猫が迷子になった時の探し方や連絡する場所

猫が迷子になった時の探し方や連絡する場所

お家で飼っている猫がいきなり迷子になってしまうと、交通事故などの心配等をして不安になってしまいますよね。今回は、猫が迷子になってしまった場合の迷子の猫の探し方と事前に行っておくと安心な事を紹介します。

猫が迷子になった時の探し方

木のそばの猫

まずは近所から探す

猫が迷子になって帰ってこなくなった場合、誰かに保護されてしまった可能性、体調不良、最悪な場合交通事故等を心配して不安になってしまうと思いますが、落ち着いて探す事が大切です。

  • 家の近所で発見されるケースが多い
  • 猫の名前をいつもの声のトーンで呼ぶ
  • 雨の日は濡れていない場所にいる可能性が高い

猫がいなくなってしまった周辺を探しましょう。迷子猫は家の敷地内や家から数百メートル範囲内で見つかる事が多いので、家の敷地内に隠れていないか、家の敷地内を万遍無く探しそれでもいない場合は、家の周辺の数百メートルの範囲内を、いつも猫を呼んでいる声の大きさやトーンで呼びながら探しましょう。

いつものトーンで猫の名前を呼ぶ

大声で呼びながら猫を探すと猫がおびえて隠れてしまう可能性もあります。名前を呼びながら、時々様子を見るために立ち止まって周辺を確認しながら、探しましょう。

雨の日は濡れていない場所を探す

雨の日は濡れていない場所を探しましょう。猫は体が水に濡れてしまう事を基本嫌います。雨の日は屋根のある場所や物陰等でじっとしている事が多いので、屋根のある場所や物陰を重点的に探してみましょう。

迷子の猫を探す時、持っておくと便利なもの

猫とトイレ
  • 普段使っている玩具
  • 猫の砂
  • ご飯

迷子の猫を探す際に持って行くと便利なのが、迷子になってしまった猫が普段使っている玩具や猫の砂等を持って行くと便利です。猫は嗅覚がとても優れている動物なので、猫砂を少しずつばら撒きながら歩くと自分の匂いにつられて現れてくれる可能性があります。巻きすぎるとご近所迷惑になってしまう可能性もありますので気をつけて下さい。

また、迷子になってしまった猫の大好物のおやつやご飯を持って行くのも、見つけやすくなるポイントです。美味しそうなご飯やおやつの匂いにつられて、姿を現してくれる事があります。猫の玩具は、見つけた猫がなかなか自分のところに戻って来てくれない時に便利です。玩具で戻ってくるように誘うと捕まえやすくなります。

迷子の猫が見つからない時の連絡先

電話
  • 保健所
  • 動物愛護センター
  • 警察署
  • 清掃局

探しても猫が見つからなかった場合は、公的機関にすぐに電話をしておくと安心です。保健所や動物愛護センター、警察署、清掃局等です。

保健所

  • 迷子届を提出する
  • 殺処分を免れる

保健所には飼い主が不明の猫や犬を一時的に保護しています。保健所に迷子届を提出して置く事で、もし猫が見つかった場合、連絡してもらえるます。また、保健所に迷子提出しておく事で、保健所に収容されてしまった迷子の猫の殺処分を免れます。

動物愛護センター

動物愛護センターでは、狂犬病や危害防止の為に、放し飼いや迷子になってしまった犬や猫、飼い主が不明の動物達を保護し収容しています。全国にあるので、インターネットで自宅に近い動物保護センターを検索して、連絡をしておくと見つかった時に連絡をしてくれるので安心です。

警察署

警察署に探し物として届け出を提出しておくと安心です。警察署の連絡先は、インターネットで検索する事が出来るので、最寄りの警察署に連絡をしておくと安心です。

その他

あまり考えたくはない事ですが、清掃局では交通事故に遭う等して亡骸となってしまった動物達を引き取っています。清掃局に連絡をしてみるのも最終手段として考えた方が良いでしょう。

その他にも迷子となった猫が動物病院で一時的に保護されている可能性もあります。近くの動物病院に連絡してみるのも手段の一つです。

猫が迷子になる前にマイクロチップを装着させる

マイクロチップを付ける猫

迷子になってしまった猫を見つけやすくするためにマイクロチップを装着しておくと安心です。

マイクロチップは動物病院で装着可能です。マイクロチップは、直径2㎜,長さが約8㎜~12㎜ととても小さなものでチップの周りは生体適合ガラスという特殊なガラスで覆われています。チップには、個体認識の為の15桁の数字が記録されています。一度体内に埋込むと消失する事がほとんどないので安心です。

データーを書き換える事が出来ない為、迷子になってしまった猫が自分の猫だという事を証明できます。過度な痛みや負担を与えないので、魚類や爬虫類などにも使用できます。猫の場合、生後4週間位でマイクロチップを埋め込む事ができます。

このマイクロチップを装着する事で、災害で迷子になってしまった猫や盗難や事故に遭ってしまい飼い主さんと離れてしまった猫達を飼い主の元に戻ってくる可能性が高くなります。マイクロチップの番号を読み込むリーダーが全国の保健所や保護センターに配備されているので、迷子になってしまった猫が保護された場合、飼い主さんの元に連絡をしてもらう事ができます。

マイクロチップの番号を自治体に登録するのに登録料が1000円しますが、必ず行ってください。また、マイクロチップではなく、首輪に迷子札を付けている飼い主さんもいます。迷子札には、必ず自分の連絡先を書き、迷子になってしまった猫を保護してくれた人が、すぐに連絡が取れる様にして下さい。

迷子の猫のチラシを作る

困る人

それでも見つからない場合は、迷子猫の捜索チラシを作って近所のコンビニやお店に配ったり、公園で配ったりするのも探すコツです。なるべくたくさんの人に見て貰う為に、人が多く集まる場所で配るのが良いと思います。

迷子猫の捜索チラシの作るポイントは、どんな色でどんな顔つきの猫なのかをはっきりと分かるように、顔のアップと猫の体全体が写っている写真の2枚をカラー写真で用意します。迷子になってしまった猫の名前と猫の種類や性別、迷子札の装着有無、体の模様や形等、猫の特徴を記載しておきましょう。住所まで記載する必要はありませんが、電話番号や名前を記載しておかないと連絡が取れないので、必ず記載して下さい。

謝礼があると見つかりやすいですが、謝礼に過度の期待をさせてしまうようなコメントは控えて、金額は記載せずに控えめにしておくと後々のトラブル防止にもつながります。

外に提示する場合は、防水加工をするのを忘れないでください。家のプリンターでコピーしたものだと雨に滲みますので、業者に依頼するという方法をとるもいいでしょう。また、大量に印刷する場合は、お家で印刷するよりもコスト削減になる可能性もありますので、業者さんに見積もりを出してもらうと分かりやすくて安心です。

インターネットで探す方法もあります。最近では、迷子捜索用の掲示板やウェブサイトもあります。そう言ったサイトを利用して、書き込みをしたり、SNSを利用して迷子猫を探している事を多くの人に知ってもらうのも見つかるポイントです。

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