1.模様や毛色で可愛い猫の名前を考える
見た目ですぐにわかるのが、体の模様や毛色です。模様や毛色は個々に異なるので、特徴がわかりやすく可愛い猫の名前が付けられるのではないでしょうか。
2.季節の言葉を入れて可愛い猫の名前を考える
- こはる(小春)
- はなび(花火)
- もみじ(紅葉)
- ゆき(雪)
- かんな(神無月)
出会った季節や生まれた季節の名前は、その子との大切な季節を思う名前ですね。その月の和名や英語名も可愛いですし、桜やスイカ、紅葉や雪のように季節ごとに見られるものの名前も風流で素敵です。
3.食べ物を入れた可愛い猫の名前
- うどん
- おはぎ
- むぎ(麦)
- チョコ(チョコレート)
- ミルク
食べ物の名前も、その子の特徴からイメージしたものが多いかもしれません。
「うどん」は白くてもっちりした感じがありますし、「むぎ」は小麦色の猫をイメージします。「しらす」が好きだから「しらす」、「みかん」と遊んでいたから「みかん」というのも可愛らしいですね。
他に、繰り返しの二文字を使った、モモ、ララ、ココは、呼びやすくて音の響きもきれいです。また、洋風な名前のロビンやルーク、マリーやアリス、和風な名前の五右衛門や小次郎、武蔵なども個性があって可愛い猫の名前です。
愛猫に名前を選んでもらうのも一つの手です。候補の名前をいくつか呼んでみて反応のあった名前に決めると、愛猫と名前の相性が良いかもしれません。
4.外国の猫の名前で可愛いものを選ぶ
アメリカ
- ベラ(Bella)
- マックス(Max)
- クロエ(Chloe)
- オリバー(Oliver)
- ルーシー(Lucy)
人の名前としても使われるような、おしゃれな名前が多くみられます。
フランス
- ミネット(フランス語で「子猫、猫ちゃん」のこと)
- ティグル(フランス語で「トラ」のこと)
- シピ(フランス語で「わがまま娘、小悪魔」のこと)
- ミミ(フランス語で「にゃんこ」のこと)
- グリブイユ(フランス語で「まぬけ」の意味。キャラクターの名前)
「猫ちゃん」や「にゃんこ」のように猫を呼ぶ名前や、「わがまま娘」や、「まぬけ」のような猫のイメージで付けられた名前が可愛いです。
ブラジル
- ミミ
- メル(ポルトガル語で「蜂蜜」のこと)
- キト
- ニノ
- ベリンハ
呼びやすい猫の名前が多く、フランスや日本でも上位の「ミミ」がブラジルでも上位に入っています。
日本
- ココ
- ナナ
- チビ
- ハナ
- ミミ
近年人気の上位にある名前ですが、呼びやすく可愛い猫の名前が多いです。
ココは、ココ・シャネルや、ココア、ココナッツなどからとったという名前が多いそうです。
どの国でも、猫に対する愛情が伝わってくる愛らしい名前ですね。愛猫の名前を考える時に、世界の猫の名前も参考にしてみてはいかがでしょうか。
可愛い猫の名前を考えるポイント
>これからともに暮らす可愛い猫に名前をつける瞬間は、何とも言えないドキドキがあります。どんな名前が良いか考えをめぐらすのも楽しい時間ですが、猫の名前を考える時にどのような点に気を付けると良いのでしょうか?
猫が覚えやすい名前にする
猫は犬よりも名前を覚えることは不得意といわれています。名前を覚えることはできるのですが、長い名前はどうしても覚えにくくなってしまうため、短い2~3文字の名前が覚えやすい名前になります。
猫は濁音が聞き取りやすい!
猫にとっては濁音が認識しやすいので、「ガギグゲゴ」や「ザジズゼゾ」「ダヂヅデド」のような音から名前を付けると良いそうですが、濁音の入った名前を考えるのは難しいですし、愛着の持てる短い名前が良いのではないでしょうか。
呼びやすい名前にする
他にない凝った名前にしたいと思い、難しい名前にし過ぎると呼びにくいために、日常では簡略化した名前で呼び、時おり正式な名前で呼ぶことがあると呼び方が度々変わるため猫も覚えるのが難しくなってしまいます。そのため、はじめから呼びやすい名前をつけてあげましょう。
他と似た響きのある名前にはしない
家族や友達恋人など、身近に似ている響きの名前があると、猫が自分の名前を認識しづらくなります。多頭飼いの場合も同様のことがあるため、それぞれに響きの異なる名前をつけて、個々に呼び掛けるようにすると覚えやすくなります。
可愛い猫の名前を幾つかご紹介します。可愛い愛猫に名前を付ける時の参考にしてみてください。
可愛い猫の名前を愛猫に覚えて貰う方法
可愛い猫の名前が決まったら、名前を覚えてもらいましょう。名前の呼び方に少し気を付けると、猫の反応が少しずつ変化してくるのではないでしょうか。
猫を見て呼びかける
猫を見て呼びかけることで、名前が自分に関係があるという認識を持つようになります。いつも顔を見て呼びかけるのは難しいので、時には撫でたり、抱っこしたりしながら猫の名前を呼んでみます。
信頼関係が築けていないうちは、目を見る事は禁物。猫たちの中では、目を見つめる行動が敵意を表すのです。目を見つめて名前を呼ぶのは、十分に信頼関係を気づいてからにしましょう。そうすると猫の方からゆっくりと瞬きをして、猫があなたに敵意が無いと言う事を知らせてくれますよ。
「名前」と「嬉しいこと」を結びつける
おやつやご飯をあげる時、それから撫でて褒めてあげる時などに名前を呼ぶようにすると、「名前を呼ばれた時には何かいいことがある!」と猫が覚えて、名前を呼んだ時に反応してくれるようになります。
「名前」=「嬉しいこと」をセットにすると覚えやすいので、なるべく「名前」と「嬉しいこと」は離さないように「嬉しいこと」があったらすぐに名前を呼んでください。
おやつの時には、名前を呼んだらすぐにおやつをあげると、「名前」=「嬉しいこと」が繋がりやすくなります。
名前を覚えさせる時の注意点
猫がなにか失敗してしまった時に名前を呼びながら怒ってしまうと、「名前」=「嬉しいこと」の結びつきが「名前」=「悪いこと」に変わってしまうことがあります。
名前がその子にとって安心できるものであるために、猫にとって良くないことの時には名前を呼ばないように注意してください。
猫が名前を覚えてくれると愛着が増すだけではなく、家の中で見あたらなくなった時に名前を呼ぶことですぐに見つかりますし、もしも迷子になってしまった時にも猫が反応してくれるので安心です。
猫が名前を覚えるにはどうしても時間が必要です。根気よく声をかけ続けると、きっと名前に反応してくれます。名前を呼んで走ってきてくれた時には、ぎゅっと抱きしめたくなってしまいますね。
可愛い猫の名前を覚えると返事をしてくれる
猫の名前を呼んだ時に、猫はどんな反応をするのでしょうか?
「にゃーと声で返事をする」、「傍(そば)によってくる」などはわかりやすいですが、実はしっぽでもちゃんと返事をしてくれます。
猫の名前を呼んでもこちらを見ないし反応がないと思っても、しっぽを見てみると名前を呼んだ瞬間にピンッと立てて反応していたり、機嫌の良い時には立てたしっぽをゆっくりゆらゆら動かしたりして合図を送ってくれます。
他に、ブンブン激しく振っている時は機嫌の良くない時。また、しっぽの毛を逆立てて上を向いている時は怒っている時、毛を逆立ててしっぽが下を向いている時は怖い時です。その子が安心するように気を付けてみるのも仲良くなるコツかもしれません。
可愛い猫の名前に関するまとめ
猫が家にやって来た時には、楽しみがたくさんです。その子をイメージしながら名前を考えるのも楽しいですし、喜びをたくさん積み重ねながら可愛い猫の名前を呼ぶのも楽しみですね。
猫に可愛い名前を付けた後には、是非しっぽにも注目してみてください。あなたの付けた猫の名前に、可愛い返事を返してくれるのではないでしょうか。