水が好きと言われている猫種を紹介!
水を苦手としている猫は多いですが、なかには水浴びや水遊び、濡れることが平気だったりお風呂が好きな子もいるのです。水が平気な子、水が好きな子が多いと言われている猫種をさっそく見ていきましょう!
1. メインクーン
メインクーンはアメリカ北東部の寒い地域が原産の猫です。雪や厳しい寒さを耐えるのに向いた、撥水性の長い毛を持っています。しかも、好奇心旺盛で遊び好きな性格をしている子が多いため、流水や水のたまっている場所などに興味を抱き、水遊びが好きだったり、または泳ぐことやお風呂に入れられることも好き、といった子も多いそうです。
2. アビシニアン
アビシニアンはとても好奇心旺盛で活発な性格で、水道やお風呂場の流れる水に興味を抱く子が多いそうです。自ら積極的に水遊びをしたりする子もたくさんいるとのこと。
3. ソマリ
「ソマリ=アビシニアンの長毛種」であるため、アビシニアンと同じように好奇心旺盛で活発な子が多い品種です。アビシニアンに比べて毛が絡んだり、汚れが付着することが多かったりするため、必要に応じてお風呂に入れてあげる必要が出てくる品種ともいえます。
4. ノルウェージャン・フォレスト・キャット
ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、名前にもある通り、雪国であるノルウェー出身の猫です。雪と寒さに強い長毛種であり、撥水性のモフモフの毛で覆われています。
水遊びや水槽や池の魚を捕まえようとする子もいるそうで、水が好きな子が多い品種といえるでしょう。
5. ターキッシュ・バン
日本ではあまり聞きなれない品種かもしれませんが、トルコ原産の古い歴史を持つ猫です。
原産地で長い間大事にされていて、1955年に初めてイギリスに連れて来られた2匹の猫からヨーロッパでの品種固定が始まりました。シングルコートでセミロングの毛は撥水性があり、毛色も特徴的で、全身が白で頭部としっぽにだけ柄があります。
トルコでは、ターキッシュバンが川や湖で泳いでいる姿はなじみのある光景だそうで、イギリスに初めて連れて来られた2匹の猫も水場では自分から進んで泳ぐ猫だったようです。ターキッシュバンは「スイミングキャット」と呼ばれることもあり、水が好きな猫種の代表格と言えるでしょう。
水が苦手な子もいるので注意!
今回紹介した品種の猫は、あくまでも「水が好きな子が多いと言われている品種」であって「水を絶対に怖がらない品種」とは断言できません。
今回紹介した品種の猫でも、猫によっては水が苦手だったり、お風呂に入ることを強く拒否する子もいるので、参考程度にしていただけると幸いです。また、水が好きと言われていない品種の猫でも、水遊びやお風呂が好きな猫もいます。
手で水遊びをするのが好きな子でも、全身が濡れたりお風呂に入れられるのは嫌がる子もいます。
やむを得ずお風呂に入れないといけない場合などは、猫の性格に配慮しながら洗ってあげる必要があります。猫が嫌がっているのに無理に水をかけたり、泳がせようとするのはやめましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ロイ♂ / ノルウェージャンフォレストキャット / 5.2kg
好奇心旺盛な品種や、長毛で撥水性の毛を持つ品種は、水遊びや濡れることが平気な傾向にあるようですね。猫が積極的に水で遊びたがっている場合は、安全に配慮した上で遊ばせてあげるのもよいでしょう。