猫が文句を言うシーン
こんな時は猫も文句を言いたい…。
1. 帰宅時間がおくれた時
いつもの時間に帰宅すると、猫は「おつかれさまにゃん」と笑顔で喜んでくれます。帰宅時間が遅れると猫は「おそいにゃ!」と不満気な声で文句を言ってきます。飼い主さんにも、猫の態度の違いがわかってしまうくらい、声のトーンと表情にでてしまうのです。
2. 食べ物をくれない時
飼い主さんの食べている物に、鼻をクンクンさせ首を長くして「欲しいにゃ」と言います。与えるわけにはいかないので、無視すると「自分だけ食べてずるいにゃ!」と文句を言います。先にご飯を食べていても、文句を言われてしまうと言う切ない感情です。
3. 行きたい所に行けない時
猫は、好きな時に行きたい所へ行けないのが不服なようです。飼い主さんの部屋から追い出されたり、扉を閉められたりすると「自由を奪われたにゃー!」と文句を言います。猫は行きたい所に行けない事で、余計に行きたくなるのでしょう。どうすれば扉を開けられるか、扉の前で「開け〜」と呪文をかける事もあります。
4. 楽しんでいるのを中断させられた時
遊んでいる時に、飼い主さんに「これはダメだよ!」と片付けられたり、中断させられると文句を言います。「楽しんでるのににゃ」「なんで邪魔するにゃ」とブツブツ言っています。諦めつかない猫は、飼い主さんの所にきて「ケチ!」と一言いいにくる事もあります。
5. 起きてくれない時
我が家の朝は、いい意味で賑やかです。3匹の猫が「ご飯はまだか!」「早く起きろ!」と文句を言いながら、私の近くに言いに来たり、体を踏まれたりと慌ただしさ満載です。なかなか起きてくれない飼い主を起こすのも一苦労なのでしょう。たまに早く起きると猫も「え!?」と言った表情で飛び起きています。
6. トイレが汚れている時
猫がトイレに行こうとして、何もせずに戻ってくるのですが、そういう時は文句がついてきます。「掃除してないにゃ」「トイレが汚いにゃ」と文句を言いながら寝床に戻ってしまいます。我慢できない場合は、飼い主さんに「早くして!」と必死に訴えてくるでしょう。
7. ご飯が足りなかった時
毎日決まった量のご飯を与えていても、猫のお腹の気分が満足できない時もあります。ご飯を残す事もあれば、早く食べ終わってしまう事があり読めません。ご飯が足りなかった時は「おかわり欲しい」「足りないにゃ」と顔を見て言ってきます。たいてい足りない時は、顔を見て文句を言うのでわかりやすいでしょう。
8. 寝ているのに触られた時
気持ちよく寝ているのに、起こされると腹がたちますよね。猫も、気持ちよく寝ているのを邪魔されると、文句のひとつもでてしまうのです。飼い主さんが「猫が大人しい今のうちに」と爪切りをしたり、歯磨きをしてしまうと怒られてしまうことがあります。「ほっといてにゃ」「さわるにゃ!」と怒ってしまいます。しつこくすると「いい加減にするにゃ!」とプンプンしながら去っていきます。
9. 気が立っているのに邪魔してきた時
私の猫だけかも知れませんが、お経のように説教をする事があります。猫が猫に説教をしているように怒ります。若い猫が、先輩猫にちょっかいをかけていると、だんだんと先輩猫の表情が厳しくなり話だします。「お前はなんでいつもこうなんだ、やめろと言っているのがわからないのか…次やったら手がでるからな」と文句のようなお説教が聞こえてきます。
先輩猫は少し背伸びをして顔を傾け、怒られてる猫は縮こまり目をしょぼしょぼさせて聞いています。もちろん、実際には話していませんが怒ると鳴き方に強弱がでてしまい、そう聞こえてしまうと言う事です。
まとめ
今日のねこちゃんより:バロン / ♂ / 2歳 / メインクーン / 7.8kg
猫が文句を言っているシチュエーションを紹介しました。もちろん猫も怒ります。そして、怒っている時は文句も言っているのでしょう。怒っている時は、きつい顔をしますし、鳴き方も激しい場合や長い場合があります。
猫は怒っていても、すぐに文句を言いません。怒りがマックスになると文句を言ってきますので、その前に気づけるといいですね。