猫のご飯台を使うメリット
床が汚れない
床の上に猫の食器を直接置くと、猫が食べこぼしたフードで周辺が汚れてしまいます。
油分を含んでいるキャットフードはお掃除が大変!でもご飯台を使えば、ご飯台に食べこぼしが落ちるから床を汚すことがありません。ご飯台はテーブルそのものが洗えたり、敷いてあるマットが洗えるので清潔に使えます。
餌にゴミが入らない
床の上に食器があると、舞い上がったほこりや猫自身の抜け毛が餌に入ってしまいますよね。でもご飯台を使えば、高さがあるので、ほこりや抜け毛が入りにくくなります。
猫が食べやすい
餌を床の上に置くと、猫は前かがみになった状態で食べることになります。
四足歩行である猫の食道は、普段は水平の状態。床の上においたお皿から餌を食べると、前かがみになり頭や喉が下を向いてしまうので、食べた物が逆流してしまうこともあります。
これは吐き戻しの原因にもなるんです。食事中は食道を水平~垂直にしてあげることで、食べ物が食道を通過しやすくなります。そのためにはご飯台に餌を置いてあげるのがおすすめ。
また高齢猫は足腰が弱くなることもあり、前かがみで餌を食べると首や背中の関節に負担をかけてしまいます。ご飯台を使えば、負担のかからない姿勢で食事をすることができます。
猫のご飯台を選ぶポイント
猫が食べやすい高さ
猫が餌を食べるのに最も食べやすい高さは5~8センチです。猫の大きさや好みにもよりますので、猫にとって一番食べやすい高さのご飯台を選ぶようにして下さい。
猫の食器を空き箱や雑誌の上に置いて様子を見ましょう。猫が食べやすそうなら、同じ高さのご飯台を用意してあげるといいですよ。高さの調整できるご飯台も販売されています。
清潔に使えるもの
キャットフードがこぼれると、油分でベタベタになります。猫のご飯台は、お手入れのしやすいものを選びましょう。テーブルそのものが洗えたり、滑り止めに敷いてあるマットが洗えるものがいいですね。
猫のご飯台おすすめ商品
ドギーマン ウッディーダイニング S
ナチュラルでかわいい木製のご飯台です。猫ちゃんの大きさや食べやすい位置に合わせて、高さを3段階に調節することができます。台の上に敷く滑り止めマットがついているので、食器が動いてしまうことがありません。滑り止めマットは洗うことができるので清潔に使えます。脚部にはゴムがついており、床を傷つけません。持ち手がついているので、移動も楽です。
ネコのお食事テーブル WP-175
おしゃれなデザインの猫のご飯台です。猫の食器ひとつを乗せるのにちょうど良い小さめサイズです。脚部には滑り止めボールがついており、猫ちゃんの食事中にご飯台が動いてしまうのを防ぎます。テーブル上に敷いてある滑り止めのシリコンシートは取り外して洗うことができます。
キャティーマン (CattyMan) 洗える 外せる キャットダイニング
持ち手が猫ちゃんの形になったかわいいご飯台です。餌と水など食器をふたつ乗せることができます。樹脂製のテーブル部分は、汚れたら丸洗いができるので清潔。テーブルには突起がついており、食器が動いてしまうのを防ぎます。テーブルは角度をつけて斜め置きにすることもできます。
PET LALA (ペットララ) 犬 猫用 食器スタンド ステンレス製えさ皿セット (ホワイト)
ステンレス製の食器が食器スタンドとセットになった、スタイリッシュなご飯台です。プラスチック製の食器スタンドは軽量で持ち運びが楽。食器も洗いやすいので衛生的です。カラーは4色から選べます。お部屋や猫ちゃんのイメージで選んでみてはいかがでしょうか。
nekozuki まんま台 ラウンド シングル 食器別売り 猫 食器台
シンプルでモダンなデザインのnekozuki まんま台は、天然木を使用した猫のご飯台です。ひとつひとつ木目や色合いが異なりますので、世界でひとつだけの特別感がありますね。和室でも洋室でもインテリアになじみそうです。食器を乗せる部分には丸みをつけ、両サイドも丸みを施しているので持ちやすいです。適度な重みがあり、安定しています。
猫のご飯台を手作りする方法
用意するもの
- 木板
- 木製角材
- 細めの丸棒もしくは角材
- 木工用ボンド
- 滑り止めマット
猫の食器を乗せる木板は、食器の大きさに合っているかあらかじめ確認しておきましょう。木板は、板の断面がザラザラしていますので、サンドペーパーをかけておくことをおすすめします。
作り方
材料をカットする
木製角材をご飯台の高さに合わせてカット。同じ長さの物を4本用意します。これは、ご飯台の足になります。
細めの丸棒か角材は食器が落ちないよう、テーブルの縁に接着しますので、板の長さに合わせてカットします。
その他滑り止めマットなどもあるといいでしょう。滑り止めマットはテーブルに敷いて食器が動かないようにするためと、床に敷いてご飯台を乗せるために使います。材料はすべて100均で揃います。
足を接着する
角棒を、板の下に木工用ボンドを使って接着します。ぴったり端より、やや内側がいいです。全体的なバランスを見ながら、事前に接着位置を決め、しるしをつけておくといいでしょう。
木製角棒は太めの丸棒にしても、かわいいです。工作用の円柱ブロックを使うと、カットする手間も省けて手作りが簡単ですよ。
板の縁に丸棒をつける
ご飯台の足のボンドが乾いたら、板の縁に細めの丸棒もしくは角材をボンドでつけます。すべて接着したらよく乾かします。
滑り止めマットを敷く
食器が動かないよう板に滑り止めマットを敷いたら完成です。マットは板の大きさに合わせてカットして下さいね。
板の上にプラスチックのトレイを乗せて使用すると、トレイを洗うことができるので清潔に使えますよ。その場合、板はトレイの大きさに合わせるようにしましょう。
上記の方法以外でも猫のご飯台を手作りする方法をまとめました!是非参考にしてみてください!
こちらは、動物看護師をしているねこちゃんホンポライターのティグルさんが実践した猫のご飯台の作り方です。100円ショップにあるお皿とトレイで見事高さのあるご飯台が出来上がっています!吐き戻しも少なくなったようですので是非真似してみてください。
こちらは、蒼桜〜凛〜さんが実際にDIYした猫のご飯台です。木のぬくもりが感じられるとってもおしゃれなご飯台ですね。
こちらは、ヴィヴィ福さんが実際に作成した猫のご飯台です。普段はご飯を取りあいしていた猫達ですが、お行儀よく並んでお食事をするようになったとか!猫の多頭飼いをしているお家にピッタリなご飯台ですね。
まとめ
猫が餌を食べやすい高さにするには、ご飯台を使うのがおすすめです。ご飯台を使えば、餌にゴミが入るのを防ぐことができ、食べこぼしで床が汚れることもなくなります。色々な種類のご飯台がありますので、デザインやサイズなどで選んでみて下さい。
ご飯台を買うほどではない、DIYしてみたいという場合は、100均グッズの板を接着するだけで、簡単に手作りできちゃいます。オリジナルのご飯台作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。色を塗ったり、絵を描いたり、リメイクシートを貼ったりしても素敵ですね。