猫をドライヤーで上手に乾かす4つのコツ
猫をドライヤーで乾かすコツは全部で4つあります。
- 猫にドライヤーを使う前は水気をしっかり取除く
- 猫にドライヤーを使う時は穴が開いている入れ物を使う
- 猫に適したペット用のドライヤーを使う
- 猫のドライヤー代わりにこたつを利用する
猫にドライヤーを使う前は水気をしっかり取除く
猫にドライヤーで体を乾かしてあげる前に、タオルでしっかりと体の水気を取ってあげる事が大切です。猫の水気をしっかりと取り除いてあげる事で、ドライヤーの時間を短くしてあげる事ができます。マイクロファイバーのタオルを使うと水気が吸収されやすいのでお勧めです。
猫にドライヤーを使う時は穴が開いている入れ物を使う
猫にドライヤーを使う時は、キャリーバッグや、洗濯カゴのような穴が開いている入れ物を使うのもお勧めです。少しかわいそうですが、猫をキャリーバッグや洗濯カゴの中に入れて逃げられないようにし、外側からドライヤーをあてて体を乾かしてあげましょう。
キャリーバッグや洗濯カゴに猫が入っているので逃げてしまう心配もないですし、ドライヤーの熱風が直接当たらないので、猫がドライヤーに対する苦手意識も軽減されます。
猫に適したペット用のドライヤーを使う
ペット用のドライヤーは両手が使えるので、猫の体を片手で抑えてもう片手でブラッシングしながら体を乾かす事ができます。
両手が使える事で少し余裕がでるので、猫の体にドライヤーの熱風が当たっていないかを確認する事もできますし、ペット用のドライヤーは、人間用の普通のドライヤーよりも音が静かなので猫も怖がりにくくなります。しかし、ペット用のドライヤーは大きいので場所をとります。
猫のドライヤー代わりにこたつを利用する
猫のドライヤー代わりにこたつなら、猫も喜んで入って行きますので、人間も猫にとっても、ストレスが感じられない状態で体を乾かす事ができます。猫に人間用のこたつを使用する場合は、こまめに注意して見てあげる必要があります。異常がないか確認をしっかりしましょう。
人間用のこたつでは猫が心配という方は、ペット用のこたつが販売されていますので、そちらを猫に使用していただく事をお勧めします。
猫がドライヤーを嫌う2つの理由と注意点
皆さんの猫はお風呂上がりのドライヤーを嫌いますか?
我が家の猫たちはお風呂も大っ嫌い、ドライヤーも大っ嫌いでお風呂の時間はいつも戦争状態です。冬になり、寒いだろうと猫をドライヤーで乾かそうとすると、腕が傷だらけになってしまいます。
猫たちはなぜそんなにドライヤーを嫌がるのでしょうか?
猫がドライヤーを嫌う2つの理由
1つ目の理由は、猫がドライヤーの大きな音に驚き、怖いからだそうです。猫の中には、ドライヤーや掃除機などの大きな音が鳴り響くのが怖いと感じる子が多いようです。猫は人間には聞こえない周波数の音が聞こえるので、そういった機械音が苦手なのかもしれません。
2つ目の理由は、以前、猫を乾かす際に、猫の体にドライヤーの熱風が当たり過ぎてしまい、熱い思いをしてしまった、などの不快感があったため、それからドライヤーに対して猫は苦手意識を持ってしまった可能性があるからです。
猫はドライヤーを使わないと風邪をひきやすい
夏場に猫は、ドライヤーを使わずに自然乾燥でも大丈夫かもしれませんが、冬場になると気温が下がり、寒いので猫を自然乾燥すると、猫が風邪をひいてしまう可能性があります。
特にシニア猫や子猫の場合は免疫力があまりないので、濡れた体をドライヤーなどで早く乾かしてあげないと、夏冬問わず、猫は風邪をひいてしまう可能性がありますので気をつけてください。
猫におすすめなドライヤー
ペット用ドライヤーブラシ
グルーミング用のブラシとドライヤーがひとつになった、ブラシタイプのドライヤーです。シャンプー後、タオルドライをした後に梳かしながら使用します。片方の手で持ち、ブラシをかけながら猫の体を乾かすことができます。温風は、2段階で風温調節ができます。 人間工学に基づいて作られたハンドルなので、長時間使用しても疲れにくいドライヤーです。フィルターを外して洗えるので衛生的に使えます。
アイリスオーヤマ ペットドライヤー
両手が使えて乾かしやすい、ペット用の置き型ドライヤーです。動き回る猫でも両手を使うことができて、乾かしやすくなります。 風向き調整ノズルで、猫に当たる風の角度や高さを調節でき、使いたい位置に固定もできます。ドライヤーの運転音で怖がらせたり不快な思いをさせたりしないよう、猫に聴こえやすい高周波音を軽減して静かに使えるようにしています。温風と送風の2種類の温度設定で、さらに風も強弱がつけられます。
ペット用ヘアドライヤーPetion
静かな音に配慮した、ペット用のドライヤーです。自立するので、両手を使って乾かすことができて便利です。風の吹き出し口は上下に動かすことができ、広く作られているため送風中でも静かに使えます。マイナスイオン発生効果で被毛に艶と潤いを与え、脱臭効果が期待できるオゾン発生で匂いにも配慮しています。
猫にドライヤーをする時にあると便利なもの
猫用 みのむし袋 おちつくネット
猫の体にみのむしのように被せて使うネットです。猫のシャンプーや乾かす時、爪切りのお手入れ時など猫にじっとしていて欲しい時に便利です。首と胴体部分に紐をしめて袋が抜けにくくする部分がありますが、紐部分は外側に通すようにしてあり、猫の体に負担が極力少なくなるようにしています。初めて猫にかぶせる時には、事前に出して猫を慣らさせておくと良いでしょう。
ペット乾燥箱 ペットハウス
シャンプー後にペットを入れて乾かすことができる、ペットのドライルームです。猫を中に入れて、上部のドライヤー口からドライヤーを入れて風を送ったり、メッシュ部分から中にドライヤーの風を入れたりして乾かします。猫が走りまわって逃げたり、狭いところに隠れたりさせずに乾かすことができます。温風を猫に当てる時には、中が高温になっていないか、手を入れて確認しながら乾かして下さい。
まとめ
お風呂上がり、猫のドライヤーの時間は大変ですよね。猫の体を乾かすのに苦労をしている飼い主さんが多いようです。
中には、布団乾燥器を使って猫を体を乾かす飼い主さんもいるみたいです。布団乾燥器だとドライヤーよりも音が静かで風量が多いので、猫の体を一気に乾かしてあげる事ができるみたいです。
その他にも、ドライヤーの音を子猫時代に慣らしておくのもコツのようですよ。子猫は好奇心旺盛で何にでも興味を示して近づいてきますので、その好奇心を利用して、猫にドライヤーの音を慣れるようにしてあげると、大人になってからのドライヤーの時間が楽になるそうです。
我が家の猫は元が野良育ちなので警戒心が強く、ドライヤーの音でもなんでも素早く逃げて行きます。そのためお風呂上がりになると、部屋の中は水浸しでクッションなどの布製品は湿ってしまい、猫を捕まえようとしても、中々捕まえる事ができません。しかもドアを勝手に開ける事ができるので、追いかけっこが大変な状態です。
皆さんも猫のドライヤーを上手にできるようになるまで頑張ってください。