猫に和風な名前を付けてみよう
今回は「和風」というところにスポットを当てて、猫の名前を紹介していきたいと思います。じつは人間の子供の名前でも、最近では古風な名前をつける方が多くなっていますので、猫にも和風名ブームが訪れるかも?ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。
猫の和風な名前:歴史やおとぎ話から
さてまずは、歴史上の偉人や、昔話の主人公を参考にした猫の和風な名前です。漢字にするとカッコイイ印象、平仮名の名前にすると柔らかい雰囲気が出ておっとりした猫にはピッタリだと思います。
特に昔話にまつわる名前は、日本人の私たちにとって馴染み深いものばかりです。小さい頃に誰もが一度は聞いたことがある名前ばかりだと思います。好きだったお話しの中から、ペットの猫に和風な名前をつけてみてはどうでしょうか。
<オス>
- 一休(いっきゅう)
- 秀吉(ひでよし)
- 家康(いえやす)
- 信長(のぶなが)
- 虎松(とらまつ)
- 桃太郎(ももたろう)
- 金太郎(きんたろう)
- 浦島太郎(うらしまたろう)
- 一寸(いっすん)
- 龍馬(りょうま)
<メス>
- 小町(こまち)
- ひみこ
- お市(おいち)
- 乙女(おとめ)
- ねね
- かぐや
- 乙姫(おとひめ)
- つる
- 織姫(おりひめ)
「殿」や「姫」だけでも猫に呼びやすい名前になりますね。「乙女」は坂本龍馬のお姉さんの名前です。オス猫に「龍馬」、メス猫には「乙女」と名付けて関連性をもたせるのも素敵ですね。
「つる」という名前はつるの恩返しからとった名前です。また、「一寸」は一寸法師からとりました。「浦島太郎」は猫には少し長いので、短くして「浦太郎」(うらたろう)にしてもいいですね。
猫の和風な名前:食べ物の頭に「お」をつける or 和菓子名
日本には美味しい食べものはたくさんありますが、頭に「お」をつけることにより、上品で和風感が増し、猫の機敏でしなやかな動きにしっくりくる名前です。食べてしまいたくなるほど可愛い猫だからこそ似合う和風な名前がありそうですね。
- 抹茶(まっちゃ)→おまっちゃ
- 味噌(みそ)→おみそ
- 天ぷら→おてん
- 牛丼(牛丼)→おぎゅう
- 餅(もち)→おもち
- だんご→おだんご
- わさび→おわさ
- 醤油→おしょう
- いも→おいも
- せんべい→おせん
天ぷらと牛丼は短い猫に名前で考えてみました。オス猫とメス猫どちらにつけても可愛らしい和風な名前です。
また、和菓子の名前を2匹の兄弟猫につけて、2匹を同時に呼ぶと1つの和風な名前になり、一体感がでます。
- よう&かん→羊羹
- きん&つばき→きんつば
- かしわ&もち→かしわ餅
- みたらし&だんご→みたらし団子
- あまなつ&豆→甘納豆(あまなっとう)
猫は苗字と名前のようになりますね。
- たい焼き&あんこ
たい焼きと、中身は色々な具が出ていますがあんこが1番猫に和風な名前です。
- あられ&おかき→おせんべい
- おいも&けんぴ→いもけんぴ
「ぱぴぷぺぽ」の破裂音が猫の名前に入ると可愛いらしくなります。
- もなか
- わらび
- あんこ
- あずき
- あかふく(赤福)
- ういろう→うい
- おはぎ
- かりんとう→かりん
- きなこ
- ずんだ
猫に参考になりそうな和菓子の名前がたくさんあります。
猫の和風な名前:日本四季 or お花
四季
日本の特徴でもある四季を猫の名前に使ってみると、とても呼びやすくなります。ストレートに、「春」「夏」「秋」「冬」という風に、生まれた季節を猫の名前に付けるのも素敵です。メス猫であれば名前の最後に「子」をつけるとさらに和風な名前になります。
また、猫の生まれた月に合わせて陰暦を名前に付けるのも和風で素敵です。
- 1月睦月(むつき)
- 2月如月(きさらぎ)
- 3月弥生(やよい)
- 4月卯月(うづき)
- 5月皐月(さつき)
- 6月水無月(みなづき)
- 7月文月(ふづき)
- 8月葉月(はづき)
- 9月長月(ながつき)
- 10月神無月(かんなづき)
- 11月霜月(しもつき)
- 12月師走(しわす)
四季を感じる花や食事物
「さくら、桜」
「もも、桃」
日本を代表するお花のひとつです。漢字と平仮名と猫にはどちらも柔らかいイメージになります。
「梅、梅之介」
メス猫でしたら「小梅」も和風で可愛いらしくなります。オス猫でしたら「介」をつけることにより、男らしさが出るかと思います。
「花見、花火」
「はなみ」と「はなび」と読みます。日本人が好きな行事です。季節感が出ます。猫に、とても日本らしい和風な名前です。
「牡丹、百合、芍薬」
「立てば芍。薬座れば牡丹。歩く姿は百合の花」からとりました。
「あやめ、カキツバタ」
「いずれアヤメかカキツバタ」からとりました。
猫の和風な名前:その他、伝統色・映画・縁起物など
日本の伝統色
日本の伝統色から名前をつけるのも古風ですね。
例えば、「錫色(すずいろ)」からとって「すず」など、猫の色に近い伝統色で名づけるのも良さそうです。
映画
故・赤塚不二夫さんの愛猫の名前は「菊千代」といいますが、この名前は日本映画「七人の侍」に登場する侍の一人から名づけられたといわれています。
このように、古い日本映画をヒントにすると和風な名前がたくさんありそうです。
縁起物
猫ではありませんが「ハチ公」という名前は、末広がりで縁起が良いという「8」から名づけられたという話もあります。
日本の縁起物には「唐草」「鱗」など他にも和風な名称が色々ありますので、名前に願いを込めて名づけることができそうです。
その他にもヒントがいっぱい
身近な食品から「ポン酢」「つくね」
日本の気候の「小春日和」からとって2匹の猫に、「こはるちゃん」「ひよりちゃん」
和風な雰囲気の名前の動物から「虎」
和風な草木から「松」「竹」
などなど、ご飯を食べるとき、道を歩いているとき、季節を感じるときなど、身近に和風な名前のヒントが隠されているかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?猫に和風な名前を付けることで、ぐっと親近感が湧きそうな気がしませんか?
いずれにせよ、これから長い時間一緒に過ごす猫の名前なので、いっぱい悩んで愛情いっぱいの和風な名前をつけてあげてくださいね。
30代 女性 tonakai
女性 kota
食べ物の名前は親しみやすくていいですね。陰暦の名前も素敵です。男の子は人の名前も多い気がします。
鼻の下がちょびヒゲのように黒くなっていたら「チョビ」とか、八の字眉毛みたいな模様があったら「ハチ」とか、そういう目立つ特徴があればわかりやすいですが、そうでない場合はみなさんどうやって猫ちゃんの名前を決めてるんでしょうね。うちの場合はそういう特徴はありませんが、顔を見たときになぜか「こたろう」という名前が上から降りてくるように頭に浮かび、もうその名前しか考えられなくなりました。1分ほどで決めた名前ですが、気に入っています。猫のほうも、ちゃんと自分の名前がわかっているみたいですよ。
名前のつけかたはみなさんそれぞれなんでしょうけど、どんな名前がついていても猫はかわいいです!
30代 女性 ポン酢
これは和風な名前に入るのでしょうか・・
うちの子の名前が”ポン酢くん”と命名したのは、主人です。
猫に名前を付ける時、色々な案が飛び交って収集が付かなかったので、家族で2つづつ、名前の案を出して、くじ引きをした結果決まった名前でした。
なんでポン酢くん?と聞いたら、単純に”そこにポン酢があったから”と言われて、大ブーイング。
でも、呼んでいる内に愛着が沸いて、定着しました。
尿結石で病院に通う日々ですが、「ポン酢くーん、中にどうぞ~」と呼ばれるのも、なんだか笑えます。
日本風と言っても、出せば出すほど、色々な名前があって楽しいですね。
ちなみに、私が当時候補でくじに書いた名前は、チャトラとチャロでした。
名前のごとく、茶トラの猫なんです。今考えると、ポン酢くんは個性的でバッチリだと、心の中で主人に感謝してたりします。
女性 ここにゃん
毎日、新聞の「う・ぶ・ご・え 覧」を見ているのですが、人間界?の赤ちゃんの名前も、最近は「和」の名前が増えてきているように感じます。
近所の双子の女のコの名前は「こはるチャン」と「ひよりチャン」 ==「小春日和(こはるびより)」。名前を聞いただけで、産まれた頃の季節や天候を想像(たぶん)でき、ほんわか感が伝わってきます。
我が家の愛猫は、元ノラちゃん、、保護するまでの間「にゃんチャン」とか「にゃ~こ」とかで呼んでいたので、保護してからは な・ん・と・な・く「にゃお」になってしまいました。カノジョの名前を しっかり考えてあげるべきだった と、今さらながら後悔?しています。
昔はアッチの猫もコッチの猫も「タマ」「トラ」「ミケ」、、などと呼ばれていたような気がしますが、今は「家族の一員」として 猫に限らず 動物を迎え入れる時には 真剣?に考えてあげてますよね。人間サマと変わらない名前だったり、キラキラネームだったり。。。
ちょっと まぎらわしいのですが、実家の猫ちゃんは「にゃお美」、、猫らしくない名前にした! とかで「美」をつけたと言っています。 たしかに真っ白でキレイ!!
同じ「にゃお」でも 名前に「美」がつくとつかないで「差」が出るってか?? (笑)
20代 女性 チグラーシャ
自分の実家には「舞子」という猫がいます。詩人の萩原朔太郎の娘・葉子の愛猫が「舞子」で、なんとなく響きが気に入って同じ名前を付けました。○○子は日本に昔からある名前なので、猫でも名前に子が付くと一気に和風な感じになると思います。
赤塚不二夫さんが飼っていた「菊千代」は『七人の侍』の主人公から名前をもらったそうです。映画由来の和風な名前も素敵ですね。
今2匹目を飼おうかどうか検討しているのですが、もし飼うことが決まったら○○子・○○太みたいな名前を付けてみたいです。
20代 女性 Kei
30代 女性 りゅうさん
もちろんチャーリーちゃんやジジちゃんのような洋風な名前もステキだと思います。
名前によって、その子の印象もかなり変わりますよね。 名前がしっくりきている子が多くて、「名は体をあらわすもんだなぁ」なんて思いながら毎日病院に来てくれるネコちゃんを出迎えています。 今はペットを飼っておらず、でもいつの日かネコちゃんを飼いたいので、密かに付けたい名前候補をリストアップしてみようかと思っています。
40代 女性 虎丸。
いいですよね、和風。
我が家にも二匹の猫がいます。
どちらも保護猫でオス一匹、メス一匹。
オスが虎松メスがすず。
名前の由来は、オスの虎松は、保護した時にはとても弱々しくやせ細った子ネコでした。
なんとか元気に大きくなってもらいたい、そんな願いを込めて戦国時代の武将から幼名をもらいました。
井伊直政さんの幼名「虎松」です。
直政さんは、常に一番槍を狙う血気盛んな若武者。
別に血気盛んになってくれなくてもいいから、どうか元気に大きくなってほしい。
その願いが通じたのか、虎松はすくすくと成長をとげ、今では5㎏の大物になりました。
獣医さんも驚く成長ぶりです。
一方、メス猫のすずは、引き取った当時は生後3か月の子ネコだったのですが、毛の色がなんともはっきりしない猫で、灰色がくすんだような色をしていました。
名前はどうしようかと家族で話し合っていたところ、たまたま目にした新聞記事に、「日本の伝統色」というコラムが載っていたので調べてみたところ、色見本と共にとても素敵な響きの日本語がズラリ。
かわいそうな捨て猫の子ネコが、輝くようにという思いを込めてつけた名前がすず。
錫色という色は、銀色に近い鼠色。
もともとすずは灰色だったのでそう付けたのですが、大きくなるにしたがって毛色も変化し、
今ではすっかり黒猫になってしまいました。
名は体を表す。
昔からよく言われることです。
名前負けは困りますが、昔の人も「虎」や「桃」や「松」など、強くて美しいものの名前を我が子に付けていました。
丈夫に育ってほしい。
美しくなってほしい。
「名前」に対する願いは、いつの時代も同じなのかも知れません。
女性 patata
20代 女性 めろんそーだ
個人的に食べ物系に〝お〟をつけた名前や季節からつける名前が好みです♪
〝おまっちゃ〟ちゃんや〝おもち〟ちゃんなど可愛くて響きもいいですよね〜♡
猫の生まれた月に合わせて陰暦を名前に付けるのも良いですね!
四季を感じる名前も日本らしくて素敵ですし、和風の名前でも無限大にありますね!♡歴史人物や、戦後時代の大名の名前などがついている猫ちゃんもいますよね〜〜好きな武将の名前などつけてあげるのも良いなぁ。
次迎える子がいたら、ギリシャ神話などに出てくる神の名前をつけたいな〜〜なんて思っていましたが和風の名前も日本らしくて素敵なので、検討したいです!
40代 女性 玲麟
1匹目♀を迎えたとき、ダンナとめちゃめちゃ悩みました。
私が甘い物好きだから「タルト」や「あんこ」も候補にあがりましたが・・・
結局は、生まれ月の誕生石から名付けました。
2匹目♂を迎えたときは、毛色(クリーム)から迷わず「こはく(琥珀)」。
犬猫問わずオスメス問わず、こはくちゃんは結構いますね。
3♀・4♂匹目はもう、名前有りきで。
どんなコを迎えてもこの名にしようと、姿等は全然考慮無し(^^;)
それでも、1・3・4匹目の名前はほぼ見掛けないので、「イイ名前付けたな~」と自画自賛しています!
だから・・・内緒です(笑)
30代 女性 蒼桜
みんな和風のお名前です。
キジトラの女の子は、茶々
黒猫の男の子は、武蔵
茶トラの男の子は、琥太郎。
茶々は、私がつけたかった名前は全部却下され和風の名前のランキングを参考にしました。
武蔵は、強く元気に育って欲しくて宮本武蔵から、
琥太郎は、元々、コタロウという響きが好きでつけたかった名前だったのですが琥珀色の瞳からコタロウのコは琥珀の琥にしました。