようになります。症状が進行すると白血球が減少し抵抗力が低くなり死亡してしまう病気です。死亡率が高く、突然死を引き起こす感染症ですがワクチンによって予防することが可能です。

2.アレルギー、中毒

小さな子どもと猫

食品、蜂に刺される、ワクチンなどによってアレルギーや中毒を起こすことがあります。人間の薬やタバコ、洗剤、アロマオイルなどを口にしてしまうことも原因です。

嘔吐、下痢、皮膚の炎症などの症状や、短時間でそれらの症状があらわれるアナフィラキシーショックによって突然死となってしまう可能性もあります。

アレルギーを起こす食べ物は猫によって異なります。わかっている場合は口に入らないように十分注意が必要です。また、人間の食べ物や薬などは猫が触れないように管理をしましょう。

3.フィラリア症

うずくまる黒猫

犬を飼育した経験がある方は「フィラリア症」という言葉を聞いたことがあると思います。フィラリア症は猫もなる病気です。フィラリアという寄生虫が体内に寄生することで、下痢、嘔吐、食欲不振を起こしますが、症状がみられないこともあります。

アナフィラキシーショックや呼吸困難となり、突然死となってしまうこともある病気です。フィラリアという寄生虫は蚊が媒介しています。予防するには、猫が蚊に刺されないようにしたり、フィラリアを駆除する薬を定期的に使用したりします。

4.心筋梗塞

聴診器を当てられる子猫

動脈硬化によって心筋が壊死してしまうことで、突然死となる可能性があります。元気がなくなる、食欲がない、呼吸が荒いといった症状が出ることもありますが、目立った症状があらわれないこともあります。

加齢の他に肥満やストレスが原因と考えられています。適正な食事や運動などで、健康的に生活できる環境にしてあげましょう。

5.脳梗塞

体重計に乗る猫

脳の血管が細くなったり、詰まったりして、脳に十分な酸素や栄養が届かなくなることが原因で死亡してしまう病気です。何度も嘔吐する、倒れて意識がなくなる、体が麻痺するなどの症状があらわれることがあります。

肥満やストレスなどによって脳梗塞が起こりやすくなるとされています。肥満にさせない、ストレスを溜めないような環境を整えてあげましょう。

6.心筋症

白黒の猫

猫に多いのは肥大型心筋症で、心筋が肥大して心不全となってしまう病気です。元気がない、息苦しそうにするなどの症状が出ることもありますが、はっきりと症状がみられない場合もあります。また、心臓から血液が順調に流れ出しにくくなるために血管内で血餅ができやすくなり、これが血栓となり下半身にの血管に詰まり麻痺が見られることもあります。

予防することはできない病気ですが、健康診断を受けて早期に発見する、症状に気がついたらすぐに動物病院を受診しましょう。

まとめ

抱っこされる猫

猫の突然死、考えただけで悲しくなってしまうものです。しかし、どのような病気が突然死を招いてしまうかを知っていると、猫の異変に気づきやすくなったり、早く対処できたりする場合もあります。また、予防できる病気は今から対策を行って、猫が健康で長生きできるようにしていきたいものです。

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