賢い猫の品種ランキング発表!知的な猫の特徴も

賢い猫の品種ランキング発表!知的な猫の特徴も

賢いと思う猫の品種、毛色や柄は?アンケート結果を基に作成されたランキングを発表!あなたの愛猫ちゃんはランクインしていますか?それぞれの性格の特徴や賢い猫の特徴までをご紹介します♪

賢い猫の品種ランキング

猫って品種によって見た目だけでなく、性格も違ってきますよね。どの品種もそれぞれ違った魅力がありますが、その中でも賢い猫の品種ってなんでしょうか?

今回はねこちゃんホンポのユーザーさまを対象とした「賢いと思う猫の品種」「賢いと思う猫の色・柄」に関するアンケートを行い、結果をランキング化しました。

※ランキングはアンケート結果に基づいたものであり、事実とは異なる可能性があります。

賢いと思う猫の品種は何ですか?

順位 猫種
1位スコティッシュフォールド
2位ロシアンブルー
2位アメリカンショートヘア
4位マンチカン
5位ブリティッシュショートヘア
6位メインクーン
7位ベンガル
7位アビシニアン
9位シャム
9位ノルウェージャンフォレストキャット
アンケート出典:https://nekochan.jp/enq/finish/31

アンケートの結果、スコティッシュフォールドが1位、続いてロシアンブルー、マンチカン…と続く結果となりました。

アンケートの回答に登場した猫種はいずれも国内で人気の高い猫種ですね。それぞれの猫種にはどんな特徴があるのでしょうか。

賢い猫の品種ランキング10位までの猫種の特徴や賢いと言われる行動についてチェックしてみましょう♪

第1位『スコティッシュフォールド』

おもち

賢いと思う猫の品種ランキング第1位に輝いたのは、日本国内でも高い人気を誇るスコティッシュフォールド。スコティッシュフォールドは飼い主に対してとても従順で利口な性格をしていることから「犬のような猫」と表現されることもあります。

こちらの動画では、わんちゃんのように飼い主さんが投げたボールを取りに行くという遊びを楽しんでいます。

引き出しを開けてしまう困ったちゃんまで…。遊び好きが高じて「そんなことまでできるの?!」と飼い主さんを驚かせてしまうことも多いようです。

スコティッシュフォールドは、ブラッシングなどのお手入れも嫌がることなくさせてくれる子も多く「飼いやすい」「しつけがしやすい」と言われますが、これらはスコティッシュフォールドの賢さ故のことなのでしょうね。

第2位『ロシアンブルー』

グレーテル

第2位は、美しく上品な姿を持つロシアンブルー。ロシアンブルーも1位のスコティッシュフォールドと同様に「犬のような猫」と表現されることがあるほど、飼い主に忠実で愛情深いとされています。

しかし、誰にでも従順…というわけではなく、少々気難しくプライドが高い猫らしい一面もあるのが特徴。ただ、一度心を開くと後をついて回ったり、飼い主さんの気を引く他の猫や動物、物にまで嫉妬してしまったりと並々ならない愛情を注いでくれる猫種でもあります。

ロシアンブルーはとても知的で飼い主さんの言動を理解し、状況判断をします。そのため、トイレや爪とぎなどの基本的なしつけは非常にスムーズに行えることが多いとも言われています。

第2位『アメリカンショートヘア』

フミ

ロシアンブルーと同率2位となったのがアメリカンショートヘア。アメリカンショートヘアもとても社交的で賢いため、しつけがしやすいと言われています。遊び好きで好奇心旺盛、様々なことに興味を示す傾向にあることから、遊びを交えて芸を教えるとすぐにマスターしてしまうことも。

冒険好きでハメを外しすぎてしまうこともあるため「わんぱく」「やんちゃ」なイメージを持たれることもありますが、人や他の動物にはとても優しくとても素直な猫種といえます。

第4位『マンチカン』

すず

第4位は、短足の愛らしい姿で知られるマンチカン。マンチカンはとても穏やかで人懐っこく、コミュケーションが取りやすいため、猫との暮らしがはじめての人でも飼いやすい猫と言われます。

とても賢い個体が多くトイレや爪とぎなどのしつけがスムーズに行えることはもちろん、穏やかな性格からお留守番も比較的得意とされています。

第5位『ブリティッシュショートヘア』

ムーン

第5位はブリティッシュショートヘア。ブリティッシュショートヘアは、とてものんびり屋さんで落ち着いた性格をしています。子猫から若年期は甘えん坊な個体が多いようですが、基本的には独立心が高いという一面を持ちます。

そのためお留守番も問題なく行えることが多く、しつけにおいても飼い主さんの頭を悩ませることは少ないとされています。とても愛情深く賢いため他の猫や動物、子供とも仲良くすることができます。

第6位『メインクーン』

フェリーチェ

第6位は「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という愛称を持つメインクーン。その愛称の通り、メインクーンはとても穏やかな反面遊び好きな猫種とされています。

また、極めて賢いと言われると同時にとても器用で更には力も強いため、引き出しなどを開けてしまうのはもちろん、蛇口をひねったり重い物を持ち上げたりすることも。

また、犬のように投げたボールを持ってきたり郵便物を取ってきたり…屋外であっても飼い主の呼びかけに応じるなど、一般的な猫のイメージとはかけ離れた行動を取ることも多いようです。

メインクーンすべての個体が上記のような行動をするとは限りませんが、メインクーンという猫種が聡明であることは間違いなさそうですね。

第7位『ベンガル』

Ramsey

第7位は、ワイルドな外見を持つベンガル。ヒョウのような斑点柄に筋肉質でがっしりとしたその見た目からクールな印象を持たれがちなベンガルですが、実はとても穏やかで甘えん坊、友好的な性格をしています。

ただ、やはりその運動量は他の猫種と比べても非常に多くとても遊び好き、好奇心旺盛です。そしてとても賢いため、飼い主さんが頭を悩ませるようなイタズラを編み出してしまうこともあるようですね。

第7位『アビシニアン』

椎名

ベンガルと同率第7位となったのは、スマートで美しい姿を持つアビシニアン。まさにクールビューティーといった見た目ですが、とても人好きで好奇心旺盛な性格をしています。

アビシニアンも非常に賢い猫種とされており、その学習能力の高さから飼い主の行動を一度見ればどんなドアや引き出しも開けられる…と言われるほど。

大きな声で鳴くことも少なく、飼い主の呼びかけによく反応することから「人の言葉を正しく理解している」と言われることもあります。

第9位『シャム』

メイ

第9位は、細く美しい手足とサファイアブルーの瞳が特徴のシャム。シャムはそのクールな見た目から「ツンとした猫らしい性格」をイメージされることも少なくありません。

実際にシャムは感受性が高く、その自己顕示欲は激しいと表現されることもあります。しかし、心を許した相手に対しては高い忠誠心を示す気高い猫種なのです。とても賢い反面、相手を選ぶ…といったところでしょうか。

第9位『ノルウェージャンフォレストキャット』

プル

シャムと同率9位となったのが、ふわふわの被毛と大きな体が特徴のノルウェージャンフォレストキャット。ノルウェージャンフォレストキャットは、穏やかでフレンドリー、とても優しい性格をしています。そして忍耐強く、遊び好き。

その優しく賢い性質から、小さな子供の面倒を見る個体も珍しくありません。ただ寂しがり屋な一面もあるため、長時間の留守番などには注意が必要。このようなノルウェージャンフォレストキャットの気質は他の猫種と比べてもむらが少ないと言われています。

賢い猫の色・柄ランキング

賢いと思う猫の色・柄は何ですか?

順位 猫種
1位グレー
2位キジトラ
3位
4位茶トラ
5位
6位白黒
6位サバトラ
8位ハチワレ
8位三毛
10位サビ
アンケート出典:https://nekochan.jp/enq/finish/31

あなたが賢いと思う猫の色・柄はなんですか?というアンケートの結果、1位はグレーという結果となりました。続いてキジトラ、黒、茶トラ…と続き、他にもミケ(三毛猫)やサビなどの回答も。

これらの毛色や柄は雑種猫はもちろん純血種が持つこともあるため、前述した「賢い猫の品種ランキング」と照らし合わせてみると面白いかもしれませんね!

それでは賢い猫の色・柄ランキングをチェックしてみましょう♪

第1位『グレー』

ルナ

賢いと思う猫の色、柄ランキング1位に輝いたのは『グレー』の毛色を持つ猫。猫の毛色でいうところのグレーはブルーと表現されることもあり、ブルー御三家と呼ばれる「ロシアンブルー」「シャルトリュー」「コラット」などが含まれていることも考えられますね。

他にもグレーの毛色を持つ純血種にはブリティッシュショートヘアスコティッシュフォールドなども。つまり、賢い猫の品種ランキングにランクインした3品種がグレーに該当するのです。

スコティッシュフォールドに関しては多種多様な毛色、柄が見られるためグレーとは限りません。しかし、実際に「賢すぎる行動」として動画などがアップされているのはグレーのスコティッシュフォールドが多いようにも感じますね。

グレーの毛色を持つ猫はとても賢いか、おっちょこちょいかの両極端だと言われることもあるようです。

こちらの動画では美しいグレー(ブルー)の被毛を持つパフ(Paf)ちゃんがスリーシェルゲームに挑戦している様子を紹介されています。3つの容器のうち、1つにおやつを入れてからそれらを動かします。その動きをじっと観察するパフちゃん。

そして見事におやつの入った容器をひっくり返し、ゲット!これはグレーの猫は賢いということを認めざるを得ない、確固たる証拠となるのではないでしょうか。(笑)

第2位『キジトラ』

虎(トラ)

第2位は、イエネコの元祖柄であるといわれるキジトラ。猫の先祖にあたるリビアヤマネコの血を色濃く受け継いでいるキジトラはまさに猫らしい「ツンデレ」な性格をしていることが多いとされています。

そして本能的な部分で状況把握、自己判断をする能力にも長けていることからとても賢いと言われます。好奇心旺盛で悪戯好きな面もあり、自分の要求を通すためにはどのような手段が有効か…飼い主さんを驚かせるほどの策士なキジトラちゃんもいるようです。

第3位『黒』

ココ

第3位は、黒猫という結果になりました。一言に黒猫といっても雑種はもちろん、黒い被毛を持つ純血種も多く存在します。トータルして黒猫は人懐っこくとても甘えん坊、そして賢い個体が多いとされています。

黒猫は飼い主の行動をじっくり眺めたり、気持ちを読み取ろうとしたりする行動が多くある傾向にあります。

少々神経質で強いこだわりを持つこともありますがそれらは賢い故とされており、実際に黒猫と暮らす飼い主さんの中では「黒猫は空気を読む」「言葉を理解しようとする」などの声も多いようです。

第4位『茶トラ』

ここ

第4位となったのは、日本猫のなかでも性格が良いと定評のある茶トラ。個体によって「わんぱく」と「穏やか」の両極端に分かれるとも言われることもありますが、基本的にはとても友好的で甘えん坊な性格をしています。

茶トラはその甘えん坊さからお手入れなどを大人しくさせてくれる個体も多く、芸ができる賢さ…というよりは、信頼した人に身を委ねてくれるような賢さを持ち合わせているような印象。

茶トラは特に、自分が甘えたい時に人間をコントロールする能力はピカイチだと思います。

ちなみに賢い猫の品種ランキング1位のスコティッシュフォールド、マンチカン、メインクーンなどにも茶トラ柄が存在します。

第5位『白』

Alvina

第5位は、美しくどこか儚げな印象を与える白猫。純白の被毛を持つ白猫は「気が強い」「神経質」などと言われることもあれば「大人しい」「甘えん坊」などと言われることも。

真っ白の体は自然界においては外敵に見つかりやすく、生き延びるためには簡単には馴れ合わない性質が必要だったのではないかという考えもあります。いずれにしても白猫は信頼できる相手を見極める能力に長けており、賢い個体が多いとされています。

第6位『白黒』

ななふく

第6位は、白黒。上記の白猫に少しでも黒い被毛が交じるとこの白黒に分類されます。白黒は毛色のなかの大きなカテゴリーとなるため、雑種はもちろん純血種にも多く見られる毛柄でもあります。

一般的にこの白黒の毛柄を持つ猫は友好的で社会性の高い個体が多いとされています。穏やかで人懐っこく、甘えん坊な性格をしていると同時に知的な一面を持つとされています。

第6位『サバトラ』

景(カゲ)

白黒と同率6位となったのは、魚のサバのような柄を持つサバトラ。サバトラは意外と珍しい毛柄であることから未だそのデータはそう多くありません。

しかしそんな中でもサバトラの性格には2つの傾向があるとされており、その1つは「警戒心が強く臆病で人に慣れにくい」、もう1つは「警戒心が薄く人懐っこい」とあまりに両極端な性格に分かれると言われているのです。

しかし、サバトラの毛色を持つ猫は全体的に穏やかでおとなしい性格の子が多いようです。それと同時に「どうすれば自分の身を守ることができるのか」を常に思慮することができる賢い毛柄とも言えますね。

第8位『ハチワレ』

ブルー

第8位は、頭から顔にかけての柄が「八の字」になっているのが特徴のハチワレ。ハチワレは柄の種類であり、第6位の白黒という毛色のカテゴリーに分類されます。そのため、白黒の被毛と持つ猫と同じ、個体差はあるものの基本的には友好的で社会性の高い性格をしています。

なかでもハチワレ猫は犬のようなボール遊びを好んだり、お手やおすわりをしたりと芸達者な子も多く見られるためとても知的で賢い個体が多いと言われています。

第8位『三毛』

紅葉

ハチワレと同率8位となったのは黒、白、オレンジの3色からなる毛柄を持つ三毛猫。猫らしい性格をしている三毛猫は「気が強い」「プライドが高い」などと表現されることもあります。

しかしこれはネガティブな意味ではなく、気まぐれで自由な猫らしく愛嬌のある性格ということ。その三毛猫の女王様のような振る舞いは大抵の場合、飼い主を骨抜きにしてしまいます。

また、とても知的で人の扱い方や自信に有益な物事を正しく判断する能力も持ち合わせています。

第10位『サビ』

ポンちゃん

第10位となったのは、黒に茶トラが混じった斑模様を持つサビ猫。サビ猫は警戒心が強く、心を開くまでに時間を要することもありますが、実はとても甘えん坊な性格をしていると言われています。

また、サビ猫の殆どはメスであり、とても愛情深く小さな子供や他の猫の面倒をみるのも得意。非常に賢いため飼い主の様子を伺ったり、空気を読んだり…繊細な一面も持ちます。

賢い猫の特徴

賢い猫の品種や毛色、柄などを紹介してきました。とはいえ、これらはあくまでもねこちゃんホンポで行ったアンケート結果に基づくものであり、事実と異なる場合もあります。

そして同じ品種であっても性格は様々。よく似た見た目をしていたとしても、それぞれに個性があるのは至極当然ですよね。ここでは、品種や毛色、柄などに関係なく賢いと言われる猫の特徴について紹介していきたいと思います!

社交性が高い・人が好き・好奇心旺盛

そもそも一言に「賢い猫」といっても、しつけに苦労しない猫が賢いのか、芸を覚える猫が賢いのか、悪戯をしない猫が賢いのか…その基準は難しいですよね。ただ、基本的に社交性が高く、人好きで好奇心旺盛な猫は人間にとって「賢いな」と思わせる行動をとることが多いように感じます。

というのも、社交性が高いということは少々のことでは物怖じしないことも多く、人好きで好奇心旺盛ということは人の行動を観察することが多いということ。つまり、人の行動を真似たり言葉を理解したりする猫が多いのです。

そもそも猫という生き物が持つ知能は決して低いものではありません。重要なのはその行動を「猫が必要と判断するかどうか」なのです。子猫期から多種多様な遊びややり取りを一緒に楽しんだり、様々な経験を積ませてあげたりすることで社交性や物事を観察して楽しむ力を身につけることができます。

猫という生き物はとても気まぐれで人の指図など受けないのもまたご愛嬌。飼い主さんが「うちの子が世界一可愛くて賢い!」と思えればそれで十分なのかもしれませんね。アンケートにご協力くださった飼い主さん、愛猫さんありがとうございました!

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