メインクーンのジェントルカーブとは
ジェントルカーブって何?
メインクーンは、ジェントルカーブを持つ猫として言われています。ジェントルカーブとは、鼻筋の緩やかな流線的な窪みのことを言います。真正面ではなく、横顔から鼻筋を見るとよく分かります。
ジェントルカーブが見分けるコツになる
メインクーンが大きな品種と言われていますが、メインクーンの先祖といわれる、そっくりな大きな品種の猫が他にもいます。ノルウェージャンフォレストキャットと言う猫です。
名前の通りノルウェー発祥の品種です。
メインクーンとノルウェージャンフォレストキャットは、体格、被毛、顔つきが一見そっくりなので、違いがわからないと言われています。
そこでこの二つの品種を見分けるときに、鼻筋の違い「ジェントルカーブ」があるかどうかが判断するポイントになるのです。また見分けるのに、メインクーンの顔は丸いのに対し、ノルウェージャンフォレストキャットは顔が逆三角形と言われています。
ジェントルカーブとリンクスティップ
メインクーンは、ジェントルカーブの鼻筋だけではなく、耳先にあるリンクスティップと呼ばれる長い毛があるのも特徴的です。メインクーンには立派な耳の飾り毛があるのです。
ノルウェージャンフォレストキャットにもリンクスティップがある猫もいますが、メインクーンのような長く立派なリンクスティップは見られないようです。
そっくりな猫でもよく見ると顔にも違う点があり、個性があるのがわかります。
猫の鼻の形は様々である
猫の品種から、鼻の高さや大きさはそれぞれ違うようです。
メインクーンのようにジェントルカーブを持つ猫もいれば、ペルシャ猫は鼻の穴が上を向いているのです。品種だけではなく、個体差からも鼻筋の長い猫や鼻先がずっしりとした猫など、個性豊かです。
ちなみにオス猫とメス猫では、オスの方が鼻が大きく鼻筋もしっかりしているそうです。
メス猫の鼻は小ぶりで可愛らしい形になるそうです。
メインクーンは世界最大の猫
メインクーンの特徴
猫種の中でもメインクーンは、大きな品種「ジェントルジャイアント」等の愛称を持つと言われています。性格はとても賢く、温厚で優しく攻撃的な所は見られないようです。
飼い主さんに忠実で、愛情深くよく懐くそうです。
長い被毛とがっしりと丈夫な身体で、体長は1メートルくらい、体重はオスで6~9kgメスで4~6kgまで成長します。
メインクーンの成長は遅い
メインクーンが成猫になると、体長が1メートルを超える猫も出てくるほどですが、大きくなるまでには最低3年くらいの成長過程があるそうです。
子猫の頃は、通常の猫と同じ大きさのようです。
しかし1歳を超えると、身体の大きさは落ち着くのですが、メインクーンに関してはまだまだ成長していきます。通常の猫よりも成長が遅いのが特徴です。
世界記録を出したメインクーン
世界一大きいと言われるメインクーンのギネス記録は、イギリスに住むルド君「118.33cm」だそうです。子供の身長とほぼ変わらないほど大きいですね。メインクーンは尻尾も大きく「世界一長い尻尾」「世界一長い身体」の猫として記録をもつようです。
まとめ
メインクーンのジェントルカーブは、鼻筋が少し曲がっていることを言います。正面よりも横側から見ると、とてもわかりやすいです。
メインクーンとよく似た、ノルウェージャンフォレストキャットとの区別が難しいのでメインクーンはジェントルカーブがある猫として区別されているようです。
メイクーンのような大きな身体の猫は、穏やかで大人しい性格が多いのでしょうか?飼い主さんにも忠実で環境の変化などにも柔軟に適応できる、とても飼いやすい猫として人気を集めています。