猫と電車に乗る時の料金、マナー

猫と電車に乗る時の料金、マナー

猫と電車に乗るにはどのようにしたら良いのでしょうか?料金はどのくらいかかるのか?それから、猫が電車に乗るときのマナーとは何か?猫も人間も快適に電車の中で過ごせるようにするには、どのようにすれば良いかまとめました。

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猫と電車に乗るときの料金

改札口

猫を電車に乗せる時は、猫の扱いが「手回り品」となります。手回り品の運賃をまとめましたので、参考にしてみてください。

  • JR東日本の手回り品料金は、1個につき280円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。
  • 都営地下鉄の手回り品の料金は無料です。
  • 大手の私鉄の手回り品の料金は、無料のところが多いです。東京メトロ、東京急行電鉄、小田急電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、東武鉄道、相模鉄道などの料金は、無料です。
  • 名古屋鉄道、近畿日本鉄道、南海電鉄、京阪電鉄、西日本鉄道 阪神電気鉄道などの料金は280円です。

関東の方は、無料で利用出来る鉄道が多いのに対して、関西の方は有料のところが多いようです。手回り品の切符は鉄道会社によって、販売方法が違います。自動券売機で販売するところもあれば、駅員さんが販売しているところもあるようです。分からない時は、駅員さんに問い合わせてみてください。

猫と電車に乗るときのマナー

ホームでくつろぐ猫

猫と一緒に電車に乗る時は、周辺の方への配慮も大切です。特に都心部の電車はかなり込み合います。なかには、猫を苦手とする方もいらっしゃる事もあるので、気をつけましょう。

猫を入れ物から、外に出さないようにする

まず電車に乗ったら、キャリーバッグなどに入れた猫は、足元や膝の上に置くようにます。猫を入れ物から出すことは、他の乗客の迷惑にもなりますし、猫が逃げてしまう危険性もあるのでやめましょう。それから、手回り品の規定の違反にもなります。気をつけましょう。

猫の鳴き声がうるさいようであれば一旦外へ

他の乗客の方に迷惑をかけないようにする事が猫を電車に乗せる時のマナーです。猫が、いつもと違う環境で、不安がっていつまでも大きな声で鳴くような場合は、人の少ない車両や、デッキに移動するなどの配慮も必要です。また、時間に余裕があるときは、電車から降りて、休憩時間を入れてあげると良いと思います。

猫をかまいすぎないようにする

猫を電車に乗せた時、飼い主の方がかまいすぎる事があります。猫は、いつもと違う環境で不安になっています。飼い主の方は猫の事が心配かとは思いますが、電車に乗っている間は、静かに様子を見る程度にしましょう。

猫の乗り物酔い対策

猫を、電車に乗せる事で心配なのは、乗り物酔いだと思います。猫の乗り物酔い対策としては、電車に乗る日のエサをあげる時間に気を付けましょう。電車に乗る時間の、少なくても3時間前にエサを与えましょう。

猫が乗り物に酔った時は、まず入れ物中でそわそわ動き出します。それから、何度もあくびが出る、よだれが出るなどの症状が見られます。猫によっては人と同じように嘔吐をする事もあります。

何回も乗り物酔いしている猫は、お医者さんで猫の酔い止め薬の錠剤で処方してもらうのも良いでしょう。また、酔い止めの注射を打ってもらうこともあります。

猫を電車に乗せる時に必要な条件

電車内

猫が電車を利用する時は、入れ物(ケース、ケージ、キャリーバッグ)などに入れないと乗ることが出来ません。猫の入れ物は、お手回り品となり、入れ物の大きさや重さなどの規定があります。各鉄道会社によって規定の違いがあるので、電車を利用する前に確認しましょう。大手の鉄道会社の規定をまとめました。

猫とJR東日本を利用する時の規定

猫の全身が隠れるようにしてください。ケージやキャリーなどに猫の全身入れます。顔や体を出したままは、乗せることが出来ません。

  • 猫の入っている入れ物の長さ70cm以内にします。タテ・ヨコ・高さの合計が90cm以内にします。
  • 重さが10kg以内にします。
  • 猫とケースの重さの合計で、10kgに計算します。

猫と都営地下鉄を利用する時の規定

  • 猫の入っている入れ物が、縦、横、高さの合計が250cm以内に収まるようにします。
  • 重さ30kg以内であることです。猫と入れ物の重さの合計で、3kg以内にします。

猫と京王電鉄を利用する時の規定

  • 猫の入っている入れ物が一辺最大長さ70cm以内にします。 タテ・ヨコ・高さ合計90cm以内にします。
  • 猫と入れ物の合計が30kg以内にします。
  • 猫の頭まですっぽり入ればカバンでも利用可能です。

猫と阪急電鉄を利用する時の規定

  • 猫の入っている入れ物の、一辺最大長さ70cm以内にします。タテ・ヨコ・高さ合計制限は、ありません。
  • 猫の頭まですっぽり入ればカバンでも利用可能です。

猫と阪神電気鉄道を利用する時の規定

  • 猫の入っている入れ物が、一辺最大長さ70cm タテ・ヨコ・高さ合計90cm以内にします。 ペットカートの使用に関しては特に大きさの制限は、ありません。
  • 猫の頭まですっぽりとおさめれば使用可能です。

猫と西日本鉄道を利用する時の規定

  • 猫の入っている入れ物の、一辺最大長さ制限はありません。 タテ・ヨコ・高さ制限もありません。
  • 猫の頭まですっぽり入ればカバンでも利用可能です。カートも制限もありません。

その他の路線を猫と利用する時の規定

  • 猫の入っている入れ物の一辺最大長さ70cm以内にします。 タテ・ヨコ・高さの合計が90cm以内の入れ物に入れます。
  • 猫と入れ物の合計が、10kg以内にします。
  • 猫の頭まですっぽり入ればカバンでも利用可能です。

※その他の路線とは、下記のことを指します。
「東京メトロ」「東京急行電鉄」「小田急電鉄」「京成電鉄」「京浜急行電鉄」「東武鉄道」「相模鉄道」「名古屋鉄道」「近畿日本鉄道」「南海電鉄」「京阪電鉄」

猫を運ぶ際の注意点

事前に利用する鉄道会社などに確認しておく

利用する電車での、猫を乗せる際の規定がどのようになっているかを必ず調べて、詳しく知りたい時には直接問い合わせをしましょう。電車に猫を乗せる際には手荷物(手回品)になります。当日は、利用する駅の改札口などで駅の係りの人に猫の入ったキャリーバッグを見せて、必要なきっぷを購入します。

脱走に注意する

駅のホームなどはもちろん、電車内でも猫をキャリーバッグから出さず、脱走しないように気をつけましょう。見知らぬ所で猫が脱走してしまうと、見つけることはとても難しくなります。安易にキャリーバッグを開けないように心がけましょう。

周りの乗客に配慮する

電車を利用している人が、猫好きとは限りませんし、猫アレルギーの人もいるかも知れません。猫を電車に乗せる時にはラッシュの時間帯を避けて利用し、電車の中ではキャリーバッグを足元に置くか、膝の上に抱えるようにしましょう。そうすることが猫の安全にもつながります。

猫の体調に気をつける

電車内で猫が吐いたり、粗相をしたりしていないか、また体調が悪くなっていないかなどを注意して見ているようにしましょう。猫の乗り物酔いが不安な場合には、事前に獣医さんに相談して、酔い止め薬をもらうなどの対策をとっておくこともできます。

電車に乗る前に準備しておく物

バッグに入る猫

キャリーバッグ

猫は必ずキャリーバッグやケージなど、蓋がついていて猫の全身が完全に隠れるものに入れて運ぶ必要があります。 利用する電車によって持ち込める入れ物の大きさが違うため、事前に問い合わせたり調べたりするなどして、規定に合うものを用意してください。

ハーネス

猫の万が一の脱走に備えて、ハーネスをつけておくようにしましょう。 猫の前足付け根部分とと胴体をしっかりとホールドしてくれるものが安心です。ベストタイプや服に近いもの、リードでも8の字になっているものなど、猫の体から抜けにくいものを選んでください。

飲み水

脱水症状を起こさないように猫のために飲み水を用意しておきましょう。水を入れる折りたたみ式のボウルがあると水をあげやすくなります。

フード(おやつ)

電車内で吐くことのないよう、できるだけフードは与えないほうが良いですが、長時間の移動や、猫がフードを欲しがる時などのために、いつものフードやおやつを準備しておくと良いでしょう。

タオル

猫が粗相をしたり吐いたりした時のためにタオルも準備しておくと良いでしょう。猫や飼い主さんの匂いのついたものをキャリーバッグに入れておいて、猫を少しでも安心させるためにも使えます。

ペットシーツ、ビニール袋

猫が排泄してしまっても良いように、キャリーバッグにペットシーツを敷いておくと安心です。汚れたものを入れるビニール袋も準備しておけば、周りに迷惑をかけないようにできます。

猫と電車に乗るときに役立つグッズ

猫壱 ポータブルキャリー

猫壱 ポータブルキャリー 使わないときはコンパクトに収納できます

折りたたむことができる猫用のキャリーバッグです。幅×奥行き×高さ=25cm×46cm×25cmで縦横高さの合計が96cmとなります。対荷重は6kgほどです。天面の大きな窓と前面の小さな窓の2箇所に開口部があるので、猫を出し入れしやすくなっています。天面窓は目隠しカーテン付きなので、中に入れられた猫の不安を軽減します。使わない時は折りたためるので置き場所にも困りません。底板は撥水加工済みで、ゴムバンドもついているので、普段使っているタオルなどを敷くことができます。

Ange do Roses ペットキャリーバッグケース

Ange do Roses ペットキャリーバッグケース 犬 猫 兼用

リュックタイプで背負うことができる猫用のキャリーバッグです。幅×奥行き×高さ=31㎝×25㎝×35㎝で縦横高さの合計が91cmとなります。前面上下と両サイドにメッシュ素材の部分があるので通気性も抜群で、内部の蒸れを防ぎ、猫の様子を確認しやすくなっています。シリコン製のボウルがついているので、水やフードを与えることができます。

Purrpy 猫キャリー

Purrpy 猫キャリー小型犬 猫用 2way ショルダーペットキャリーバッグ

高品質のオックスフォード布で作られた猫用のキャリーバッグです。5kgまでの重さの猫に適しています。幅×奥行き×高さ=43cm×24.5cm×26cmで、縦横高さの合計が93.5cmとなります。飛び出し防止のリードが付き、蓋部分は大きく開いて猫の出し入れがしやすく、メッシュになっているため通気性が良くなっています。

キャリーバッグ 猫 犬 ペットバッグ リュック

ファスナーの開閉で、組立や分解と折り畳みが簡単にできるペット用キャリーバッグです。リュックにもショルダーにも手持ちにもなり、底を取り外せばベッドにもなります。幅×奥行き×高さ=30cm×30cm× 25cmで、縦横高さの合計が85cmでコンパクトです。猫の推奨体重は8kgまであります。生地は亜麻で通気性があり、バッグの上部と正面はメッシュになっているので中の様子が確認できます。

Dadypet ペットキャリーバッグ

Dadypet ペットキャリーバッグ

ショルダーにも手提げにもなる、7kg以内の猫用キャリーバッグです。型崩れしにくいしっかりしたつくりですが、底部には柔らかい中敷があるので猫が快適に過ごせます。バッグの側面を開くことでバッグ内のスペースを広げることができます。上部と入り口はメッシュ素材になっているので通気性もよく、外の様子が見られるので、移動中の猫の負担を軽減します。

まとめ

可愛らしい子猫

猫と電車に乗るときは、細かく入れ物の大きさや重さの規定があります。電車を利用する時は、事前に各鉄道会社に問い合わせしましよう。

猫の入れ物は色々ありますが、ケージだと大きい物が多く、重さもあります。キャリーバッグは、軽くて使いやすいと思います。それから、猫が落ち着いて電車に乗れるように飼い主の方も配慮しましょう。電車は、たくさんの人が利用します。なかには、猫を苦手な人もいますので、迷惑をかけないようにしましょう。

女性 モン

ワタシは愛猫を電車に乗せたことはありませんが、乗せている人を見たことはあります。
猫ちゃんが少し鳴いていたので飼い主さんはとても肩身が狭そうでしたが、
もし自分が愛猫と電車で移動することになったら、やはり気をつかってしまうだろうな、と思います。

猫を入れるキャリーなどの大きさが決まっているなんて、知りませんでした。
今後の参考になりました!

フェリウェイという猫の分泌するホルモンを人工的に作ったスプレーがあるようですので、
それをキャリーの中にシューッとしておくと、猫が落ち着くという話を聞いたことがあります。
もし愛猫を電車に乗せる機会があれば、使ってみようと思います。
猫も慣れない電車にはドキドキでしょうから、なるべくストレスを感じない環境作りをしておくことが大切かと思いました。

女性 ゆき

私は車をもっているので、自分が電車に乗る機会もないため、愛猫を電車に乗せたことはありません。ですが、ついこの間ちょっとした出来事があったので、みなさんにお伝えしようかとおもいます。

妹がこちらの地元に帰ってきているとき、猫を保護しそのまま連れて帰ると決まったので送ってあげたかったのですが、車で自宅まで送ると3時間半も掛かってしまいます。電車なら2時間かからずに帰ることが出来るため、電車で帰ることになりました。

念のため猫を乗せても良いかの確認と、料金を聞くため電話をすると、猫の乗車はクルート等に猫をいれればOKとのことだったので、電車で帰ることに決定したのですが・・・。

いざ電車に乗ると運転手さんや乗客の人たちにはとても冷ややかな目で見られ、子猫が小さな声で「ニャー」と発した時には周りから睨まれため息をつかれたそうです。

とてもじゃないけど乗っていられないと感じた妹は私に連絡をしてきたので、次の駅で降りるよう伝え、結局私が自宅まで送り届けました。

猫がきらいなひともいますが、どうしても電車で帰らなければいけない人もいるのが現状です。もう少しペットに対し優しい機関になってくれたらな、と痛感した日でした。