猫の甘え方11パターン!気持ちを知ってもっと仲良くなろう

猫の甘え方11パターン!気持ちを知ってもっと仲良くなろう

猫が甘える姿はとてもかわいいですよね。猫の甘え方にはどのようなパターンがあるのかご存じですか?今回は猫の甘え方のパターンや、甘える理由をまとめました。「この行動も甘えだったのか!」という甘え方があるかもしれませんよ。

猫の甘え方

1.ゴロゴロ鳴く

頬をなでられ上を向く猫

甘え方の中で、猫の特徴ともいえるゴロゴロと鳴く行為は、もともとは授乳が必要な頃の子猫と母猫のコミュニケーションが始まりです。成猫になってもゴロゴロ鳴く甘え方をすることで、飼い主さんや仲間の猫への愛情表現をしています。例えば猫をなでていると「もっとなでてー」と訴えるようにゴロゴロ鳴いて甘えてくるという甘え方経験ありませんか?

2.スリスリする

仲間の猫にスリスリする猫

人に慣れている猫の甘え方の一つ。足元に近寄ってきて体をスリスリとこすりつけて甘えてきますよね。この甘え方は、猫の体のニオイを付けることが目的で、自分自身が安心できたり、仲間同士の挨拶であったり、様々な意味を持つ甘え方の一つでもあります。スリスリは愛情表現なのです。

3.頭突きをする

犬に甘えて頭突きをする猫

猫が頭突きをする甘え方も、スリスリする甘え方と意味はほぼ同じで、猫の額からでるニオイをつけるためや、猫同士の挨拶、大好きという気持ちを示す甘え方の一つでもあります。

4.お腹を見せる

仰向けでお腹を見せている白猫

お腹は動物にとって弱い部分です。お腹を見せる甘え方をしてくるということは、飼い主さんを信頼している証拠です。急にコロンと転がってお腹を見せる甘え方はとてもかわいいですよね。

5.甘噛みをする

甘噛みしてじゃれつく茶白ねこ

噛んでくる甘え方は嫌だなと思うかもしれませんが、猫からのメッセージがあるんですよ。「もっと遊ぼうよ」という意味や、「他のところもなでて」などの意味がある甘え方の一つでもあります。猫によっては、甘噛みのつもりでも強く噛んでしまったり、噛むことが飼い主さんとの遊びだと思ってしまったりするので、この甘え方は対応に注意が必要です。

6.見つめて鳴く・高い声で鳴く

見上げて鳴く猫

普段より高くて甘えた声で鳴くので分かりやすい甘え方かもしれません。目をじっと見て鳴いている場合は、何かお願い事があるときの甘え方の可能性があります。

7.前足でフミフミする

毛布の中で眠る子猫

フミフミする甘え方をしているときは、子猫の頃を思い出して甘えているのかもしれません。ただし、親離れがきちんとできた猫はフミフミをする甘え方はしないことが多いです。

8.目が合うと目を細める

目を閉じる猫

猫と目が合ったときに目を細めるのは、猫の愛情表現で「飼い主さん大好き」ということを伝えています。猫がこの甘え方をしたら、飼い主さんも同じように目を細めて愛情を伝えましょう。

9.しっぽをピンと立てている

尻尾を立てて歩く白い子猫

しっぽをピンと立てるのは、子猫が母猫にするサインです。母猫にお尻をなめてもらうために行っていたのですが、母猫のように信頼できる飼い主さんに向けての甘え方になっています。子猫の気分で甘えたいと思っているのでしょう。

10.お尻を向けてくる

人間の足元にいる猫

お尻を向けてくる甘え方も、母猫にお尻をなめてもらいたいという子猫気分な甘え方です。なでていてお尻を向けてる猫もいますが、寝ている飼い主さんの顔にお尻を向ける猫もいます。

11.お尻からニオイがしてくる

振り返る茶色の猫

甘え方とは少し違いますが、興奮してうれしいときなどに肛門腺から強いニオイの液体が分泌されることがあります。特に、飼い主さんへの愛情が深い、子猫の気持ちのままの猫で多いようです。あまりにも飼い主さんへの愛着が強いと、問題行動をおこすこともあるので、自立できるようにな対処が必要になることもあります。

猫が甘える理由

頭をなでられている猫

好きだから

飼い猫は飼い主さんを、兄弟猫や母猫だと思っているようです。遊びたいときは兄弟猫として、甘えたいときは母猫として接しています。猫がスリスリや、ゴロゴロ鳴くなどの甘え方をしてきたら、猫の愛情表現で、信頼している証拠でもあります。「飼い主さん大好き」という思いを受け止めてあげましょう。

スリスリの甘え方に関しては、頬をこすりつけていた場合は、「この場所がお気に入り」ということだそうです。猫が落ち着く場所や、飼い主さんがいるから好きという理由でもスリスリした甘え方をします。多頭飼いの猫は、飼い主さんと2人になるとスリスリの甘え方で甘えてくることがあります。他の猫に遠慮して甘えられないのが寂しいと感じいるためのようです。

甘えん坊

猫の性格も人間と同じで様々です。なので、甘えん坊な性格の猫もいます。定番の甘え方以外にも、その子だけの独特の甘え方があるのかもしれません。

要求をしている

猫とふれあったことがある方なら「甘え=要求」ということが分かるのではないでしょうか。ふだんはあまり近寄ってこない猫が、スリスリなどの甘え方で来てくれるとうれしいのですが、「ごはん頂戴」「トイレ掃除して」などの要求の甘え方なんですよね。「甘えてみたらごはんがもらえた」といった学習をして得た技術のようです。

発情

避妊手術をしていないメス猫は、発情期になると体を地面にこすりつける、飼い主さんにスリスリするといったふだんよりも目立った甘え方をすることがあります。発情期特有の行動をとってオス猫にアピールをします。

分離不安

いろいろな甘え方で飼い主さんに愛情表現をしてくれる様子はとてもかわいいですが、甘え方が異常、甘えん坊すぎるといった場合は、分離不安という病気かもしれません。寂しさで鳴き続けて、トイレ以外で排せつなど問題行動をとる場合があります。心当たりがあるようなら、動物病院へ相談をしましょう。また、てんかんという病気によっても甘えることがあります。急に甘えてくるようになった、落ち着かない、などがてんかんの前兆にあります。心配な甘え方の場合は病院を受診しましょう。

まとめ

飼い主の足元に立つ猫

猫の甘え方は、ゴロゴロ鳴くやスリスリするなどよく知られた行動の他にもあります。「こんな行動も甘えなの?」と思う甘え方もありますよね。どの甘え方も、飼い主さんが大好きだからしています。

ですが「お腹空いた」「トイレ掃除して」など何かを訴えている場合や、病気が理由となっている甘え方のこともあるので、状況に応じて対応が必要です。猫がどのような甘え方をしているのか知って、仲良くなりましょう。

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