猫が火事を起こす危険な原因

コンロのスイッチをON
キッチンカウンターに飛び乗った猫が、偶然ガスコンロやIHコンロのスイッチを踏んでしまうことがあります。ガスコンロのスイッチを猫が押して、近くにあったタオルやキッチンペーパーなどに引火して火災になる可能性があります。IHコンロのスイッチがONになった状態で、近くに置かれた可燃物が熱せられ火事になることもあります。
暖房器具に燃えやすいものを近づけてしまう
猫はストーブなどの暖房器具の近くで暖まるのが好きです。ストーブの近くに置かれた毛布や洗濯物などを猫がじゃれて動かしてしまうことがあります。その結果、暖房器具に触れて燃え広がり火事になることがあるのです。
電気コードをかじる、おしっこや嘔吐物がかかる
猫が電気コードにじゃれてかじってショートさせ、火花が出て火事になってしまうことがあります。特に子猫は注意が必要です。また、猫のおしっこや吐き戻しなどの液体がコンセントにかかり、ショートして火事になる可能性もあります。
猫による火災トラブルの予防策

キッチンでの予防策
ガスコンロを使わないときは、元栓を閉めましょう。操作ボタンにロック機能がある場合は必ず使いましょう。ボタン部分が押し回し式のコンロであれば、さらに安全性が増します。キッチンにはコンロ以外にも、刃物や猫が食べてはいけない食材などもあり危険なので、柵などを使って猫がキッチンに入れないようにしておくと安心です。
暖房器具や電気製品の予防策
ストーブなどの暖房器具にはストーブガードを設置しておきましょう。ストーブガードに寄りかかる猫もいるので、ストーブガードが動かないようにしたり、表面が熱くなりにくいガードを選んだりするとより安心です。また、エアコンなどストーブ以外で室温管理することも検討しましょう。
電気製品のコードは保護カバーをつけたり、壁に沿わせたりしてかじりにくくします。猫のおしっこがかかりそうな場所には電気製品やコードを置かないようにしたり、コンセントカバーを使用したりして予防します。使用していない電気製品はコンセントからプラグを抜いておくのが安全です。
外出時の予防策
猫だけで留守番をしてもらうときは、危険なところがないかよく確認しましょう。コードをかじってしまう猫は、飼い主さんがいないときはケージや、電気製品を置いていない部屋で過ごすようにします。コンロの元栓、電気製品のプラグなどを指差し確認しましょう。
まとめ

キッチン、暖房器具、コンセントで猫が火事を起こす危険性がありますが、飼い主さんが対策をすることで火事を防ぐことができます。現在の家の中をチェックして、猫と飼い主さんが火事の心配なく過ごせるようにしましょう。