猫の食器の選び方
素材で選ぶ
- プラスチック製
- 陶器製
- ステンレス製
猫の食器は最も多いプラスチック製の他、陶器製やステンレス製のものがあります。プラスチック製の猫の食器は価格が安く、種類も豊富なのですが、傷や汚れがつきやすく、また軽いので猫がひっくり返してしまうことも。陶器製の猫の食器は安定感が良いのですが、割れやすいというデメリットもあります。ステンレス製の猫の食器は、軽く丈夫で、衛生面でも汚れがつきにくいのですが、冬場は冷えてしまいます。中には金属のにおいを嫌がる猫もいます。
大きさで選ぶ
深さ3~5cm程度の浅めの食器が猫には適しています。あまり小さいと縁にひげが当たってしまうので、猫が食器に顔を入れても少し余裕があるくらいがいいでしょう。逆に大きすぎても猫が前足を食器に入れてしまったりします。台座がついているなど、ある程度の高さがある方が猫には食べやすいようです。猫の食器と別に台座を用意してもいいでしょう。
形状で選ぶ
猫の食器には丸形のものを選びます。角があると、そこに口が届かず、フードが残ってしまいます。猫が食器をひっくり返したりしないよう、適度な重さと安定感があるものがおすすめです。
お手入れのしやすさで選ぶ
猫の食器はいつも清潔にしておきたいものです。洗いやすいものがいいでしょう。
猫の食器おすすめ商品10選
ミュー (mju:) ネコにやさしい食器 S
猫の食べやすさを追求した猫専用機能製食器です。適度な幅があり、猫のひげが当たらない構造になっています。底面にある凹凸で、フードをすくいやすいです。
猫壱 脚付フードボウル 猫柄 レギュラー
猫と足跡の絵柄のデザインもかわいい磁器製の脚付きの食器です。猫の食器に高さをつけることで、吐き戻しを軽減します。食器の内側の縁は丸みと厚みがあり、返しがあるので中のフードがこぼれにくくなっています。怪我や不妊手術の後でカラーをしている猫にもおすすめです。電子レンジや食洗器にも対応です。
ハリオ (HARIO) にゃんプレ ショートレッド
短毛種専用の猫用食器です。凹凸を施した底面は、ドライフードが滑りにくくなっています。縁は前側が低くなっているので、猫が顔を入れやすく食べやすい形状です。反り返しがついているので、フードがこぼれにくくなっています。
付属の滑り止め用シリコーンマットは、食器のフタとしても使えて便利です。安心の日本製で、電子レンジや食洗器も対応です。短毛種専用の猫の食器より縁が低くなっている長毛種専用の猫の食器もあります。
ドギーマン カタカタ鳴らないツインディッシュ Sサイズ
商品情報
・水とフードのツインディッシュ
・食器の底部直径約8cm、高さ約3.5cm
水とフードを入れられる2つセットのステンレス製食器にスタンドがついています。吸音ラバーがついているので、スタンドにのせていてもカタカタと音がしません。台の足にも滑り止めがついているので、猫の食器が動かず安定します。お手入れもしやすく清潔です。割れないのも安心ですね。
リッチェル 猫用 食べやすい食器 S
白のシンプルなメラミン樹脂製の猫用食器です。食器の内側は二段形状になっており、こぼれにくくなっています。安定感が良く、滑り止めがついているので、ずれたりひっくり返したりしにくいです。手掛け部分があり、飼い主が猫の食器を運びやすい工夫がされています。子猫用にはSSサイズもあります。
ヘルスウォーター フードボウル M
こちらもシンプルな陶器の猫用食器ですが、猫が食べやすいよう設計されています。汚れがつきにくいのでお手入れも楽です。水飲み用にもおすすめです。ヘルスウォーターシリーズは、サイズや形状の違うものなど種類があります。フード用と水用のセットで揃えるとオシャレですね。
ペッツルート (Petz Route) おいしく見えるニャン食器 S ピンクローズ
商品情報
・浅型形状で側面が広がっていて猫仕様!
・底部が樹脂製で安定感あり。
・すべりにくい加工。
バラの透かし模様が入ったオシャレな猫用食器です。AS樹脂(アクリロニトリル・スチレン)製で、カラーはピンクの他にイエロー、ブルーがあります。浅めで側面が広がっている形状なので、猫がフードを食べやすいです。すべりにくい加工がされています。
コノコ (KONOKO) ゆっくり食べれる食器S
早食いで、吐き戻しが多かったり食べ過ぎてしまう猫におすすめの機能製食器です。食器の側面と中央についている突起が、猫が早食いするのを防ぎます。早食いを予防することは、肥満防止にも効果的です。
Petacc 猫 食器 スタンド
天然竹製の食器台に陶器のフードボウルが3つついたタイプの猫用食器です。多頭飼いにおすすめ。
Romote 2018新発売 ペット食器台 ボウル セット スタンド
ポリプロピレン素材の透明なフードボウルは、猫の顔の形をしたオシャレなデザインです。15°の傾斜の間口で、猫がフードを食べやすい設計になっています。フードボウルは、スタンドから取り外して洗うことができます。透明なので、猫が食べている様子を横から見られますよ。
猫の食器を使用する際の注意点
猫に適した食器を使う
猫には猫用の食器を使用するようにしましょう。100均などの猫の食器は安価でデザインも豊富ですが、人間用に作られています。猫がフードを食べるために作られた食器が、猫にとっても食べやすいものです。
食べ残しはそのままにしない
猫が食べ残したフードは、できるだけ早く処理して下さい。夏場にウェットタイプのフードが残っていると、すぐに傷んでしまいます。においのもとにもなりますので、早めに片づけましょう。
食事の後は洗う
猫の食器は、見た目にはきれいでもフードの食べかすや猫の唾液で汚れています。猫が食事を終えたら、食器は洗ってあげるようにしましょう。水入れ用の食器も同様です。
食器用洗剤には界面活性剤が使用されており、猫の体に害を与えかねませんので、基本的には洗剤は使わず水洗いにします。どうしても汚れやにおいが気になる場合は、ペット専用洗剤も販売されていますので、使用してみて下さい。猫用の食器を洗う場合は人間用のものと兼用にせず、猫専用のスポンジを用意しましょう。
まとめ
猫の食器は、大きさや素材だけでなく、デザインや用途など実に様々なものがあり、迷ってしまいますね。種類は豊富ですが、それぞれ特徴が違います。お手入れしやすく、猫が食べやすい、素材やデザインの気に入ったものを選んでみて下さい。食器はいつも清潔にしておくことを心がけて、猫のお食事タイムが快適なものになるようにしてあげたいですね。