猫に芸を覚えさせる方法としつけへの応用術

猫に芸を覚えさせる方法としつけへの応用術

「犬のように、お手やおすわりなどの芸を猫に教えてみたい」と思ったことはありませんか。猫にもよりますが、実は教え方次第で芸を覚えさせることができます。どのように芸を教えれば良いのか、この記事で詳しく解説します。

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猫に芸を覚えさせるには

飼い主さんにタッチする猫

猫は芸を覚えるのか?

芸を覚えるペットといったら「犬」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実は猫にも芸を覚えさせることができます。もちろん、知能や賢さは猫によって個体差があるため、全ての猫が必ず芸を覚えるのかといったらそうではありません。

猫に芸を教える時のポイント

しかし、教え方を工夫すれば芸を覚えさせやすくできるため、やってみる価値はあります。猫に芸を覚えさせるには、「音」と「おやつ」が大きなポイントとなってきます。

ある一定の音や声を聞かせたあとにすぐ教えたいポーズなどをとらせて、その後におやつを与えるようにします。すると、猫は「この音がした時にこのポーズをとれば、おやつがもらえる」と覚えるようになるのです。

どの芸も基本的にこのような流れで覚えさせるのが一般的です。

クリッカーを用いて猫に芸を教える

「おすわり」や「お手」などと言って猫に芸を教える方法も良いですが、あらゆる芸を教える際に利用できる「クリッカー」という道具を使うのもおすすめです。

猫に芸を教える時あると便利な「クリッカー」とは、ボタンをおすと「カチッ」という音が鳴る玩具で、犬のしつけなどでも使用します。

人間の声などによって猫に覚えさせる場合、人によって声のトーンが変化したり、体調などによっても微妙に声の状態が変わってしまうため、常に全く同じ声を出すというのは難しいです。

しかし、クリッカーであれば常に同じ音を出すことができますし、騒音にもならないため、芸を覚えさせる際の「音」として利用しやすいのです。

「カチッ」と音がした時=おやつがもらえるということを教えれば芸を教えることがしやすくなるため、活用している飼い主さんもたくさんいます。

猫に3つの芸を覚えさせる方法

おすわりをする猫
  • おすわり
  • お手
  • バーン

それでは、具体的にどのような芸をどのような方法で教えていけばよいのか、紹介していきます。
猫を飼っている飼い主さんは、ぜひ以下の方法を参考にしながら芸を教えてみてはいかがでしょうか。

猫におすわりを覚えさせる方法

「おすわり」は、猫に教える芸の中でも比較的難易度が低い芸といえます。まず、猫におやつを見せます。おやつを猫の頭の上などに持っていくなどして、「おすわり」のポーズをとったらクリッカーをカチッと押すと同時に、おやつを与えます。この行動を何回も繰り返すことによって「おすわりをするとおやつがもらえる」ということを教えるのです。

猫にお手を覚えさせる方法

お手を覚えさせたい場合は、まずおすわりを覚えさせましょう。おすわりを覚えたら、おすわりしている状態から手を上げさせるように動かして、そのあとにクリッカーを鳴らし、おやつを与えます。すると、「おすわりのあとにお手をすると、さらにおやつがもらえる」と猫が覚えるのです。

猫にバーンと撃つと倒れる芸を覚えさせる方法

「バーン」と言って手をピストルの形にして向けた途端、コロンと倒れる芸をやる犬はよく見かけます。しかし猫も、教え方や猫の賢さ、性格などによっては、この動きをさせることができるのです。

まず猫の前で「バーン」と言って手をピストルの形にし、次に手で猫を動かしてコロンと寝ころばせましょう。そしてその後にクリッカーをカチッと鳴らし、おやつを与えます。

これを繰り返していくことによって、お手やおすわりと同様に「この行動をすればおやつがもらえる」ということを覚えさせるのです。少々難易度の高い芸ではありますが、お手やおすわりなどの芸を覚えられたら、トライしてみるのもよいでしょう。

猫に芸を覚えさせるメリット

白猫の手アップ

猫に芸を覚えさせるメリットは以下の通りです。

猫とコミュニケーションができる

一番のメリットは、芸を通して猫とコミュニケーションがとれるという点です。芸を教えたり、おやつをもらったりすることによって、猫は「飼い主さんにたくさんかまってもらえている」と感じるため、猫との信頼関係も築きやすくなります。

もちろん、芸をさせなくても普通におもちゃで遊んであげたり、撫でてあげたりすることもコミュニケーションのうちに入りますが、猫に芸を教える事は、それとはまた違ったコミュニケーション方法をとってみたいという場合にもおすすめです。

食事やイタズラの管理

猫に待てやお座りの芸を覚えさせておくと、ご飯の時にとても役に立ちます。猫がお腹を空かせている時、フードをあげようとすると自分でお皿をひっくり返したり、多頭飼いの時は他の猫のフードを食べてしまったりと制御が出来ない事がよくありますよね。

猫にお座りなどの芸を教えご飯を食べる時にお座りをしていてくれると自分勝手にご飯を食べないので食事の管理がとてもスムーズになります。

また、猫がイタズラをしようとしている所を発見した時、早めにお座りなどのサインを出しイタズラを未然に防ぐ事もできるでしょう。

猫が芸を覚えることのしつけへの応用術

おやつをもらう猫

芸を覚えられる猫の場合、その行動を応用して日頃のしつけに繋げることも可能です。例えば机の上に乗る癖をやめさせたい時、猫を下に降ろしてからクリッカーを鳴らし、おやつを与えることによって「下に降りればおやつがもらえる」と覚えるようになります。

他にも、入ってほしくない場所に入ってしまうような時は、猫を一旦部屋から出した上で、クリッカーを鳴らしておやつを与えるというしつけ方法などもあります。

このように飼い主がやってほしくない行動をやめれば、おやつがもらえるということを覚えさせるのに活用することができるのです。猫が覚えられるのは芸だけではなく、しつけの行動も教えることが可能です。

まとめ

机の上のおやつを食べる猫

芸をしている猫の様子というのは、とても可愛いものです。芸やしつけを覚えさせるための「クリッカー」も比較的安価で購入できるので、はじめは「お試し感覚」くらいの軽い気持ちで教えてみてもよいでしょう。

芸を教えていく中で、猫とコミュニケーションをとることもできるので、「最近猫とコミュニケーション不足だな」と感じている人もぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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