猫の目の病気の症状を解説!目やに、赤い涙が出たら?目薬も紹介

【獣医師監修】猫の目の病気の症状を解説!目やに、赤い涙が出たら?目薬も紹介

猫の目の病気と一口にいっても、その種類は実に数多くあります。そこで今回は、症状別に猫の目の病気を紹介していきます。猫を飼っている人は猫の目の病気について把握しておけば、いざという時スムーズに対応できるので、是非この記事を参考にしてみてください。

2008view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫の目やにが増える病気

猫の顔

「目やにがある」「涙が常に出ている」といった目に関する異変は、猫が目の病気にかかっていることを示すサインでもあります。

そこで今回は、猫の目の病気や異変に関する情報をまとめました。愛猫の目に異変を感じた時に、是非この記事を参考にしていただけたら幸いです。では早速、猫の目やにに関する病気から見ていきましょう。

角膜炎

症状

角膜炎という目の病気になると、目やにが増えるだけでなく、涙が常に出ていたり、目を痛がっているような素振りを見せたりする傾向にあります。中には眩しそうな様子で目が全然開かない猫もいます。

原因

角膜炎は目に異物が入ったり、目にひっかき傷などができることによってかかる病気です。また、ウイルスや細菌が目に入った場合も、角膜炎になることがあります。

かかりやすい猫種

角膜炎は猫の種類に関係なく、かかりやすい病気です。

マイコプラズマ性結膜炎

症状

マイコプラズマ性結膜炎にかかると、どろどろした白く濁る目やに(※黒く濁る目やには、健康的な通常の目やにです。)、涙が止まらない、目の充血といった目に関する症状が多くみられます。

ちなみにマイコプラズマ性結膜炎は、正確には目の病気ではなく肺炎の一種です。そのため、他にも咳や発熱といった症状も出ます。

原因

マイコプラズマ性結膜炎は、マイコプラズマというウイルスに感染することによって起こります。

かかりやすい猫種

マイコプラズマ性結膜炎は猫の種類に関係なく、かかりやすい病気です。

猫が涙を流す病気

涙を流す猫

流涙症

症状

流涙症という目の病気になると常に涙が出てしまい、涙やけを起こします。

原因

涙管が詰まってしまったり、涙の量が増えたりすると流涙症になることがあります。特に、生まれつき鼻が平らな品種の猫だと、顔の構造上、流涙症になりやすいです。

かかりやすい猫種

エキゾチックショートヘア、ペルシャ、ヒマラヤンといった種類の猫がかかりやすい目の病気です。

猫の黒目に異常が出る病気

白内障の猫

白内障

症状

白内障という目の病気になると、水晶体が白く濁る、視力が低下する、最悪の場合失明するといった症状が出ます。また、目に傷が入っている場合、赤い涙が出ることもあるのです。

原因

生まれつき白内障の猫もいますし、目の外傷によって白内障になる場合もあります。

かかりやすい猫種

白内障は猫の種類に関係なく、かかりやすい病気です。

緑内障

症状

緑内障という目の病気になると、大きい瞳になる、目が白く濁る、目を痛そうにしている、視力障害が起きていろいろな物にぶつかりやすくなるといった症状が起きます。

原因

眼球の中にある「眼房水」という液体が増えてしまうせいで眼圧が上昇し、その結果目に障害が出ます。

かかりやすい猫種

白内障は猫の種類に関係なく、かかりやすい病気です。

ぶどう膜炎

症状

ぶどう膜炎という目の病気になると、目やにや涙の増加、目を痛がる、充血、視力の低下、最悪の場合は失明することもあります。

原因

ぶどう膜炎は、目の外傷や白内障といった別の病気が原因で発症することがあります。他にも、猫伝染性腹膜炎、猫白血病ウイルス感染症といった感染症が原因で、ぶどう膜炎になることもあるのです。

かかりやすい猫種

ぶどう膜炎は猫の種類に関係なく、かかりやすい病気です。

猫の瞬膜に関する病気

真っ正面を見つめる猫

チェリーアイ

症状

チェリーアイという目の病気になると、瞬膜が目から飛び出すといった症状が見られます。通常、猫の瞬膜は目の内側に引っ込んでいるのですが、チェリーアイになると目頭の内側から、まるでさくらんぼのように瞬膜が飛び出てしまって、目の内側に戻らないといった状態になります。

瞬膜が飛び出るだけなら特に痛みはありませんが、飛び出た瞬膜を猫がこすったりすると、炎症を起こしてしまい、結膜炎などの病気の原因になることもあるのです。

原因

先天的にチェリーアイになってしまう猫もいますし、目の外傷によってチェリーアイを起こす猫もいます。

かかりやすい猫種

ペルシャ猫やバーミーズといった品種の猫は、瞬膜腺を固定する力が弱いため、チェリーアイになりやすいといわれています。

猫が目の病気になったらすることは?

何かを見つめる猫

飼い猫を観察していて、目やにや涙といった異常が見られた場合、目の病気にかかっている可能性があるので、すぐに動物病院に連れていきましょう。動物病院で診てもらうことによって、どんな目の病気になっているのか判明しますし、適切な治療を行ってもらえます。

早めに対処すれば早期回復できる病気も多いので、少しでも異変を感じたら念のため診察してもらうと良いでしょう。

猫の目の病気に効果的な目薬

目薬をさされる猫

猫が目の病気にかかった場合、目薬を点眼して治療するケースが多いです。動物病院で目薬をもらう人もいるかと思いますが、実は結膜炎や角膜炎といったよくある目の病気の目薬は、通販でも購入することができます。

ということで今回は、通販でも購入できる「猫の目の病気に役立つおすすめの目薬」を紹介します。

ナイガイ 犬チョコ目薬V

ナイガイ 犬チョコ目薬V 15ml (動物用医薬品)
734円(税込)

商品情報
・消炎・殺菌作用を持つ目薬

「ナイガイ 犬チョコ目薬V」は、猫の結膜炎、結膜充血、角膜炎、涙腺炎、眼瞼炎、外傷性眼炎といった目の病気に効果的な目薬です。

目の炎症を抑えて、細菌を殺菌してくれる効果があるため、様々な目のトラブルに活用できます。ちなみに「犬チョコ目薬」とありますが、犬だけでなく猫の病気にもきちんと対応している目薬です。

ワンクリーン 犬猫用

【2個セット】ワンクリーン 犬猫用 15mL【動物用医薬品】
1,598円(税込)

商品情報
・殺菌成分を有しホウ酸を有効成分とした点眼

「ワンクリーン 犬猫用」は、結膜炎、角膜炎、結膜充血、涙腺炎、眼瞼炎、外傷性眼炎といった目の病気に効果的な目薬です。こちらの商品も「ナイガイ 犬チョコ目薬V」と同じく、目の炎症を抑えたり、殺菌効果が期待できる目薬となっています。

まとめ

真上を見る猫

猫の目の病気は様々ありますが、目やに、涙の異変、目を痛がっているといった症状から、病気のサインを読み取ることができます。

早めに対処すればこじれてしまう前に治り、猫のストレスも軽減できるので、日頃から猫の様子をこめまに観察しておきましょう。