綿棒で猫の発情期の鳴き声を抑える事が出来る!驚くべき方法とは

綿棒で猫の発情期の鳴き声を抑える事が出来る!驚くべき方法とは

猫の発情期の鳴き声を抑えるには綿棒が効果的です。猫の発情期の鳴き声は大きいので、近所の人に筒抜けになる可能性が高いです。近隣住民でもはっきり猫の発情期の声が聞こえるので、近くにいる飼い主にはより鳴き声が大きく感じられます。ここでは、猫の発情期の鳴き声を綿棒で押さえる方法をご紹介します。

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

綿棒で猫の発情期の鳴き声を抑える方法

綿棒で猫のおしりを刺激しているイラスト

猫の発情を止める方法は、ただひとつ排卵をさせることです。 猫は、交尾排卵動物なので交尾と同じような刺激を与えれば排卵を促すことが可能です。

綿棒を使って、猫に擬似的な交尾の感覚を与えるという手法があります。 綿棒の先にオイルを少量塗り、陰部を刺激してあげるのです。すると、猫はオス猫と交尾したと勘違いして排卵を起こします。

綿棒での擬似交尾を2日間行えば、その後1ヶ月から2ヶ月は猫が発情しなくなると言われていますが、もちろん個体差がありますので一概には言い切れません。

綿棒で猫の発情期を抑える方法の注意点

くっついて寝ている2匹の猫

綿棒で猫の発情期を抑える行為は、膣や性器を傷つけてしまう恐れがあります。
特に素人が猫の性器を刺激することは、動物医療の観点から非常に危険な行為とされていますので、飼い主さんが自分の判断で安易に行うのは避けましょう。

緊急処置的にどうしても行いたい場合はかかりつけの獣医師に必ず相談し、獣医師に行ってもらうか、獣医師に確認してもらってから行うようにしてください。

これはあくまでも、有効と言われている手段であり発情の度に行うべきことではないということを認識しておきましょう。

綿棒以外で猫の発情期を抑えるには

青空の下にいる2匹の猫

綿棒で以外で猫の発情期を安全に抑える方法は、避妊手術です。
避妊する事で、猫に備わっている生殖本能を取り除いてしまいます。

また、子供を作らせる気がないのであれば子宮を温存しておく事は、猫の身体にとってあまり好ましくありません。

子作りをしないまま子宮を残してしまうと、子宮の病気に罹患したり、性行為を求めて猫が脱走したりします。
交尾の相手のオス猫が、万が一エイズウイルスや白血病ウイルスなどを保有していると感染してしまう恐れがあります。
様々なリスクを回避するためにも、子宮は出来るだけ早く取り除いてあげましょう。

避妊手術をする事に抵抗感がある飼い主もいると思いますが、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、望まない妊娠など様々なリスクを避妊手術を実施することで避けることができます。

子宮を取り除き、余計な病気やトラブルを持ち込まないようにする事が、飼い主に出来る発情期対策です。

まとめ

並んで歩く2匹の猫

猫の発情期によって眠れない夜を強いられる飼い主は多いと考えられます。
応急処置として、猫に綿棒で刺激を与えて排卵を促すことで、発情期を乗り切る方法があります。

しかし、綿棒を使用する方法は場合によってはその場凌ぎにしかなりません。
何より素人が猫の性器を刺激する事はとても危険です。

よって、より効果的に猫の発情期を抑えたいのであれば避妊手術が最良の手段です。
避妊手術は猫の身体に少なからず負担が掛かるので、飼い主にとっては苦渋の決断だと考えられます。
しかし、病気や妊娠のリスクを考えると子宮は猫のためにも早めに除去してあげる必要があります。

綿棒による擬似性行為は、あくまで応急処置と心得てください。

投稿者

40代 女性 いずみ

我が家もメスの猫ちゃんを飼っていますが、赤ちゃんを産むまでは、発情期に暴れたりして大変でしたので、困っていましたが、発情期が比較的短めだったので、あまり気にしないようにしました。
次に飼った猫ちゃんとの間に、赤ちゃんが生まれてから避妊手術をして病気を予防しようと思いました。子猫ちゃんが、成長してメスの子の生理がはじまると母猫がなめてあげていました。ほどなくすると、その猫ちゃんは里親のもとにいき、避妊手術をして元気に過ごしているそうで安心しました。
メスの猫ちゃんに子猫を望まないのなら、早めに避妊手術を受けさせてあげましょう。

スポンサーリンク