猫が結膜炎にかかる3つの原因

猫が結膜炎にかかる3つの原因

猫の結膜炎とは、何でしょう?あなたの猫ちゃんは、しきりに目を気にしたりこすっていませんか?涙が目から溢れていませんか?こんな症状があったら、もしかしたら結膜炎にかかっているかもしれませんよ!命に関わる病気ではありませんが、それでも辛さを感じる結膜炎の症状は、飼い主の愛情で早くどうにかしてあげましょう。

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫が結膜炎になる3つの原因

目の検査をする猫

猫が結膜炎になる原因として考えられるのは、次の3つです。

  • 基礎疾患がある
  • 猫風邪などの感染症にかかっている
  • 目にゴミなどが入った

基礎疾患がある

元々猫が疾患を持っており、その疾患が原因となって結膜炎になる事があります。例えば、副鼻腔炎や流涙症、角膜炎などです。治療はまず、原因となっている疾患を治療する事から始まります。原因の疾患が治れば、結膜炎も治っていくでしょう。

猫風邪などの感染症にかかっている

猫では良くある感染症の、「猫ウイルス性鼻気管炎」や「猫カリシウイルス感染症」などが原因となり、結膜炎にかかる事が多いです。この2つの感染症は「猫風邪」や「猫インフルエンザ」と呼ばれます。

ワクチン接種を定期的に受けさせる事で、ある程度は防げる感染症です。ただ、ワクチン接種には副反応が出る事がありますので、必ず担当獣医師に確認をしてから、受けさせるようにしましょう。治療には、点眼薬、抗生物質の投薬をして症状を和らげ、治癒するのを待ちます。

目にゴミなどが入った

猫の目にゴミやほこりなどが入る事で炎症が起き、それが結膜炎に波及しまう事があります。シャンプーが入って結膜炎になる事もありますので、お風呂に入れる際には充分に注意しましょう。治療はペット用の目薬で目を洗浄して、異物を取り除きます。

目の周りの被毛が目に入ってしまう事で、結膜炎になる事もあります。その場合には原因となっている目の周りの毛をカットして、炎症を治療します。毛のカットは突然猫が動くと大変危険ですので、動物病院で行ってもらいましょう!

猫の結膜炎の予防と注意点

目の検査をする子猫
  • 猫風邪を予防する事が大切
  • 室温が21度以下にならないようにする
  • ホットカーペットや湯たんぽを利用し暖かくする
  • 暖かいところと涼しいところを作る

結膜炎の原因で多いのは、「猫風邪」です。たとえワクチン接種をしていても、猫風邪にかかる事はありますが、症状を軽く抑えられるでしょう。

冬に飼い主が外出する際、猫だけになると暖房を付けない事も多いのではないでしょうか?子猫の場合はまだ、体温調節が完全ではない事があります。そのような時に室温が21度を下回ると、子猫にとっては『極寒』に感じてしまうのだとか。

寒さのあまりに風邪を引き、そこから結膜炎を発症する事も珍しくありません。出来れば子猫だけの場合も、暖かいスペースを作ってあげると良いですね。ペット用のホットカーペットや湯たんぽなど、沢山販売されていますので、もし無い場合は導入を検討してあげましょう。

また、ペット用のホットカーペットなどを使う際、猫が暑いと感じた時に涼めるよう温度の逃げ場所も作ってあげましょう。もちろん、子猫だけでなく老猫も温度調節が苦手です。出来るだけ暖かく過ごせる場所を、作ってあげると良いでしょう。

猫の結膜炎の症状

茶色い猫

猫が結膜炎にかかった場合、どのような症状が出るのでしょうか?

  • 涙やまばたきが多くなる
  • 充血している
  • 目を気にして足で頻繁にこする
  • 眼球が腫れる
  • 床などに目をこすりつける

これらの症状がでたら結膜炎が疑われます。早めに受診するようにしましょう。

猫の結膜炎の確認方法

猫の目

「結膜」とは、まぶたの内側と白目の前面をおおっている膜の事です。この膜に炎症が起きた状態を「結膜炎」と呼んでいます。猫の目は白目部分があまり見えないので、結膜に炎症があるか確認する場合は、無理矢理上まぶたを持ち上げるか、下まぶたを引き下げないといけません。慣れていないと猫が暴れるなどして傷をつけてしまう可能性もありますので、出来ない時には無理せず、獣医師にお任せしましょう。

まとめ

猫の両目
  • 猫の結膜炎の主な症状:涙が多い・充血・痒そうにしている・腫れなど
  • 猫の結膜炎の主な原因:角膜炎、流涙症などの疾患・猫風邪などの感染症・異物の混入
  • 子猫の結膜炎の注意点:体温が下がらない様に注意する

猫が結膜炎にかかると目が赤く腫れ上がり、ビックリするような外見になる事もあるのだとか。帰宅したら愛猫の目が結膜炎で大変な事になっていたら、動揺してしまいますよね。そんな事にならないよう、愛猫の健康管理に気をつかうのに越したことはありません。

私も今一度、きちんと猫が結膜炎にならないようにしてあげられているか、見直したいと思います。

40代 女性 ママにゃん師走

結膜炎には悩みませんでしたが、子猫の頃に目やにが酷く目薬はよく処方していただきました。しかし、目薬を差すのが一苦労で、結局お医者様にお願いしていました。結膜炎になれば目薬を飼い主がさす必要がありますよね。
お医者様に教えていただいた方法です。
目薬が冷蔵庫に入れたままだと冷たいので、両手に挟みもんで少し手のぬくもりで温めてあげます。
そして、後ろから気づかれないように近づき、あごと頭を支えながらまぶたを上に引き上げ一滴たらし、液体が落ちないように瞼を閉じます。
大抵びっくりして瞼は自分で閉じますが、うまく入れられないと水玉となり外にこぼれ落ちます。人間も一緒ですよね!
風邪に関しまして一歳までは自分が寝ている間も心配で、クシャミを一時間に三回すればお医者様へ駆け込むというように、猫風邪をひかせないように気をつけていました。当時、寒さのため人間の布団に入ってこようとしましたが、寝相が悪いと潰す可能性があるので、心を鬼にして布団には入れずエアコンで常に部屋を暖かくし独りで寝かせていました。
一度だけ風邪をひきましたが、一歳をさかいに体力がつき免疫力も上がり、寒い部屋に行って寝てしまっても大丈夫になりました。
元気の良い猫ちゃんですと、予想もしない異物混入から結膜炎の発祥の可能性があるのも怖いところですね。
色々な部分で、結膜炎にも気をつけていきたいと思います。
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