アビシニアンのブルーはグレーの毛色を持つ
アビシニアンのブルーとは、毛色がブルー(グレー)のアビシニアンです。とは言え全身がブルー1色では無く、首からお腹にかけてはオートミールのような茶色で、頭から背中にかけて、そしてしっぽがブルーの毛色をしています。
流線型の体と大きな耳、アーモンド型の目と目尻から出るマスカララインが印象的な、猫種です。
アビシニアンのブルー以外の毛色
- レッド
- ルディ
- フォーン
ブルーを含めアビシニアンの毛色はとても神秘的で、1本の毛が3~4色の濃淡で分かれています。その為、角度や光の当たり具合で、毛色が変化して見えるのが特徴です。
アビシニアンには人気があるブルーの他、レッド、ルディ、フォーンなどが主な毛色ですが、これらの毛色は、原産地である北アフリカの砂漠地帯では、とても良いカモフラージュとして機能してきました。
その他の毛色を含めたアビシニアンの色についての記事はこちら↓
アビシニアンの色は4種類!人気の毛色とそれぞれの特徴
アビシニアンのブルーの性格
- 活発
- 甘えん坊
- 犬っぽい
- 神経質
活発
ブルーを含めアビシニアンは「生まれつきのアスリート」とも呼ばれるほど運動能力が高く、活発に動き回ります。走るわ飛ぶわ、探索するわで、静寂とは無縁の猫種と思っておくと良いでしょう。
ブルーを含めアビシニアンは元気な猫が好きな方には、うってつけです!十分に動き回れる環境を整えるのも、忘れてはいけません。
甘えん坊
ブルーを含めアビシニアンは見た目は上品で高貴な印象なのですが、実は甘えん坊なのも、アビシニアンの特徴です。活発で甘えん坊、まるで子供みたいですね!
犬っぽい
アビシニアンのブルーの中には、犬のような性格の猫もいるようです。飼い主さんが投げたボールを取りに行ったり、お手をしたりするアビシニアンのブルーもいるのだとか。訓練をすれば、他の芸も覚えてくれるかもしれません。
神経質
一部のアビシニアンのブルーには、やや神経質な子もいるそうです。性格は当たり前ですが個体差がありますので、神経質なアビシニアンのブルーを飼う場合は、子供や他の猫との同居は避けた方が良いかもしれません。
もちろん、神経質ではないアビシニアンのブルーもいますので、そこは性格を見極めてあげてください。
アビシニアンのブルーの値段
アビシニアンのブルーのお値段は、20万円〜40万円が相場のようです。生後どれくらい経っているかや、ブリーダーやペットショップによって、お値段は異なります。
アビシニアンのブルーを飼う時は、生体代プラス猫用品や不妊手術代、ワクチン代などがかかってきます。猫用品はお値段がピンキリなので、どのグレードのものを選ぶかによっても、大きく異なります。
アビシニアンのブルーの生体代以外にかかる費用としては、5万円〜10万円程度、見ておくと良いでしょう。
アビシニアンのブルー以外の毛色
認められたアビシニアンのカラー
アビシニアンのブルー以外の毛色は、たくさんあります。アビシニアンを猫種として認めている、国際的な猫血統登録団体(CFA、TICA、GCCF、FIFeなど)では、ブルーの他、ルディー、レッド、フォーンのタビー柄のみをアビシニアンの毛色として認めています。
ですが、アビシニアンの毛色は、他にも存在します。チョコレート、ライラック、トーティー、シルバータビーなどです。
キャットショーなどに出す場合は、これらの毛色は認められませんが、ブルーでも何でも、可愛い愛猫なのに変わりありません。
やはり、ピンと来た子が運命のアビシニアンですよね!
アビシニアンの歴史
アビシニアンは1860年代の後半、アビシニア戦争後に、アビシニア(エチアオピア)からイギリスに連れてこられました。ですがイギリスでは、1990年代の始めには、絶滅したと言われています。
幸運な事にアビシニアンは、1930年代にアメリカとフランスで、猫種として確立されたのです。ヨーローパとアメリカのアビシニアンでは、少々体格が異なるのと、ヨーロッパのアビシニアンの方がより多い毛色があります。北アメリカでは5大猫種に入るほど、定番の猫となっています。
まとめ
アビシニアンのブルー、毛色が2色なのが、とっても可愛らしいです。見ているだけでも飽きなさそうです。加えて甘えん坊とくれば、メロメロになる飼い主が続出でしょう。
アビシニアンのブルーは、ブリーダーやペットショップでも見つけることができますので、ぜひご縁のあるアビシニアンのブルーを探してあげてください!良い出会いが、ありますように...
40代 女性 かずみ
毛色はブルーでした。毛並みもよくて性格も優しくて賢い、申し分のない猫ちゃんでしたが、他の猫ちゃんとは仲良くできないので、1匹だけにして飼っていました。
よく遊び、動くので広い場所でたくさん遊んであげました。なので、運動不足にもならずにすくすく、育ってくれました。アビシニアンは、珍しい猫種なので、病気にはとても注意しました。なので、検診はいつも受けていました。
病気もせず、10年生きてくれました。いまでも、感謝をしています。