大事なことは全部猫に教わった…猫との暮らしで得られた『大切な教訓』5選

大事なことは全部猫に教わった…猫との暮らしで得られた『大切な教訓』5選

猫は自由奔放で、気まぐれ。一見しただけでは好き勝手に生きているようにしか見えませんが、一緒に暮らしていると、彼らの生き方には学ぶべき教訓がたくさんあることに気づきます。今回は、私たち飼い主に猫が教えてくれる大切な教訓を5つ紹介します。

1.個性を大切にする

王冠とマントを装着した猫

猫は一匹一匹異なる性格や好みを持っています。人懐っこい性格の猫もいれば、孤高でマイペースな猫も。まるで「自分らしくあること」が当然だと言わんばかりに、彼らは生まれ持った個性を受け入れ、ありのままの自分をさらけ出します。

そうした猫たちの姿は「自分の個性を大切にすること」の大切さを教えてくれているように思うのです。

人間もそれぞれ異なる才能、価値観、感情を持っています。しかし私たち人間は、つい周りに合わせてしまって、モヤモヤしたり実力を発揮できなかったりすることも多いのではないでしょうか。自分の個性や気持ちを大切にし、どんなときも自然体でいられるようになれば、生きにくさはグッと減るはずです。

自分らしく生きることを大切にしてみませんか?

2.いつまでもクヨクヨしない

ソファーであくびをする猫

人間であれば、一度の失敗で深く落ち込んだり、いつまでも後悔の念に駆られたりすることもあるでしょう。しかし、猫は過去のできごとに囚われてクヨクヨと考えることはありません。

猫は少し前に失敗したり、怒られたりしたとしても、その感情を引きずることがないのです。まるで「過ぎたこと」「終わったこと」とでも言うように、驚くほどあっけらかんとしています。

その点、人間は過去のできごとを引きずりがち。失敗を反省することは大切ですが、失敗に囚われすぎて立ち止まってしまうのはもったいないでしょう。場合によってはチャンスを逃してしまう原因にもなりかねません。

「過去に縛られず」そして「常に前向き」な猫の生き方をぜひ参考にしたいものです。

3.嫌なことは「嫌だ」と伝える

女性とのキスを拒否する猫

猫は嫌なことをされると「やめて!」とはっきりと態度で示します。無理に触ろうとすると怒ったり、逃げたりするのは、まさにその代表例です。そして、しばらくすると何気ない顔で近づいてくるところまでがセットなのです。気持ちに素直になることで気分転換にもなっているのでしょう。

一方人間は、人付き合いを円滑にしようとするあまり、相手に遠慮して本当は嫌なのに我慢することも少なくありません。我慢し続ければ、大きなストレスになりますし、いつか爆発してしまう可能性もあります。

お互いに良い関係を維持するためにも、どちらか一方が我慢する状況は避けるべきです。人間関係を円滑にするには、猫のように自分の心を偽らず、ありのままの感情を表現することも大切なのではないでしょうか。

4.休むときはしっかりと寝る

枕に頭をのせて寝ている猫

猫は一日の大半を睡眠に費やします。しっかりと休むことの大切さを知っているからです。忙しい現代人は休息を軽視しがちですが、質の良い睡眠をとることで健康だけでなく精神の安定にもつながります。

睡眠時間が不足すると、頭痛や吐き気のほか、めまい、動悸、肥満の原因になりますし、感染症にかかりやすくなるとも言われています。また、パフォーマンスが低下して仕事に影響が及ぶ可能性、不安を感じやすくなる、イライラしがちになるなど精神面への影響も。

忙しいときこそ猫を見習い、最高の仕事をするためにしっかりと睡眠をとることをおすすめします。

5.適度な距離感で接する

床に寝そべる犬と猫

猫は大好きな飼い主さんに対しても、常にべったりと甘えることはありません。自分にとって心地よい距離を保ち、必要に応じて寄り添い、健全な関係を築いているのです。これは人間関係においても同じことが言えるでしょう。

人はそれぞれ心地よい距離感を持っており、過度な干渉は相手に負担を与え、あなた自身のストレスにもなり得ます。これは人間関係で疲れてしまう大きな要因でもあります。

人付き合いにおいても猫のように、相手のスペースを尊重しつつも、自分にとって心地よい距離感を保ちながらつき合っていけるのが理想なのです。

まとめ

寝そべって猫と見つめ合う女性

猫はいつだって自分の気持ちに正直に生きています。嫌なことは嫌だと主張し、疲れたら眠る。そして、気持ちを上手に切り替え、心地よい距離感を保つことが得意です。

そんな猫の生き方には、私たち人間社会にも通じるものがあり、学ぶべきことがたくさんあります。

人間関係や暮らしに疲れたなと感じたときは、猫の気ままで自由な生き方を参考にしてみてはいかがでしょうか?

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