北欧に昔からいる猫、ノルウェージャンフォレストキャットと神話

北欧に昔からいる猫、ノルウェージャンフォレストキャットと神話

ノルウェージャンフォレストキャットは最近では飼っている人も多い、北欧出身のフサフサの毛が可愛い猫です。そんなノルウェージャンは北欧の人々には馴染深い猫のようで、地元の神話や妖精としてもたくさん登場しているとされます。そこで今回はそんなノルウェージャンフォレストキャットと北欧神話、物語の関わりについてお伝えします。

1033view

ノルウェージャンフォレストキャットについて

芝の上にいる猫

ノルウェージャンフォレストキャットは北欧に古くからいる猫で、長毛で体長もかなり大きめの猫種です。このノルウェージャンは同じく大きい猫であるメイクーンと外見や大きさも似ていることから、長いこと独立した品種とは認められない時期が続いたそうです。

ただ、独立品種として認知されるまでは時間がかかりましたが、北欧ではスコグカッテル(skogkatter)もしくはスコウカッテル(skaukatter)など森の猫というような意味合いで呼ばれ馴染深い猫として知られていたそうです。

ちなみにスコグカッテル、スコウカッテルという言葉は日本語では「すごく飼ってる」みたいに聞こえますが、skoやskauは北欧では森を表す時に使われる言葉なのだそうです。

猫の妖精ケット・シー

お座りする猫

私達は妖精というと羽の生えた小さな人型の姿を思い浮かべたりしますが、北欧では猫の姿をした妖精もいるとされています。それがケット・シーもしくはカット・シーと呼ばれる存在で犬ほどもある大きさで服を着ていて、人の言葉を話すとされます。

童話「長靴をはいた猫」のモデルであるともされ、普段は普通の猫のふりをしていますが、耳を傷つけられると「無礼者!」と叫びその正体を現すと言われています。

このケット・シーについては具体的な猫種についての言及はありませんが、北欧には野性のヤマネコやノルウェージャンなど大きい猫がたくさん暮らしていますので、これらの品種がお話の元になった可能性もあるかもしれません。

北欧の女神の馬車を引いているのも2匹の猫

木に登る猫

北欧神話にはフレイヤという大変美しい女神が登場しますが、この女神様が出かける際に乗る馬車を引くのは2匹の猫でこれはノルウェージャンではないかという説もあるようです。北欧神話では神様は様々な動物に乗っていることが多いそうなのですが、この動物達はそれぞれ神様達の性質を表しているとも言われています。

女神フレイヤの場合は、きまぐれな性格で、魅力的で男性など相手を虜にしてしまう存在のため、猫と共通点があると考えられていたようです。猫が馬車を引くなんてきまぐれなのでなんだかとんでもない所に連れていかれてしまいそうですが、この2匹の猫達は女神の言うことを聞いて一生懸命に馬車を引いているのです。

雷神も持ち上げられなかった巨大猫

お花畑にいる猫

北欧神話には他にも猫の話があります。雷神トールは映画「マイティーソー」にも登場する力持ちの神様ですが、ある日、ロキという王様の屋敷である挑戦をします。それはロキの飼っている超巨大猫を持ちあげるというもの。トールはこの猫を持ちあげようとしますがそのあまりの重さに失敗してしまいます。

それもそのはずでこの猫は地球をその長さで巻いてしまうほどの大蛇ヨルムガンドが幻術で猫に変えられていたのですから重いのは当然だったのです。この巨大猫の神話も北欧に住む山猫や森に住むノルウェージャンキャットをイメージして考えられたのではという説もあるようです。

地球を巻いてしまうほどの大蛇と猫を結びつけて考えるのはいくらなんでも大げさに思えますが、もしかしたら昔の人達も山猫やノルウェージャンに対してとても大きいと感じて驚いていたのかもしれませんね。

まとめ

森の中にいる猫

いかがでしたか?このように北欧はノルウェージャンフォレストキャットが古くから住んでいたり、神話や物語にも巨大猫や妖精猫が登場したりと、猫ととても関わりの深い場所のようです。他にもケット・シーの物語では今で言う、猫の集会のような場面が出てきたり興味深い話が多いですから、興味がある方はぜひ探してみてくださいね。

スポンサーリンク